ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(9月第2週目)

1位となったのは新作の「Riddick」。
事前には週末3日間で21.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る18.7百万ドルのオープニングを飾った。
製作費38百万ドルとなっており、楽に回収できそうだ。
製作費が安いので、この程度でも全く問題ないだろう。
監督はこのシリーズを手掛けているデヴィッド・トゥーヒー。
主演はもちろんヴィン・ディーゼル。
カール・アーバンも出演している。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「ピッチブラック」トータル39百万ドル
OP12→23→30→34→36
☆04年「リディック」トータル58百万ドル
OP24→42→51→54→56
☆13年「Riddick」
OP19百万ドル→
これらの作品との対比で考えると、「Riddick」の興行収入は46~62百万ドルとなる。
評価は高いが、大して伸びはないだろう。
前作並と考えて、「Riddick」の興行収入は5千万ドル台と予想したい。
前作の製作費は105百万ドルだったが、今回は安いので問題ない。
続編制作が難航したが、儲けも出そうだ。


2位は4週目の「Lee Daniels' The Butler」。
トータルでは92百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの3倍以上を稼いでいる。
公開前に『ヒットするとは思えない』と書いたが、ヒットとなっている。
タイトルに冠がつくほどリー・ダニエルズ監督は人気があるのだろうか。
リー・ダニエルズ監督・プロデュースのヒューマンドラマ。
フォレスト・ウィテカーなどが出演している。
フォレスト・ウィテカーの本作の演技はアカデミー賞ノミネート級とのこと。
ホワイトハウスの執事を通して、当時の社会を描き出している。

リー・ダニエルズ監督の興行収入は以下のとおり。
☆09年「プレシャス」トータル48百万ドル
3週目拡大21→32→36→38
☆13年「Lee Daniels' The Butler」
OP25→52→74→92百万ドル→
これを楽に超えた。

11年「ヘルプ」並のヒットとなるのではないかと言われている。
大統領を描いた映画なので「リンカーン」も参考となるか。
☆12年「リンカーン」トータル182百万ドル
2週目22→63→84→97→108→117→132
☆11年「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」トータル170百万ドル
水36→71→97→119→137→147→154
☆13年「Lee Daniels' The Butler」
OP25→52→74→92百万ドル→
「ヘルプ」との対比で考えると、「Lee Daniels' The Butler」の興行収入は131百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、極端には伸びないだろう。
「Lee Daniels' The Butler」の興行収入はOP時に6千万ドル台、2週目に1億ドル台と低めに予想したが、1億2千万ドル台に上方修正したい。
予告編を見ていないのでなんともいえないが、評価がメチャクチャ高いわけではなく、これほどヒットしたのかよく分からない作品だ。


3位は2週目の「Instructions Not Included」。
トータルでは20百万ドルとなっている。
先週348スクリーンながら4位に食い込んでいた。
717スクリーンに拡大公開された。
監督・主演エウヘニオ・デルベスによる親子モノのコメディ。
メキシコ系の映画のようである。
アメリカで最近急激に人口を増やしているヒスパニック層の趣向に合致したようだ。
評価はそれほど悪くはない程度だが、どこまで伸びるかが注目となる。


4位は5週目の「We're the Millers」。
トータルでは124百万ドルとなっている。
製作費37百万ドルの3倍以上を稼いでいる。
公開前に『あまり稼ぎそうもない』と書いたが、予想外のヒットとなった。
04年「ドッジボール」のローソン・マーシャル・サーバー監督のコメディ作品。
ジェニファー・アニストンが出演している。

ローソン・マーシャル・サーバー監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→067→84→098→105→109→111
☆13年「We're the Millers」
先38→70→91→110→124百万ドル→
これとの対比で考えると、「We're the Millers」の興行収入は135百万ドルとなる。
「ドッジボール」を超えてしまった。

