ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(9月第4週目)

1位となったのは新作の「Prisoners」。
事前には週末3日間で20.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る20.8百万ドルのオープニングを飾った。
製作費46百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『大ヒットにはならないだろう』と書いたが、悪くはないオープニングだ。
ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール主演のアクションサスペンス。
監督はハリウッド実績が乏しいドゥニ・ヴィルヌーヴ。

ワーナー制作の犯罪モノなので以下がライバルとなる。
☆10年「ザ・タウン」トータル92百万ドル
OP24→49→64→74→81→85→88
☆13年「Prisoners」
OP21百万ドル→
これとの対比で考えると、「Prisoners」の興行収入は81百万ドルとなる。
この辺りまで伸びる可能性はありそうだ。
「ザ・タウン」を超えるかが注目となる。

ジェイク・ギレンホール主演作品がライバルとなるか。
☆05年「ジャーヘッド」トータル63百万ドル
OP28→47→54→59→61
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32
☆09年「マイ・ブラザー」トータル29百万ドル
OP10→17→22→25→27
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」トータル91百万ドル
OP30→60→72→81→86(製作費2億ドル)
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49→51
☆12年「エンド・オブ・ウォッチ」トータル41百万ドル
OP13→26→33→36→38→39
☆13年「Prisoners」
OP21百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Prisoners」の興行収入は64~77百万ドルとなる。
評価が恐ろしく高いので伸びそうだ。
「Prisoners」の興行収入は9千万ドル台と予想したい。
ここまで評価が高いと賞レースに絡んでくる可能性もある。


2位は2週目の「Insidious Chapter 2」。
トータルでは60百万ドルとなっている。
製作費5百万ドルとなっており、関係者は笑いが止まらないだろう。
公開前に『稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ジェームズ・ワン監督のホラー作品。

ジェームズ・ワン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「SAW」トータル55百万ドル
OP18→35→46→50→53
☆07年「デッド・サイレンス」トータル17百万ドル
OP08→13→15→16→17
☆07年「狼の死刑宣告」トータル10百万ドル
OP04→08→09→09→09
☆11年「インシディアス」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆13年「死霊館」トータル136百万ドル
OP42→84→108→121→128
☆13年「Insidious Chapter 2」
OP40→60百万ドル→
「SAW」の後は不調に陥ったが、完全に回復した。
主要作品との対比で考えると、「Insidious Chapter 2」の興行収入は97~120百万ドルとなる。
この上限までは伸びないか。

以下の動きも参考となるか。
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル85百万ドル
OP41→66→77→82→84
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル104百万ドル
OP53→81→95→101→103
☆12年「パラノーマル・アクティビティー4」トータル54百万ドル
OP29→42→50
☆13年「Insidious Chapter 2」
OP40→60百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Insidious Chapter 2」の興行収入は77~77百万ドルとなる。
これ以上は稼ぐだろう。
評価も高いので、ある程度伸びそうだと思ったが、それほどでもなさそうだ。
「Insidious Chapter 2」の興行収入は先週1億1千万ドル台と予想したが、8千万ドル台と下方修正したい。
思ったほどの伸びはないが、ホラー映画はローリスク・ハイリターンの商売だ。
続編を決まったようだが、ジェームズ・ワン監督は続投しない見込み。


3位は2週目の「マラヴィータ(原題:The Family)」。
トータルでは26百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収が目標となる。
リュック・ベッソン監督のアクションコメディ。
ロバート・デニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズなどが出演している。
公開前に『いつものリュック・ベッソンレベルだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

リュック・ベッソンプロデュース作品は以下の通り。
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
OP17→30→36→40→42
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル
先18(OP12)→26→29→31→32
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127→133→137
☆10年「パリより愛をこめて」トータル24百万ドル
OP08→17→21→23→24
☆11年「コロンビアーナ」トータル37百万ドル
OP10→22→30→33
☆12年「96時間/リベンジ」トータル140百万ドル
OP50→86→106→117→126
☆13年「The Family」
OP14→26百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「The Family」の興行収入は37~44百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。
「The Family」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できればとりあえず問題はないだろうが、なぜリュック・ベッソンは久々にこの映画の監督をすることになったのだろうか。


