ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(3月第3週目)

1位は2週連続で「オズ はじまりの戦い」。
トータルでは145百万ドルとなっている。
製作費215百万ドルの回収が当面の目標となる。
公開前に『ビッグヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
サム・ライミ監督のアドベンチャー作品。
主演は、ジェームス・フランコ。
ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ、ミシェル・ウィリアムズが出演している。

ライバル作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150→152
☆13年「オズ はじまりの戦い」
OP79→145百万ドル→
これらとの対比で考えると、「オズ はじまりの戦い」の興行収入は227~232百万ドルとなる。
評価は高いので、多少の伸びはあるだろう。
「オズ はじまりの戦い」の興行収入は先週に引き続き2億2千万ドル台と予想したい。
当然、続編という話になるだろう。
著名原作のファンタジー作品は今後も制作されていきそうだ。


2位となったのは新作の「The Call」。
事前には週末3日間で12.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る17.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費13百万ドルをあっさりと回収している。
監督は、04年「マシニスト」(トータル1百万ドル)のブラッド・アンダーソン。
ハル・ベリー主演のサスペンス作品。
子役のアビゲイル・ブレスリンも出演している。
公開前に『コケるだろう』と書いたが、予想に反して高いオープニングを飾った。
先週公開されたノオミ・ラパスのサスペンス『Dead Man Down』がコケて、これがヒットするとは思わなかった。
アビゲイル・ブレスリンの人気だろうか。

ハル・ベリー主演のサスペンス作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「パーフェクト・ストレンジャー」トータル24百万ドル
OP11→18→22→23
☆13年「The Call」
OP17百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Call」の興行収入は37百万ドルとなる。
公開前は「パーフェクト・ストレンジャー」以下になると思っていた。

アビゲイル・ブレスリンが出演した作品の興行収入は以下の通り。
☆08年「ラブ・ダイアリーズ」トータル32百万ドル
先13→22→27→29→31
☆08年「幸せの1ページ」トータル48百万ドル
OP13→25→33→39→42
☆09年「私の中のあなた」トータル49百万ドル
OP12→27→36→42→45
☆13年「The Call」
OP17百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Call」の興行収入は42~69百万ドルとなる。
なかなか数字をもっている子役。
評価はそれほど悪くはない程度なので、大した伸びはないだろう。
「The Call」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
地味そうなサスペンスであり、製作費も安いので、十分なヒットといえる。


3位となったのは新作の「The Incredible Burt Wonderstone」。
事前には週末3日間で18百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る10.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費3千万ドルの回収が当面の目標となる。
監督はあまり実績のないドン・スカーディノ。
スティーヴ・カレル、ジム・キャリー主演のコメディ作品。
公開前に『かなりヒットするのではないか』と書いたが、一体どうしたのだろうか。
スティーヴ・カレルは信頼に足ると思っていたが、クセがあり過ぎる作品だったか。

スティーヴ・カレル主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル
OP21→49→69→82→91
☆07年「エバン・オールマイティ」トータル100百万ドル
OP31→61→79→88→94
☆07年「Dan in Real Life」トータル48百万ドル
OP12→23→31→37→42
☆08年「ゲットスマート」トータル130百万ドル
OP39→77→98→112→120
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆11年「ラブ・アゲイン」トータル84百万ドル
OP19→42→56→64→70
☆12年「エンド・オブ・ザ・ワールド」トータル7百万ドル
☆13年「The Incredible Burt Wonderstone」
OP10百万ドル→
どんなに悪くても「奇人たちの晩餐会USA」辺りは超えられると思うが。
評価はそれほど悪くない程度なので、伸びはないだろう。
「The Incredible Burt Wonderstone」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
製作費が安いので、問題ないが、スティーヴ・カレルは「エンド・オブ・ザ・ワールド」に続いての失敗となる。


4位は3週目の「ジャックと天空の巨人」。
トータルでは54百万ドルとなっている。
しかし、製作費195百万ドルの回収は厳しいだろう。
公開前に『「ジャックと天空の巨人」は監督がイマイチだが、この手の作品は勝手にヒットする』と書いたように、全世界で稼げそうとはいえ、この製作費は理解に苦しむが、公開延期などの事情があったようだ。
ブライアン・シンガー監督の冒険モノ。
主演は「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のニコラス・ホルト。

ライバル作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150→152
☆08年「ナルニア国物語/第2章」トータル142百万ドル
OP55→091→115→126→132→136→138
☆10年「ナルニア国物語/第3章」トータル104百万ドル
OP24→043→063→087→095→098→101
☆10年「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル89百万ドル
OP31→59→71→78→82
☆06年「エラゴン」トータル75百万ドル
OP23→38→56→67→70
☆07年「ライラの冒険」トータル70百万ドル
OP26→41→49→59→66
☆13年「ジャックと天空の巨人」
OP27→44→54百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ジャックと天空の巨人」の興行収入は67~77百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、「オズ」も公開されたので、伸びないだろう。
「ジャックと天空の巨人」の興行収入は先週に引き続き7千万ドルと予想したい。
ファミリー向けファンタジー作品が当たりやすいからといって、製作費を掛けすぎだ。
個人的に、ブライアン・シンガー監督の手腕もあまり信用していない。


