ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(3月第1週目)

1位となったのは新作の「ジャックと天空の巨人」。
事前には週末3日間で26.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る28.0百万ドルのオープニングを飾った。
しかし、製作費195百万ドルの回収は厳しいだろう。
公開前に『「ジャックと天空の巨人」は監督がイマイチだが、この手の作品は勝手にヒットする』と書いたように、全世界で稼げそうとはいえ、この製作費は理解に苦しむ。
ブライアン・シンガー監督の冒険モノ。
主演は「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のニコラス・ホルト。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150→152
☆08年「ナルニア国物語/第2章」トータル142百万ドル
OP55→091→115→126→132→136→138
☆10年「ナルニア国物語/第3章」トータル104百万ドル
OP24→043→063→087→095→098→101
☆10年「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル89百万ドル
OP31→59→71→78→82
☆06年「エラゴン」トータル75百万ドル
OP23→38→56→67→70
☆07年「ライラの冒険」トータル70百万ドル
OP26→41→49→59→66
☆13年「ジャックと天空の巨人」
OP28百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ジャックと天空の巨人」の興行収入は75~91百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、来週から「オズ」も公開されるので、伸びないだろう。
「ジャックと天空の巨人」の興行収入は7千万ドルと予想したい。
ファミリー向けファンタジー作品が当たりやすいからといって、製作費を掛けすぎだ。
個人的に、ブライアン・シンガー監督の手腕もあまり信用していない。


2位は4週目の「Identity Thief」。
トータルでは107百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルをあっさりと回収し、ついに1億ドルを突破した。
コメディ作品はやはり強い。
監督は、11年「モンスター上司」をヒットさせたセス・ゴードン。
主演は、「モンスター上司」に出演していたジェイソン・ベイトマン、「ブライズメイズ」のメリッサ・マッカーシー。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Four Christmases」トータル120百万ドル
先46→69→88→100→111→118
☆10年「アラフォー女子のベイビー・プラン」トータル28百万ドル
OP08→16→21→025→027
☆11年「モンスター上司」トータル118百万ドル
OP28→60→83→096→105
☆11年「The Change-Up」トータル37百万ドル
OP14→26→32→034→036
☆13年「Identity Thief」
OP35→71→94→107百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Identity Thief」の興行収入は116~132百万ドルとなる。
評価は普通なので、あまり伸びないだろうと思ったが、時期的にプレジデント・デーなどの休みなどもあり、気軽なコメディ作品が伸びたか。
「Identity Thief」の興行収入はオープニング1億ドル台と予想したが、先週に引き続き1億2千万ドル台と予想したい。
「モンスター上司」トータル118百万ドルを超えるかどうかが注目となる。
コメディ作品はやはりローリスク・ハイリターンだ。


3位となったのは新作の「21 and Over」。
事前には週末3日間で14.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る9.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費13百万ドルは回収できるだろう。
公開前に『「21 and Over」はヒットしそうだ』と書いたが、コケてしまった。
「ハングオーバー」の脚本家のジョン・ルーカス監督のコメディ作品。
「ハングオーバー」の監督がプロデュースした「Project X」もイマイチであり、飽きられているのか。
関連作品は以下のとおり。
☆12年「Project X」トータル55百万ドル
OP21→40→48→52
☆13年「21 and Over」
OP09百万ドル→
これとの対比で考えると、「21 and Over」の興行収入は24百万ドルとなる。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「21 and Over」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
「ジャックと天空の巨人」とは異なり、製作費は安いので、ハズれても問題はない。


4位となったのは新作の「The Last Exorcism Part II」。
事前には週末3日間で12.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る8.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費5百万ドルなので楽に回収している。
公開前に『「The Last Exorcism Part II」は普通』と書いたとおりとなりそうだ。
イーライ・ロスプロデュースのホラー作品。
監督は実績のないEd Gass-Donnelly。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ラスト・エクソシズム」トータル41百万ドル
OP20→32→38→40
☆12年「The Last Exorcism Part II」
OP08百万ドル→
これとの対比で考えると、本作の興行収入は16百万ドルとなる。
評価は良くないので、伸びないだろう。
「The Last Exorcism Part II」の興行収入は1千万ドルと予想したい。
これでも十分黒字となりそうだ。
「ジャックと天空の巨人」とは異なり、製作費は安いので、ハズれても問題はない。


5位は2週目の「Snitch」。
トータルでは24百万ドルとなっている。
監督は実績のないリック・ローマン・ウォー。
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)主演のアクション作品。
スーザン・サランドン、ベンジャミン・ブラットが出演している。
公開前に『ヒットはしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)は人気俳優だが、ファミリー向けではなさそうなので苦戦すると思った。

ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)主演映画の興行収入は以下の通り。
☆07年「ゲーム・プラン」トータル91百万ドル
OP23→43→59→69→77→82→85→87
☆09年「ウィッチマウンテン」トータル67百万ドル
OP24→44→53→58→62→64→64→65
☆10年「妖精ファイター」トータル60百万ドル
OP14→26→34→42→50→54→56→57
☆10年「Faster」トータル23百万ドル
先12→18→21→23
☆12年「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」トータル104百万ドル
OP27→53→77→85→91→95→97→98
☆13年「Snitch」
OP13→24百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Snitch」の興行収入は31~55百万ドルとなる。
評価は高いので、多少の伸びはあるだろう。
「Snitch」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
今年公開されたステイサム、スタローン、シュワが沈み、ブルースの「ダイ・ハード」もイマイチなので、この程度でも十分だろう。


