ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その3)

5位:「怪盗グルーのミニオン危機一発」(東宝東和)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 23億円台(2~4週目24億円台、OP時30億円台)
【公開規模】 467スクリーン(先週比-153スクリーン)
(※3D映画なので劇場館数はもっと少ない)
9.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは21.9億円弱となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは1.5億円半ば程度だろうか。
9月14日~16日の3日間先行公開されていた。
なかなかのスタートダッシュだったが、やはり平日は伸びないか。

アメリカでは3.6億ドルを稼くほどの大ヒット作品。
アメリカで今年公開された作品では「アイアンマン3」に次ぐ成績となる。
アメリカ史上、アニメ作品では第5位となる数字だ。
「モンスターズ・ユニバーシティ」が2.6億ドルなので、1億ドル近くの差をつけている。
日本では爆発的なヒットにはなりそうもないが、ファミリー向け作品であり、意外なヒットになる可能性はある。

10億円以上30億円以下の近年のハリウッドアニメ(ファミリー系)の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「シュレック フォーエバー」トータル10.0億円
OP1.2→3.1→05.8→08.3→09.3→09.6
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆12年公開「マダガスカル3」トータル20.5億円
水3.8→8.5→14.4→17.5→19.7→20.1
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル11.7億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆13年公開「怪盗グルーのミニオン危機一発」
先8.8→12.6→16.6→祝20.3→21.9億円→
先行公開されているので、先行部分を除いて主要作品との対比で考えると、「怪盗グルーのミニオン危機一発」の興行収入は19.5~21.3億円となり、先行分を乗せると、22.6~24.4億円となる。
アメリカ同様に日本でもそれなりに爆発するかと思ったが、やはりファミリー向き作品か。
平日の伸びが足りず、爆発的なヒットにはなりそうもない。
「怪盗グルーのミニオン危機一発」の興行収入はOP時に30億円台、4週目まで24億円台と予想したが、23億円台に下方修正したい。
しかし、「モンスターズ・ユニバーシティ」「シュガー・ラッシュ」も大ヒットしており、ハリウッドアニメも好調だ。


6位:「ダイアナ」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 331スクリーン
金曜日からの3日間で6.5千万円のオープニングを飾った。
土日2日間では4.8千万円だったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは1.2億円程度だろうか』と書いたので、大きくハズした。
公開前に『この手の作品は年配層や女性層が手を出すのでヒットしやすいはずだ』と書いたように、女性の憧れともいえる存在であるダイアナの映画化がコケることなど想定できない。
ヒットすることは確実であり、どれだけ稼げるかが勝負になると思ったが、ここまでの大コケは理解できない。
単純にPR不足なのか。
それとも、公開前に『評価があまり良くないようなので、予想外の盛り上がりはなさそうだ』と書いたように評判の悪さが広まっているのか。

実在の人物を描いた作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「マリー・アントワネット」トータル21.0億円
OP2.8→8.3→12.6→15.6→17.8→19.1
☆09年公開「チェ 28歳の革命」トータル9.0億円
OP1.4→4.0→5.8→7.2→7.7
☆09年公開「チェ 39歳別れの手紙」トータル4.0億円
OP0.8→2.0→2.9
☆11年公開「英国王のスピーチ」トータル18.2億円
OP1.0→4.4→6.2→7.4→8.9→10.3→11.3
☆12年公開「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」トータル9.5億円
金1.6→4.6→6.7→7.8→8.5
☆13年公開「リンカーン」
金2.1→4.7→不明→8.8→9.8
☆13年公開「ダイアナ」
金0.7億円→
「サッチャー」対比では、「ダイアナ」の興行収入は4.2億円となる。
ここまで伸びないだろう。
伸びても3億円台となりそうだ。
レディースデイ等の動員が期待できるので、多少の伸びはあるだろう。
「ダイアナ」の興行収入は3億円台と予想したい。
公開前個人予想は7億円台だったので、高すぎたか。
この結果を受けて、関係者はかなり落ち込んでいるのではないか。
やり方次第では、絶対に稼げたはずだ。


7位:「ゴースト・エージェント R.I.P.D.」(東宝東和)<1週目>
【公開前個人予想】 1~2億円
【現時点での興行収入予想】 1~2億円
【公開規模】 348スクリーン(※3D作品なので劇場館はもっと少ないはず)
金曜日からの3日間で6.1千万円のオープニングを飾った。
土日2日間では4.7千万円半ばだったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは6~7千万円程度だろうか』と書いたので当たった。
公開前に『製作費1億3千万ドルの大作映画だが、アメリカでは34百万ドルと大失敗に終わった。ライアン・レイノルズ、ジェフ・ブリッジスというアメリカではスターの2人だが、日本での知名度はかなり低く、本作を拡大公開する意味がよく分からない。自分が関係者ならば絶対に止める。日本でヒットするはずはないと思うが、どうなるだろうか』と書いたとおりとなりそうだ。
やはり当然の結果となるだろう。
公開前の予想通り、「ゴースト・エージェント R.I.P.D.」の興行収入は1~2億円と予想したい。
関係者もハリウッドアクション大作が公開されていない手薄の時期を選んだ努力をしたのかもしれないが、無理なものは無理だろう。


