ばったすいみんぐすくーる

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『ワイルド・スピード EURO MISSION』レビュー

◆評  価   5.5点
◆おススメ度  B-(カーアクションというよりも派手なアクション作品)

前作は派手さだけではなく中身もしっかりとしていた作品という記憶が残っていたが、本作は派手さだけで中身がない作品になってしまっている。
序盤の特殊な車とのカーアクションはかなり満足できる内容だったが、中盤の戦車やラストの飛行機ともなると、荒唐無稽さが増大していき、ちょっとどうかなという気にもなってくる。
銃撃戦や殴り合いをみていると、「ワイルド・スピード」というよりも、これでは「ダイ・ハード」ではないかとも思えてくる。
かなりの予算をかけられる大作となり、色々なアイディアを出していった結果、既存の作品の真似ごとになってしまったか。

ドミニク率いる“家族”のようなチームと、ショウ率いる“ビジネス”のようなチーム同士によるチーム戦がメインに仕上げればよかったが、それぞれの特殊能力を活かした出番はあるものの、敵も味方も中途半端な活躍しか与えられていない。
チーム戦というよりもただの“個”のぶつかり合いに終始している。
人数が多くなり、同時に進行していくバトルロイヤル的な面白さはあるものの、知的な攻防もヒューマンドラマもなく、意味があるとは思えない大味な展開が繰り広げられるだけだ。
レティの存在が本作のキーのはずだったが、記憶喪失というのも安直な手法。
留守番役の奥さんを襲われるというのも安直な手法。
裏切り者がいても、さほど驚きを感じることもないほどどうでもよい存在。
「3」のハンの傍にエレナがいないので、どうでもよいような手法でエレナを退場。
ブライアンがアメリカに戻った理由も彼独自のパートを与えるだけの意味不明なギャグ。
ヨーロッパが舞台だったが、あまり活かされているような気もしない。
嫌味なディーラーに仕返しをするのも笑えない冗談だ。

前作感じたすっきりとしたものが全く感じられなかった点が残念だ。
警察との協力という、今までは異なるような新たな世界にチャレンジしようとした点は認めたいが、そのチャレンジは失敗のように感じられる。
次回作は、派手さだけではなく中身もしっかりとしていた作品に仕上げて欲しいものだ。
しかし、ヴィン・ディーゼル、ドゥエイン・ジョンソンに加えて、ジェイソン・ステイサムが参戦するようでは、どう考えても荒唐無稽なメチャクチャな作品にならざるを得ないか。
前作が特別なだけで、これがワイルド・スピードなのかもしれない。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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