ジェニファー・アニストンが出演した映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年「バウンティー・ハンター」トータル67百万ドル
OP21→38→49→56→60
☆11年「ウソツキは結婚のはじまり」トータル103百万ドル
OP31→61→79→88→94
☆11年「モンスター上司」トータル118百万ドル
OP28→60→83→96→105
☆13年「We're the Millers」
先38→70→91→110→124百万ドル→
これらとの対比で考えると、「We're the Millers」の興行収入は136~139百万ドルとなる。
これらを超えるヒットとなる。

今年公開されたヒットコメディ作品との勝負になりそうだ。
☆13年「The Heat」トータル158百万ドル
OP39→86→112→129→141→150
☆13年「Identity Thief」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124
☆13年「We're the Millers」
先38→70→91→110→124百万ドル→
これらとの対比で考えると、「We're the Millers」の興行収入は139~143百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度の伸びはあるだろう。
さらにヒットがヒットを呼び込んだようだ。
「We're the Millers」の興行収入は2週目まで1億ドル台、3週目に1億2千万ドル台と予想したが、1億3千万ドル台に上方修正したい。
コメディ作品は何が当たって、何が外れるか分からないが、やはりコメディは当たりやすいようだ。


5位は5週目の「プレーンズ」。
トータルでは79百万ドルとなっている。
製作費は極安の5千万ドルとなっており、回収は終了している。
公開前に『それなりに稼ぐだろう』と書いたが、意外と稼いでいない。
製作費が安いようにあまり力を入れた作品ではないようだ。
ディズニーの3Dアニメ。
「カーズ」の飛行機版といわれている。
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆11年「カーズ2」トータル191百万ドル
OP66→117→149→165→176→182→185→186→187→187
☆13年「プレーンズ」
OP22→045→060→071→079百万ドル→
これらとの対比で考えると、「プレーンズ」の興行収入は86~94百万ドルとなる。
評価は普通なのであまり伸びそうもないが、さすがにファミリー向け作品でありそれなりに伸びた。
「プレーンズ」の興行収入は2週目まで6千万ドル台、3週目に7千万ドル台と予想したが、8千万ドル台に上方修正したい。
なんだかんだと言ってやはりアニメ作品は息の長いヒットとなった。
続編制作も決定しているらしいが、どうなるだろうか。


6位は2週目の「One Direction:This is Us」。
トータルでは24百万ドルとなっている。
製作費1千万ドルは楽に回収している。
人気音楽グループのコンサートムービー。
監督は、04年「スーパーサイズ・ミー」(トータル12百万ドル)のモーガン・スパーロック。
先週1位を飾ったが、ファン限定の映画であり、急落している。
公開前に『ヒットしそうにない』と書いたとおりとなりそうだ。

若手歌手を扱った作品は以下のとおり。
☆11年「ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー」トータル73百万ドル
OP30→48→63→69→71
☆08年「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」トータル65百万ドル
OP31→53→58→62→63
☆12年「Katy Perry:Part of Me」トータル25百万ドル
先10→19→23→24→25
☆09年「ジョナス・ブラズーズ/ザ・コンサート 3-D」トータル19百万ドル
OP13→17→18→19→19
☆13年「One Direction:This is Us」
OP16→24百万ドル→
これらとの対比で考えると、「One Direction:This is Us」の興行収入は27~37百万ドルとなる。
評価はかなり悪くいので、伸びないだろうが、ジョナス・ブラズーズよりは稼ぎそうだ。
「One Direction:This is Us」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
この人たちの音楽をまともに聞いていないので、何とも言えない。


7位は4週目の「エリジウム」。
トータルでは85百万ドルとなっている。
製作費115百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『そこそこ稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ニール・ブロムカンプ監督のSF作品。
マット・デイモンが出演している。
ニール・ブロムカンプ監督の興行収入は以下のとおり。
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆13年「エリジウム」
OP30→56→69→079→085百万ドル→
これとの対比で考えると、「エリジウム」の興行収入は91百万ドルとなる。
これがマックスラインか。