8位:「おしん」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 253スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.1億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円程度だろうか。
公開前に『タイトルを知らない人はいないであろう名作ドラマのリメイク。ただ、時代遅れのリメイクのような気がする。若者は見ないだろうし、年配層も見るような気がしない』と書いたとおりとなりそうだ。

以下を考えると、ヒットしないだろう。
☆10年「座頭市 THE LAST」トータル4.0億円
OP0.9→2.6→3.3
☆12年「映画 ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円
OP1.4→3.1→4.2→5.2→5.6
☆13年「許されざる者」
金1.9→4.4→5.6→6.3→6.7
☆13年「ガッチャマン」
OP1.2→3.2→3.9
☆13年「おしん」
OP0.7→2.1億円→
タイプは異なるが、古い題材をこの時代にもってきても当たるはずがない。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のような、よほどの大作でなければ無理だ。
これらとの対比で考えると、「おしん」の興行収入は3.2~4.1億円となる。
この程度ではないか。

「おしん」2.1億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「マイウェイ」2.1億円(トータル3.4億円)
☆「新しい靴を買わなくちゃ」2.1億円(トータル3.9億円)
☆「綱引いちゃった!」2.0億円(トータル3.1億円)
これらとの対比で考えると、「おしん」の興行収入は3.3~3.9億円となる。
平日に多少伸びても4億円程度だろうか。
年配層の動員を期待して、「おしん」の興行収入は先週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、悪くはなかったようだ。
やはり、この映画化はさすがに厳しいだろう。


9位:「風立ちぬ」(東宝)<14週目>
【公開前個人予想】 85~90億円台
【現時点での興行収入予想】 121億円台(9~11週目118億円台、5~8週目110億円台、OP~4週目100億円前後)
【配給会社期待値等】 最終興収100億円超えがみえる好スタートを切った
【公開規模】 454スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは117.0億円半ばとなっている。
祝日を除いた6日間の伸びは6.6千万円弱程度だろうか。
週毎の伸びは以下のとおり。
OP9.6→2週目18.9→3週目15.0→4週目12.4→5週目16.8→6週目8.1→7週目7.5→8週目9.3→9週目8.4→10週目4.7→11週目2.2→12週目1.8→13週目1.5→14週目0.7億円となっている。
お盆を過ぎてペースが下がったが、引退効果もあり巻き返した。
今後どこまで伸ばすだろうか。
公開前は、ファミリー向けではない点がポイントだったが、宮崎駿監督作品であり、特に問題なかったようだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→149.9
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP9.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP3.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1
☆13年「風立ちぬ」
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4→117.0億円→
「ポニョ」との対比で考えると、「風立ちぬ」の興行収入は121.0億円となる。
『派手さがない作品であり、驚くような高い伸びはないと思うが、どうなるだろうか』と書いていたが、実際に鑑賞して伸びると確信した。
また、引退効果もあり、伸び続けるだろう。
「風立ちぬ」の興行収入は4週目まで100億円前後、8週目まで110億円台、11週目まで118億円台と予想していたが、先週に引き続き121億円台と予想したい。
公開前個人予想は85~90億円台だったので、低かったか。
今回はちょっと苦戦するかと思ったが、あのデキでは大ヒットも仕方がない。
引退報道効果もあったが、やはり、ジブリは凄い結果を残す。


10位:「劇場版 ATARU-THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-」(東宝・TBS)<6週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台(2週目21億円台、OP時26億円台)
【公開規模】 307スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは17.3億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは6.7千万円弱程度だろうか。
伸びが物足りないものの、既に15億円を突破している。
公開前に『一度も見たことがないので、面白味が分からないが、それほど高めには予想しにくい』と書いたが、ドラマが面白いのだろうか。
平均視聴率は15.4%となっており、なかなか優秀だ。

今年公開のドラマ映画はなかなか好調だ。
☆13年「ストロベリーナイト」トータル21.5億円
OP3.2→9.5→祝14.6→16.9→18.7→19.9→20.5
☆13年「映画 謎解きはディナーのあとで」
OP04.0→11.0→20.6→25.1→28.7→30.1→祝31.1
☆13年「劇場版 ATARU」
祝4.9→祝10.3→12.9→15.0→祝16.6→17.3億円→
「ストロベリーナイト」対比で考えると、「劇場版 ATARU」の興行収入は18.7億円となる。

以下が参考となるか。
☆11年「アンフェア the answer」トータル23.4億円
OP3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
OP4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円(参考)
OP3.1→08.7→12.6→16.0→18.8→20.2
☆13年「劇場版 ATARU」
祝4.9→祝10.3→12.9→15.0→祝16.6→17.3億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 ATARU」の興行収入は18.0~18.5億円となる。
あまり伸びていないので、今後も大きくは伸びないと思われる。
「劇場版 ATARU」の興行収入はOP時に26億円台、2週目まで21億円台と予想したが、先週に引き続き18億円台に予想したい。
OP時には当たると思わなかったが、公開前個人予想は16億円台だったので、悪くはない予想になってしまった。
しかし全く伸びはないが、やはり、ドラマの映画化は楽に稼げるようだ。
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