ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(9月第5週目)

1位となったのは新作の「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」。
事前には週末3日間で43百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る35.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費78百万ドルは楽に回収できそうだ。
ソニー制作の続編3Dアニメ。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

ソニー系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「モンスター・ホテル」トータル148百万ドル
OP43→077→102→119→130→138
☆11年「スマーフ」トータル142百万ドル
OP36→76→102→118→126→132
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆13年「スマーフ2 アイドル救出大作戦!」トータル70百万ドル
先27→46→57→63→66→68→69
☆13年「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」
OP35百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」の興行収入は120~146百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」の興行収入は1億2千万ドル台と予想したい。
製作費も高くはなく、前作並なので悪くはない続編となりそうだ。


2位は2週目の「Prisoners」。
トータルでは39百万ドルとなっている。
製作費46百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『大ヒットにはならないだろう』と書いたが、悪くはない動きだ。
ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール主演のアクションサスペンス。
監督はハリウッド実績が乏しいドゥニ・ヴィルヌーヴ。

ワーナー制作の犯罪モノなので以下がライバルとなる。
☆10年「ザ・タウン」トータル92百万ドル
OP24→49→64→74→81→85→88
☆13年「Prisoners」
OP21→39百万ドル→
これとの対比で考えると、「Prisoners」の興行収入は73百万ドルとなる。
評価がメチャクチャ高いので、伸びると思ったが、あまり伸びなかった。
とりあえず、「ザ・タウン」を超えるかが注目となる。

ジェイク・ギレンホール主演作品がライバルとなるか。
☆05年「ジャーヘッド」トータル63百万ドル
OP28→47→54→59→61
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32
☆09年「マイ・ブラザー」トータル29百万ドル
OP10→17→22→25→27
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」トータル91百万ドル
OP30→60→72→81→86(製作費2億ドル)
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49→51
☆12年「エンド・オブ・ウォッチ」トータル41百万ドル
OP13→26→33→36→38→39
☆13年「Prisoners」
OP21→39百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Prisoners」の興行収入は62~77百万ドルとなる。
『評価が恐ろしく高いので伸びそうだ』と思ったが、7千万ドル程度の動きとなっている。
しかし、もう少し様子を見たいので、「Prisoners」の興行収入は先週に引き続き9千万ドル台と予想したい。
ここまで評価が高いと賞レースに絡んでくる可能性もありそうだが、どうなるだろうか。


3位は2週目の「Rush」。
事前には週末3日間で11.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る10.3百万ドルのオープニングを飾った。
先週限定公開されており、拡大された。
トータルでは10.6百万ドルとなっている。
製作費38百万ドルとなっており、製作費回収が目標となる。

ロン・ハワード監督によるF1を題材としたアクションドラマ。
クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュールが主演している。
ロン・ハワード監督は「ダ・ヴィンチ・コード」などヒット作品は多いが、ヒットしていない作品もある。
☆03年「ミッシング」トータル27百万ドル
先15→22→25→26→26
☆05年「シンデレラマン」トータル62百万ドル
OP18→25→44→50→54
☆11年「僕が結婚を決めたワケ」トータル48百万ドル
OP18→33→41→46→48
☆13年「Rush」
2週目11百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Rush」の興行収入は29~38百万ドルとなる。
評価が恐ろしく高いので、伸びそうだ。
「Rush」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
評価は高いが、ヒットにはならなかった。
実在の過去のF1が題材のハードな作品であり、その辺りが大ヒットにならなかった理由か。


4位となったのは新作の「Baggage Claim」。
事前には週末3日間で7.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る9.3百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ブラック層向けのラブコメ作品。
評価はかなり悪いので、伸びはないだろう。
「Baggage Claim」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
製作費は不明だが、それほど高くはないだろう。
この程度でも問題ないのではないか。


5位となったのは新作の「Don Jon」。
事前には週末3日間で10.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る9.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費6百万ドルなので楽に回収している。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ジョセフ・ゴードン・レビット監督脚本主演のコメディ作品。
スカーレット・ヨハンソン、ジュリアン・ムーアが出演している。
評価はかなり高いが、それほど伸びてはこないだろう。
「Don Jon」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
製作費が安いので、成功といえるのではないか。


6位は3週目の「Insidious Chapter 2」。
トータルでは70百万ドルとなっている。
製作費5百万ドルとなっており、関係者は笑いが止まらないだろう。
公開前に『稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ジェームズ・ワン監督のホラー作品。

ジェームズ・ワン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「SAW」トータル55百万ドル
OP18→35→46→50→53
☆07年「デッド・サイレンス」トータル17百万ドル
OP08→13→15→16→17
☆07年「狼の死刑宣告」トータル10百万ドル
OP04→08→09→09→09
☆11年「インシディアス」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆13年「死霊館」トータル136百万ドル
OP42→84→108→121→128
☆13年「Insidious Chapter 2」
OP40→60→70百万ドル→
「SAW」の後は不調に陥ったが、完全に回復した。
主要作品との対比で考えると、「Insidious Chapter 2」の興行収入は88~105百万ドルとなる。
この上限までは伸びないか。

以下の動きも参考となるか。
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル85百万ドル
OP41→66→77→82→84
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル104百万ドル
OP53→81→95→101→103
☆12年「パラノーマル・アクティビティー4」トータル54百万ドル
OP29→42→50
☆13年「Insidious Chapter 2」
OP40→60→70百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Insidious Chapter 2」の興行収入は76~77百万ドルとなる。
これ以上は稼ぐだろう。
評価も高いので、ある程度伸びそうだと思ったが、それほどでもなさそうだ。
「Insidious Chapter 2」の興行収入はOP時に1億1千万ドル台と予想したが、先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
思ったほどの伸びはないが、ホラー映画はローリスク・ハイリターンの商売だ。
続編を決まったようだが、ジェームズ・ワン監督は続投しない見込み。


