ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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『グランド・イリュージョン』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(見ても損はないだろう)

スピーディーかつテンポが良く、飽きさせることなく、最後まで一気に鑑賞できる面白味はある。
鑑賞中は確かに面白いとは思うが、釈然ともしない映画。
オチ自体は許容できる範囲だが、4人を犯罪に掻き立てる“EYE”って何だよと思わせるところを改善すればもうちょっと良くなったかもしれない。
木のトリック同様に何十年にも亘る単なる復讐劇に付き合わされる4人に目的を与えるための策ではあると思うが、何とかならなかったのか。
おかげで犯罪モノとしての爽快さが減じてしまっていると思われる。
マジックはやはり種があるところに面白さがあるのであり、現実を超越してしまっては面白味が半減してしまうのではないか。
マジックはマジックであり、魔術ではないと彼らも分かっているはずだ。
催眠術がもはや魔法の域に達しているところも、やり過ぎの感は否めず、CGを使えば、何もかも可能となってしまったところも素晴らしいところではあるが、残念なところでもある。
しかし、CGで勝負するのではなくて、カメラワークを凝ったために、マジックっぽい雰囲気がよく伝わってくるようにはなっている。

カメラワークだけではなく、ストーリーもなかなかマジックがかっている。
仲間の一人が死んだと見せかけて、実は生きているということは誰でも分かるネタではあるが、インターポールの女性に謎がありそうと観客に植え付けておいて、実はこっち側であったり、モーガン・フリーマンが何かを握っているとと見せかけて、実は真のターゲットであったりと、観客の心理を上手く導いている。
マイケル・ケインをターゲットにしている分、モーガン・フリーマンがターゲットであると余計分かりにくい仕掛けとなっている。

やや難点はあるが、観客を上手く騙すような映画には仕上がっており、犯罪モノ映画としては面白いとは思う。
「オーシャンズ」シリーズのように特性を活かした犯罪モノは既にあるが、特性を活かした犯罪モノ映画というものは今後増えていくかもしれない。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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