4位は4週目の「Instructions Not Included」。
トータルでは34百万ドルとなっている。
OP348→717→933→978スクリーンに拡大公開されている。
監督・主演エウヘニオ・デルベスによる親子モノのコメディ。
メキシコ系の映画のようである。
アメリカで最近急激に人口を増やしているヒスパニック層の趣向に合致したようだ。
評価はそれほど悪くはない程度だが、どこまで伸びるかが注目となる。


5位となったのは新作の「Battle of the Year」。
事前には週末3日間で9.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく下回る4.6百万ドルのオープニングを飾った。
製作費2千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『大ヒットにはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
あまり実績のないベンソン・リー監督のダンスモノのヒューマンドラマ。

ダンスモノのピークは過ぎたのではないか。
☆06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル
OP21→40→50→57→62
☆08年「ステップ・アップ2:ザ・ストリート」トータル58百万ドル
先26(OP19)→41→49→53→55
☆10年「ステップ・アップ3D」トータル42百万ドル
OP16→30→37→40→41
☆12年「Step Up Revolution」トータル35百万ドル
OP12→24→30→33→34
☆13年「Battle of the Year」
OP05百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Battle of the Year」の興行収入は13~15百万ドルとなる。
評価がかなり低いので伸びないだろう。
「Battle of the Year」の興行収入は1千万ドル台と予想したい。
製作費が安いので問題はないが、ダンスモノはもう製作しにくくなるだろう。


6位は7週目の「We're the Millers」。
トータルでは138百万ドルとなっている。
製作費37百万ドルの3.5倍以上を稼いでいる。
公開前に『あまり稼ぎそうもない』と書いたが、予想外のヒットとなった。
04年「ドッジボール」のローソン・マーシャル・サーバー監督のコメディ作品。
ジェニファー・アニストンが出演している。

ローソン・マーシャル・サーバー監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→067→84→098→105→109→111
☆13年「We're the Millers」
先38→70→91→110→124→132→138百万ドル→
これとの対比で考えると、「We're the Millers」の興行収入は142百万ドルとなる。
「ドッジボール」を楽に超えるとは思わなかった。

ジェニファー・アニストンが出演した映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年「バウンティー・ハンター」トータル67百万ドル
OP21→38→49→56→60
☆11年「ウソツキは結婚のはじまり」トータル103百万ドル
OP31→61→79→88→94
☆11年「モンスター上司」トータル118百万ドル
OP28→60→83→96→105→110→113
☆13年「We're the Millers」
先38→70→91→110→124→132→138百万ドル→
「モンスター上司」との対比で考えると、「We're the Millers」の興行収入は144百万ドルとなる。
これらを超えるヒットとなる。

今年公開されたヒットコメディ作品との勝負になりそうだ。
☆13年「The Heat」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149→154→155
☆13年「Identity Thief」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124→128→130
☆13年「We're the Millers」
先38→70→91→110→124→132→138百万ドル→
これらとの対比で考えると、「We're the Millers」の興行収入は142~146百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度の伸びはあるだろう。
さらにヒットがヒットを呼び込んだようだ。
「We're the Millers」の興行収入は2週目まで1億ドル台、3週目に1億2千万ドル台、5週目まで1億3千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億4千万ドル台と予想したい。
コメディ作品は何が当たって、何が外れるか分からないが、やはりコメディは当たりやすいようだ。