6位は3週目の「Escape From Planet Earth」。
トータルでは43百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収は完了した。
ヒット確実の3Dアニメ作品だが、メジャースタジオではなかったので、公開前に『やや微妙』と書いたとおりとなりそうだ。

WEINSTEIN COMPANYのアニメが参考となるか。
☆05年「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」トータル51百万ドル
OP12→29→38→44→47
☆13年「Escape From Planet Earth」
OP16→35→43百万ドル→
これとの対比で考えると、「Escape From Planet Earth」の興行収入は58百万ドルとなる。
評価は普通程度であり、伸びはないとは思うが、思ったよりは稼ぎそうだ。
「Escape From Planet Earth」の興行収入はオープニング時に4千万ドル台と予想したが、先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できており、合格レベルではないだろう。


7位は3週目の「Safe Haven」。
トータルでは57百万ドルとなっている。
製作費28百万ドルはあっさりと回収した。
ニコラス・スパークス原作のラブストーリー。
主演は、12年「ロック・オブ・エイジズ」(トータル39百万ドル)のジュリアン・ハフ、「トランスフォーマー」シリーズのジョシュ・デュアメル。
監督は、ラッセ・ハルストレム。
公開前に『ニコラス・スパークス原作の「Safe Haven」は他の原作作品と同程度は稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ニコラス・スパークス原作作品の興行収入は以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
☆08年「最後の初恋」トータル42百万ドル
OP13→25→32→37→39→40→41→41
☆10年「ラスト・ソング」トータル63百万ドル
先25(OP16)→42→50→55→59→60→61→62
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77→79→79→79
☆12年「The Lucky One」トータル60百万ドル
OP23→39→48→54→57→58→59→59
☆13年「Safe Haven」
木30→48→57百万ドル→
「親愛なるきみへ」はラッセ・ハルストレム監督作品。
「きみに読む物語」以外の作品との対比で考えると、「Safe Haven」の興行収入は69~78百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「Safe Haven」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
バレンタインシーズンもあるが、この手の作品は手堅く稼げる。


9位は3週目の「ダイ・ハード/ラスト・デイ」。
トータルでは60百万ドルとなっている。
製作費92百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『過去のシリーズ作品より大きく落ち込まないだろう』と書いたが、微妙な結果となりそうだ。
主演は、ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー。
監督は、01年「エネミー・ライン」(トータル59百万ドル)、08年「マックス・ペイン」(トータル41百万ドル)のジョン・ムーア。
シリーズモノのアクション作品。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆88年「ダイ・ハード」トータル83百万ドル
☆90年「ダイ・ハード2」トータル118百万ドル
☆95年「ダイ・ハード3」トータル100百万ドル
☆07年「ダイ・ハード4.0」トータル135百万ドル
水48→84→103→116→125
☆13年「ダイ・ハード/ラスト・デイ」
木33→52→58百万ドル→
知名度の割にはアメリカではあまり稼げていないシリーズ。
前作との対比で考えると、「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の興行収入は76百万ドルとなる。

ブルースは端役だったが、以下が参考となるか。
☆10年「エクスペンダブルズ」トータル103百万ドル
OP35→65→82→92→98→101
☆12年「エクスペンダブルズ2」トータル85百万ドル
OP29→52→66→76→80→083
☆13年「ダイ・ハード/ラスト・デイ」
木33→52→60百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の興行収入は75~77百万ドルとなる。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の興行収入は先週まで8千万ドル台と予想したが、7千万ドル台となりそうだ。
全世界で稼げる作品とはいえ、続編ゴーサインに影響が出そうな結果となりそうだ。


10位は2週目の「Dark Skies」。
トータルでは13百万ドルとなっている。
スコット・スチュワート監督のサスペンス作品。
暗めの作風であり、公開前に『ヒットはしないだろう』と書いたが、製作費3.5百万ドルの作品であり、黒字となりそうだ。

スコット・スチュワート監督の興行収入は以下のとおり。
☆10年「レギオン」トータル40百万ドル
OP18→29→35→38→39
☆11年「プリースト」トータル29百万ドル
OP15→24→27→29→29
☆13年「Dark Skies」
OP08→13百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Dark Skies」の興行収入は16~18百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、大して伸びないだろう。
「Dark Skies」の興行収入は先週に引き続き1千万ドル台と予想したい。
しかし、ここまで低予算ならば、これでも十分だ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆サム・ライミ監督のアドベンチャー作品「オズ はじまりの戦い」
☆コリン・ファレル、ノオミ・ラパス主演のサスペンス作品「Dead Man Down」
「オズ はじまりの戦い」はビッグヒットとなるだろう。
「Dead Man Down」もまあまあ稼ぐのではないか。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

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