ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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『エクスペンダブルズ2』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(突っ込みがいのある楽しい映画)

スタローンと楽しい仲間たちが繰り広げるお祭り映画。
シューティングゲームのような大量殺戮ショウが展開されている。
映画のレベルとしては高いとは思わないが、そのようなものが求められる映画ではなく、本作の制作趣旨どおりの映画に仕上がっている。
第二弾となったためか、監督が代わったためか分からないが、チームとしてのまとまりが良くなったと思われる。
それぞれのキャラクターに適した見所が与えられており、見せ場をきちんと見せている。
シュワに「戻りすぎだ」と突っ込むブルース、シュワに溶鉱炉に放り込むぞと脅すやり取りなど、過去のネタを題材にした掛け合いなども多く、かなり楽しめる。

ギャグでやっているのか、本気でやっているのか、よく分からないところが本作の最大の良さと思われる。

スタローンがヘムズワースから悩みを打ち明けられて、何故かおもむろにバイクに乗り込み、何故か飛行機に向うと、何故かブルース・ウィリスが登場するという、この一連の謎の流れが好きだ。
金を返せ、仕事をしないとグアンタナモに放り込むぞと言われて、バカ正直に素直に従うところもスタローンらしい。
指定されたとおりバカ正直に女に会いに行き、バイクは手作りかと女に聞かれて、華麗にスルーするスタローン、再度聞かれても再び華麗にスルーするスタローン。
女のボケにようやくつっこんでも大したオチがないというところも良い。

お目当ての金庫前の扉では大男が大量にいるにも関わらず、たったの二人の筋力だけでなんとかしようとする単純さ。
腕がプルプルしても当然誰も助けないところはチームのメンバーに対しての信頼が描かれている。

あれほど凶悪な設定のヴァン・ダムもヘムズワースを殺して、残りのキャラクターには一切手を付けないというボーナス設定も凄すぎる。
あのような最大の危機の際に、チャック・ノリスを登場させても、シュワを登場させても、ブルースを登場させてもよいにも関わらず、あえて誰も使わずにスルーするという斬新さはさすがの流れだ。

そもそもあそこまで鉱山を牛耳っておいて、ヴァン・ダムはあの情報が本当に必要だったのか、ブルースはあそこまで鉱山を牛耳られて、あの情報だけを得てどうするつもりだったのかという疑問は本作には存在しない。

完全に武装しているのに、丸腰の相手に丸腰で戦うところはお約束の流れ。
突然ロッキーに復活するところはさすがだ。
肉弾戦だったのに、結局、最後はチェーンという落としどころは誰にも思いつかないだろう。

また、チャック・ノリスが登場すると、ペロペロピーという訳の分からない音楽が流れるところが素晴らしい演出だ。
最後には飯の種に群れてもいいかなと言いながら、スタローン達とは別のヘリコプターに乗るチャック・ノリス。
彼のことはよく知らないが、彼に対するリスペクトが伝わってくる。

スタローン映画にありがちな仲間が死んでリベンジするところや、女性の趣味が微妙なところもスタローン映画の流れを汲んでおり、我々を裏切らない。
決して美女を登場させることはしない。

さらに、ある人物が喋るとカメラがその人物の正面に向けられる、そして別の人物が喋るとその人物の正面にカメラが向けられる。
その繰り返しもギャグなのか、本気なのか、別撮りなのか、我々も惑わしてくれる。
凄いものの片鱗を味わえる映画だ。
どんなに年をとっても、どんなに光を失っても、輝いている輝く、スターの偉大さを教えてくれるとともに、観る者にも勇気や希望を与えてくれる作品ではないか。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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