5位は6週目の「Identity Thief」。
トータルでは124百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルをあっさりと回収し、1億ドルを楽に突破している。
コメディ作品はやはり強い。
監督は、11年「モンスター上司」をヒットさせたセス・ゴードン。
主演は、「モンスター上司」に出演していたジェイソン・ベイトマン、「ブライズメイズ」のメリッサ・マッカーシー。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Four Christmases」トータル120百万ドル
先46→69→88→100→111→118
☆11年「モンスター上司」トータル118百万ドル
OP28→60→83→096→105→110→113
☆13年「Identity Thief」
OP35→71→94→107→117→124百万ドル→
「モンスター上司」との対比で考えると、「Identity Thief」の興行収入は133百万ドルとなる。
評価は普通なので、あまり伸びないだろうと思ったが、時期的にプレジデント・デーなどの休みなどもあり、気軽なコメディ作品が伸びたか。
「Identity Thief」の興行収入はオープニング1億ドル台、5週目まで1億2千万ドル台と予想したが、1億3千万ドル台に上方修正したい。
「モンスター上司」トータル118百万ドルを超えるとは思わなかった。
コメディ作品はやはりローリスク・ハイリターンだ。


6位は4週目の「Snitch」。
トータルでは37百万ドルとなっている。
監督は実績のないリック・ローマン・ウォー。
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)主演のアクション作品。
スーザン・サランドン、ベンジャミン・ブラットが出演している。
公開前に『ヒットはしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)は人気俳優だが、ファミリー向けではなさそうなので苦戦すると思った。

ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)主演映画の興行収入は以下の通り。
☆07年「ゲーム・プラン」トータル91百万ドル
OP23→43→59→69→77→82→85→87
☆09年「ウィッチマウンテン」トータル67百万ドル
OP24→44→53→58→62→64→64→65
☆10年「妖精ファイター」トータル60百万ドル
OP14→26→34→42→50→54→56→57
☆10年「Faster」トータル23百万ドル
先12→18→21→23
☆12年「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」トータル104百万ドル
OP27→53→77→85→91→95→97→98
☆13年「Snitch」
OP13→24→32→37百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Snitch」の興行収入は43~53百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、大きくは伸びないと思ったが、コケるというレベルではなかった。
「Snitch」の興行収入は先週まで3千万ドル台と予想したが、4千万ドル台に上方修正したい。
今年公開されたステイサム、スタローン、シュワが沈み、ブルースの「ダイ・ハード」もイマイチなので、この程度でも十分だろう。


7位は3週目の「21 and Over」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
製作費13百万ドルは楽に回収しているが、ややコケてしまった。
公開前に『「21 and Over」はヒットしそうだ』と書いたが、ダメだった。
「ハングオーバー」の脚本家のジョン・ルーカス監督のコメディ作品。
「ハングオーバー」の監督がプロデュースした「Project X」もイマイチであり、飽きられているのか。
関連作品は以下のとおり。
☆12年「Project X」トータル55百万ドル
OP21→40→48→52
☆13年「21 and Over」
OP09→17→22百万ドル→
これとの対比で考えると、「21 and Over」の興行収入は25百万ドルとなる。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「21 and Over」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
しかし、「ジャックと天空の巨人」とは異なり、製作費は安いので、ハズれても問題はない。


9位は5週目の「Safe Haven」。
トータルでは67百万ドルとなっている。
製作費28百万ドルはあっさりと回収している。
ニコラス・スパークス原作のラブストーリー。
主演は、12年「ロック・オブ・エイジズ」(トータル39百万ドル)のジュリアン・ハフ、「トランスフォーマー」シリーズのジョシュ・デュアメル。
監督は、ラッセ・ハルストレム。
公開前に『ニコラス・スパークス原作の「Safe Haven」は他の原作作品と同程度は稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ニコラス・スパークス原作作品の興行収入は以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
☆08年「最後の初恋」トータル42百万ドル
OP13→25→32→37→39→40→41→41
☆10年「ラスト・ソング」トータル63百万ドル
先25(OP16)→42→50→55→59→60→61→62
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77→79→79→79
☆12年「The Lucky One」トータル60百万ドル
OP23→39→48→54→57→58→59→59
☆13年「Safe Haven」
木30→48→57→63→67百万ドル→
「親愛なるきみへ」はラッセ・ハルストレム監督作品。
「きみに読む物語」以外の作品との対比で考えると、「Safe Haven」の興行収入は71~77百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「Safe Haven」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
ニコラス・スパークス原作作品としては、3番目に高い興行収入となりそうだ。
バレンタインシーズンもあったが、この手の作品は手堅く稼げる。


10位は5週目の「Escape From Planet Earth」。
トータルでは52百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収は完了している。
ヒット確実の3Dアニメ作品だが、メジャースタジオではなかったので、公開前に『やや微妙』と書いたとおりとなりそうだ。

WEINSTEIN COMPANYのアニメが参考となるか。
☆05年「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」トータル51百万ドル
OP12→29→38→44→47
☆13年「Escape From Planet Earth」
OP16→35→43→48→52百万ドル→
これとの対比で考えると、「Escape From Planet Earth」の興行収入は56百万ドルとなる。
評価は普通程度であり、伸びはないとは思ったが、思ったよりは稼いだ。
「Escape From Planet Earth」の興行収入はオープニング時に4千万ドル台と予想したが、先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できており、合格レベルではないだろうか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ドリームワークスの3Dアニメ「The Croods」
☆ティナ・フェイ主演のコメディドラマ「Admission」
☆アントワン・フークア監督のサスペンス「Olympus Has Fallen」
「The Croods」は爆発的なヒット、「Admission」はそれなりに稼ぎ、「Olympus Has Fallen」はコケるか。
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