ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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『ムーンライズ・キングダム』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(微妙な作品)

良いと言われれば良い、センスがあると言われればセンスがある、訳が分からないと言われれば訳が分からない作品。
本作に限らず、ウェス・アンダーソン監督作品に共通しているものであろう。
彼の作品はハマると面白いが、ハマらなければ訳の分からない作品に映る。
万人受けする監督ではなく、さらに彼にハマっていても作品によって評価が分かれそうだ。

「ダージリン急行」の少年少女版のような作品。
インドではなくて、自分の島を旅する。
「ダージリン急行」同様に、心に傷を持った者が、上手くいかないながらも何かを求めようとする、どうにもならない気持ちが感じられる。
しかし、ウェス・アンダーソン監督作品の「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のようにグッとくるものがなかったように思われる。
彼は、言葉では表現できないような“想い”を表現しようとしているので、感じ取ることはなかなか容易ではないようだ。

少年は、里親からは見捨てられ、他の隊員からは煙たられるが、パートナーもできれば、仲間も現れ、救いの手を差し伸べる者もいる。
少女は、家族・弟たち・クラスメートと上手くいかないが、少年との出会いにより、心の壁がかなり取り除かれたようにも思える。

大人たちからも、難しい子どもたちを何とかしたいと思いながらも何ともできない想いが伝わる。
警察官はビールを勧め、隊長はサムの気持ちに気付けなかったことから日誌を語れない。
父親は木を伐ることで何かをぶつけて、母親はお風呂に入れさせてやる。
上手くいかないながらも、なんとかなるように皆が進もうとする想いが感じられる作品ではある。

良作ではあると思われるが、自分は子ども主演映画があまり好きではないようなので、個人的な評価は低いが、ウェス・アンダーソン監督作品が好きな人は当然見るべき作品だろう。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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