7位は6週目の「Lee Daniels' The Butler」。
トータルでは106百万ドルとなっている。
既に1億ドルを突破している。
製作費3千万ドルの3倍以上を稼いでいる。
公開前に『ヒットするとは思えない』と書いたが、予想外のヒットとなっている。
タイトルに冠がつくほどリー・ダニエルズ監督は人気があるのだろうか。
リー・ダニエルズ監督・プロデュースのヒューマンドラマ。
フォレスト・ウィテカーなどが出演している。
フォレスト・ウィテカーの本作の演技はアカデミー賞ノミネート級とのこと。
ホワイトハウスの執事を通して、当時の社会を描き出している。

リー・ダニエルズ監督の興行収入は以下のとおり。
☆09年「プレシャス」トータル48百万ドル
3週目拡大21→32→36→38
☆13年「Lee Daniels' The Butler」
OP25→52→74→91→100→106百万ドル→
この倍を稼いでいる。

11年「ヘルプ」並のヒットとなるのではないかと言われている。
大統領を描いた映画なので「リンカーン」も参考となるか。
☆12年「リンカーン」トータル182百万ドル
2週目22→63→84→97→108→117→132
☆11年「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」トータル170百万ドル
水36→71→97→119→137→147→154
☆13年「Lee Daniels' The Butler」
OP25→52→74→91→100→106百万ドル→
「ヘルプ」との対比で考えると、「Lee Daniels' The Butler」の興行収入は123百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、極端には伸びないだろう。
「Lee Daniels' The Butler」の興行収入はOP時に6千万ドル台、2週目に1億ドル台と低めに予想したが、先週に引き続き1億2千万ドル台と予想したい。
予告編を見ていないのでなんともいえないが、評価がメチャクチャ高いわけではなく、これほどヒットしたのかよく分からない作品だ。


8位は3週目の「Riddick」。
トータルでは37百万ドルとなっている。
製作費38百万ドルとなっており、なんとか回収できそうだ。
製作費が安いので、この程度の動きでも問題ないだろう。
監督はこのシリーズを手掛けているデヴィッド・トゥーヒー。
主演はもちろんヴィン・ディーゼル。
カール・アーバンも出演している。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「ピッチブラック」トータル39百万ドル
OP12→23→30→34→36
☆04年「リディック」トータル58百万ドル
OP24→42→51→54→56
☆13年「Riddick」
OP19→31→37百万ドル→
これらの作品との対比で考えると、「Riddick」の興行収入は42~48百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、大して伸びはないだろう。
OP時に前作並と考えたが、前作を下回りそうだ。
「Riddick」の興行収入はOP時に5千万ドル台と予想したが、先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
前作の製作費は105百万ドルだったが、今回は安いので大して問題ない。


10位は7週目の「プレーンズ」。
トータルでは86百万ドルとなっている。
製作費は極安の5千万ドルとなっており、回収は終了している。
公開前に『それなりに稼ぐだろう』と書いたが、アニメ作品としてはそれほど稼いでいない。
製作費が安いようにあまり力を入れた作品ではないようだ。
ディズニーの3Dアニメ。
「カーズ」の飛行機版といわれている。
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆11年「カーズ2」トータル191百万ドル
OP66→117→149→165→176→182→185→186→187→187
☆13年「プレーンズ」
OP22→045→060→071→079→083→086百万ドル→
これらとの対比で考えると、「プレーンズ」の興行収入は89~92百万ドルとなる。
評価は普通なのであまり伸びそうもないと思ったが、さすがにファミリー向け作品でありそれなりに伸びた。
「プレーンズ」の興行収入は2週目まで6千万ドル台、3週目に7千万ドル台と予想したが、先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
なんだかんだと言ってやはりアニメ作品は息の長いヒットとなった。
続編制作も決定しているらしいが、どうなるだろうか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆続編3Dアニメ「Cloudy with a Chance of Meatballs 2」
☆ジョセフ・ゴードン・レビット監督脚本主演のコメディ「Don Jon」
☆ラブコメ「Baggage Claim」
「Cloudy with a Chance of Meatballs 2」はそれなりにヒットしそうだが、
あとの2本はヒットしないだろう。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

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