今年公開されたSF作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「オブリビオン」トータル89百万ドル
OP37→65→76→82→86
☆13年「アフター・アース」トータル60百万ドル
OP28→46→55→57→58
☆13年「エリジウム」
OP30→56→69→79→85百万ドル→
これとの対比で考えると、「エリジウム」の興行収入は88~88百万ドルとなる。
「オブリビオン」との勝負となりそうだ。
評価は高いので、ある程度伸びるだろう。
「エリジウム」の興行収入は先々週まで8千万ドル台と予想したが、9千万ドル台に上方修正したい。
SF作品は意外と稼ぎにくいようだ。


8位は7週目の「Blue Jasmine」。
トータル25百万ドルとなっている。
ウディ・アレン監督、ケイト・ブランシェット主演のコメディ作品。

ウディ・アレン監督の最近の興行収入は以下の通り。
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
☆06年「タロットカード殺人事件」トータル11百万ドル
☆08年「夢と犯罪」トータル1百万ドル
☆08年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
OP04→09→13→16→18→19
☆09年「人生万歳!」トータル5百万ドル
☆10年「恋のロンドン狂騒曲」トータル3百万ドル
☆11年「ミッドナイト・イン・パリ」トータル57百万ドル
OP01→03→07→14→21→28→34→39→42→45
☆12年「ローマでアモーレ」トータル17百万ドル
OP00→01→05→09→11
☆13年「Blue Jasmine」
5週目14→20→25百万ドル→
「マッチポイント」「それでも恋するバルセロナ」を超えた。
評価はかなり高いので、伸びていきそうだ。
「Blue Jasmine」の興行収入は先々週3千万ドル台と予想したが、4千万ドル台に上方修正したい。
ウディ・アレン監督は全く衰えを知らないようだ。


9位は5週目の「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」。
トータルでは60百万ドルとなっている。
製作費9千万ドルの回収が目標となるが、無理だろう。
公開前に『あまり稼ぎそうもない』と書いたとおりとなりそうだ。
続編ファンタジー作品。
監督は10年「グレッグのダメ日記」(トータル64百万ドル)のトール・フロイデンタール。
主演は前作に引き続きローガン・ラーマン。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル89百万ドル
OP31→59→71→78→82
☆13年「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」
先23→39→48→55→60百万ドル→
これとの対比で考えると、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」の興行収入は65百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」は先々週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
続編の制作が可能な映画なのだろうか。


10位は3週目の「The World's End」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルの回収は終了している。
公開前に『そこそこ稼ぐのではないか』と書いたが、微妙な結果となった。
イギリスでそれなりに稼いでいるので、この程度稼げればいいのかもしれない。

エドガー・ライト監督のコメディ作品。
主演はサイモン・ペッグ、ニック・フロスト。
関連作品は以下のとおり。
☆04年「ショーン・オブ・ザ・デッド」トータル14百万ドル
☆07年「ホット・ファズ俺たちスーパーポリスメン!」トータル24百万ドル
OP06→13→16→19→21
☆10年「スコット・ピルグリムVS. 邪悪な元カレ軍団」トータル32百万ドル
OP11→21→26→29→30
☆11年「宇宙人ポール」トータル37百万ドル
OP13→25→32→35→36
☆13年「The World's End」
OP09→17→22百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The World's End」の興行収入は25~33百万ドルとなる。
評価はかなり高いが、熱狂的なファンが多いからだろう。
「The World's End」の興行収入は先々週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
「ホット・ファズ」程度だろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆リュック・ベッソン監督のアクションコメディ「The Family」
☆ジェームズ・ワン監督のホラー作品「Insidious Chapter 2」
「Insidious Chapter 2」は稼ぎそうだ。
「The Family」はいつものリュック・ベッソンレベルだろう。
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