7位は3週目の「マラヴィータ(原題:The Family)」。
トータルでは32百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収が終了した。
リュック・ベッソン監督のアクションコメディ。
ロバート・デニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズなどが出演している。
公開前に『いつものリュック・ベッソンレベルだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

リュック・ベッソンプロデュース作品は以下の通り。
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
OP17→30→36→40→42
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル
先18(OP12)→26→29→31→32
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127→133→137
☆10年「パリより愛をこめて」トータル24百万ドル
OP08→17→21→23→24
☆11年「コロンビアーナ」トータル37百万ドル
OP10→22→30→33
☆12年「96時間/リベンジ」トータル140百万ドル
OP50→86→106→117→126
☆13年「The Family」
OP14→26→32百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「The Family」の興行収入は37~39百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。
「The Family」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できればとりあえず問題はないだろうが、なぜリュック・ベッソンは久々にこの映画の監督をすることになったのだろうか。


8位は5週目の「Instructions Not Included」。
トータルでは39百万ドルとなっている。
OP348→717→933→978→948スクリーンと4週目まで拡大公開されていたが、5週目に縮小された。
監督・主演エウヘニオ・デルベスによる親子モノのコメディ。
メキシコ系の映画のようである。
アメリカで最近急激に人口を増やしているヒスパニック層の趣向に合致したようだ。
評価はそれほど悪くはない程度だが、どこまで伸びるかが注目となる。


9位は8週目の「We're the Millers」。
トータルでは142百万ドルとなっている。
製作費37百万ドルの4倍近くを稼いでいる。
公開前に『あまり稼ぎそうもない』と書いたが、予想外のヒットとなった。
04年「ドッジボール」のローソン・マーシャル・サーバー監督のコメディ作品。
ジェニファー・アニストンが出演している。

ローソン・マーシャル・サーバー監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→067→84→098→105→109→111
☆13年「We're the Millers」
先38→70→91→110→124→132→138→142百万ドル→
「ドッジボール」を楽に超えるとは思わなかった。

ジェニファー・アニストンが出演した映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年「バウンティー・ハンター」トータル67百万ドル
OP21→38→49→56→60
☆11年「ウソツキは結婚のはじまり」トータル103百万ドル
OP31→61→79→88→94
☆11年「モンスター上司」トータル118百万ドル
OP28→60→83→96→105→110→113
☆13年「We're the Millers」
先38→70→91→110→124→132→138→142百万ドル→
「モンスター上司」を楽に超えるとは思わなかった。

今年公開されたヒットコメディ作品との勝負になりそうだ。
☆13年「The Heat」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149→154→155
☆13年「Identity Thief」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124→128→130
☆13年「We're the Millers」
先38→70→91→110→124→132→138→142百万ドル→
これらとの対比で考えると、「We're the Millers」の興行収入は146~147百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度の伸びはあるだろう。
さらにヒットがヒットを呼び込んだようだ。
「We're the Millers」の興行収入は2週目まで1億ドル台、3週目に1億2千万ドル台、5週目まで1億3千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億4千万ドル台と予想したい。
コメディ作品は何が当たって、何が外れるか分からないが、やはりコメディは当たりやすいようだ。


10位は7週目の「Lee Daniels' The Butler」。
トータルでは110百万ドルとなっている。
既に1億ドルを突破している。
製作費3千万ドルの3倍以上を稼いでいる。
公開前に『ヒットするとは思えない』と書いたが、予想外のヒットとなっている。
タイトルに冠がつくほどリー・ダニエルズ監督は人気があるのだろうか。
リー・ダニエルズ監督・プロデュースのヒューマンドラマ。
フォレスト・ウィテカーなどが出演している。
フォレスト・ウィテカーの本作の演技はアカデミー賞ノミネート級とのこと。
ホワイトハウスの執事を通して、当時の社会を描き出している。

リー・ダニエルズ監督の興行収入は以下のとおり。
☆09年「プレシャス」トータル48百万ドル
3週目拡大21→32→36→38
☆13年「Lee Daniels' The Butler」
OP25→52→74→91→100→106→110百万ドル→
この倍を稼いでいる。

11年「ヘルプ」並のヒットとなるのではないかと言われている。
大統領を描いた映画なので「リンカーン」も参考となるか。
☆12年「リンカーン」トータル182百万ドル
2週目22→63→84→97→108→117→132
☆11年「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」トータル170百万ドル
水36→71→97→119→137→147→154
☆13年「Lee Daniels' The Butler」
OP25→52→74→91→100→106→110百万ドル→
「ヘルプ」との対比で考えると、「Lee Daniels' The Butler」の興行収入は121百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、極端には伸びないだろう。
「Lee Daniels' The Butler」の興行収入はOP時に6千万ドル台、2週目に1億ドル台、先週まで1億2千万ドル台と予想したが、1億1千万ドル台に下方修正したい。
予告編を見ていないのでなんともいえないが、評価がメチャクチャ高いわけではなく、これほどヒットしたのかよく分からない作品だ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆SFサスペンス「ゼロ・グラビティ」
☆ジャスティン・ティンバーレイク主演のサスペンス「Runner Runner」
どちらもそれなりにヒットしそうだ。
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