ばったすいみんぐすくーる

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『モンスターズ・ユニバーシティ』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B-(過度な期待はしない方がいい)

2D吹き替え版を鑑賞。
「モンスターズ・インク」を久々に見直してみて、あまりの素晴らしい内容に驚いた。
期待を込めて、「モンスターズ・ユニバーシティ」を鑑賞したが、「モンスターズ・インク」とは異なり、正直いって普通のアニメ作品ではないかと思ってしまった。
つまらなくはないが、面白いところや感動するところがあまりない。
観終った後は、周囲ではかたつむりの話しかしていないということが何かを物語っていると思う。

今までのピクサー作品は『夢を持つことの大切さ』を伝えてくれた。
本作においてはさらに一歩踏み込んで、『夢を持って努力を続けても、いつか壁に当たり挫折することがある』ということを伝える予定だったのだろうが、そのようなエモーショナルな部分が上手く感じ取れなかった。
世の中には、いくら努力をしても自分のチカラではどうしようもならないことが存在する。たとえ壁にぶち当たって進路は閉ざされたとしても、自分に合った未来への何らかの道は開かれているということを将来壁に当たるかもしれない子どもたちに向けて感動的に伝えて欲しかったところだ。
確かに、本作においても描かれているが、描き方が弱いと言わざるを得ない。

サリーとマイクの友情部分もやや消化不良。
人それぞれ長所もあれば短所もある。
一人一人では困難なことでも、その長所と短所を補い合えば、二人以上のチカラを発揮することができる。
本作のラスト付近においても描かれていることだが、これは本来ダメな連中でも長所と短所を補い合い個性を活かせば困難なことでも成し遂げられるということを大学のチーム戦できっちりと描くべきだろう。
ラストの試合が個人戦×5ではあまり意味がないと思われる。
大学における敵チームとのゴタゴタがメインとなり、肝心の部分がおまけのような扱いになっているので、大学のチーム戦自体やや中途半端となってしまい、全体的に中途半端な結果となってしまっている。

インチキなしに優勝した後に、浮かれたマイクとサリーが喧嘩して、サリーが人間界に飛び出した方が盛り上がると思う。
人間界の世界において、浮かれたマイクが自分自身の限界を知るとともに、マイクを馬鹿にして自分一人のチカラで何事もできると思っていたサリーも自分の限界及び過ちにもっと気づくような仕掛けが必要ではないか。

脚本のコンセプト自体は良い点をついているとは思うが、ストーリーの基本をさほど大したことのない大学のチーム戦をメインにしてしまい、感情的な部分を上手く映像化できていない。
そのため、かたつむりぐらいしか印象に残らないこととなってしまった。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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