ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(11月3週目その5)

11位:「ルームメイト」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 193スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.3億円弱となっている。
1週間の伸びは8.0千万円程度だろうか。
レディスーデイ向けと思われるので、やはり平日の伸びは悪くはないようだ。
北川景子、深田恭子主演のサスペンス。
公開前に『人気小説の映画化らしいが、地味で暗めの作風なのでヒットすることはないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

以下が参考となるか。
☆11年「白夜行」トータル4.2億円
OP0.8→2.3→3.2→3.7
☆13年「ルームメイト」
OP0.5→1.3億円→
これとの対比で考えると、「ルームメイト」の興行収入は2.4億円となる。
レディースデイの動員を多少期待しても、この程度だろうか。
「ルームメイト」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので、やや高かったが悪くはなかったか。
このキャストでここまで興行収入が低いとも思えなかった。


12位:「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台(OP~2週目6億円台)
【公開規模】 610スクリーン(先週比-19スクリーン)
(※3D映画なので劇場館数はもっと少ない)
2.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは4.2億円となっている。
1週間の伸びは7.6千万円半ば程度だろうか。
神話をベースにしたファンタジーアドベンチャーの続編作品。
評判も高くはなく、続編を作った意味がよく分からない。
アメリカでも前作は89百万ドルの成績だったが、本作は67百万ドルに終わった。
公開前に『前作はそれなりにヒットしたが、本作は無理だろう』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8
☆13年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」
金4日2.2→3.4→4.2億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は5.7億円となる。
この程度ではないか。

以下と同じ運命だろう。
☆10年公開「タイタンの戦い」トータル15.8億円
金2.8→7.6→12.4→13.9→14.9→15.4
☆12年公開「タイタンの逆襲」トータル7.2億円
OP1.3→3.3→6.1
☆13年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」
金4日2.2→3.4→4.2億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は5.0~5.4億円となる。
「タイタン」シリーズは、前作から54%減となっており、本作もその程度の減少となるのではないか。

「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」4.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ジョン・カーター」4.7億円(トータル6.6億円)
☆「ものすごくうるさくて~」4.2億円(トータル5.9億円)
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は5.9~5.9億円となる。
この程度だろう。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」の興行収入は先週まで6億円台と予想していたが、5億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は6億円台だったので当たりそうだ。
原作はまだまだあるようだが、さらなる続編を作ることはないだろう。


13位:「潔く柔く きよくやわく」(東宝・日本テレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 266スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.6千万円程度だろうか。
少女コミック原作の映画化。
長澤まさみ、岡田将生主演作品。
日本テレビ放送網開局60周年記念作品。
この条件ではそうそう低くも予想できない。
作品のデキの問題もあるかもしれないが、長澤まさみ、岡田将生の2人では仕方がない結果でもあるのか。
「陽だまりの彼女」等の存在もマイナスだろう。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「潔く柔く きよくやわく」
OP0.9→祝2.8→3.7→4.3億円→
主要作品との対比で考えると、「潔く柔く きよくやわく」の興行収入は5.2~6.0億円となる。
ここまで伸びないだろう。

以下の結果を踏まえると、納得はできる。
☆07年「そのときは彼によろしく」トータル4.6億円(※長澤主演)
OP0.9→2.3→3.3→3.8→4.2→4.4
☆10年「雷桜」トータル4億円台(※岡田主演)
金0.9→2.3→3.3→3.8
☆11年「アントキノイノチ」トータル5.1億円(※岡田主演)
OP0.9→2.8→4.1→4.7→4.9
☆13年「潔く柔く きよくやわく」
OP0.9→祝2.8→3.7→4.3億円→
これらとの対比で考えると、「潔く柔く きよくやわく」の興行収入は4.7~5.2億円となる。
レディースデイに稼ぐかもしれないが、それほど伸びないだろう。
「潔く柔く きよくやわく」の興行収入は先週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったので、高すぎたか。
大ヒットするのは難しいとは思ったが、ここまでハズすコミック原作の恋愛作品も珍しい。
しかも、そのコミックも賞を得ていたりと、有名ではないのか。


13位:「そして父になる」(GAGA)<8週目>
【公開前個人予想】 24億円台
【現時点での興行収入予想】 32億円台
【公開規模】 295スクリーン(先週比-9スクリーン)
1.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは31.2億円弱となっている。
1週間の伸びは9.4千万円半ば程度だろうか。
10月15日の火曜日から先行公開されていた。
重そうな作品だが、評価が高く、主演福山雅治の人気も高いので、当然のように稼いでいる。
先行がある分、今年公開された「真夏の方程式」と同程度となっている。
☆13年「真夏の方程式」
OP4.6→12.3→祝20.1→23.7→26.9→29.3→31.0→32.2
☆13年「そして父になる」
先5.6→13.5→祝20.5→23.8→26.6→祝29.0→30.2→31.2億円→
これを超えるかが注目となるが、超えなさそうだ。

04年「誰も知らない」の是枝裕和監督作品。
公開前に『この手の派手さがなく重めのヒューマンドラマはヒットしないはずだが、「おくりびと」のように良作かつ話題になればサプライズヒットになるという予想しにくいジャンル。カンヌで評価されており、主演は福山雅治であるので、ヒットするのは確実だろう。とはいっても、爆発的な大ヒットになるとは思えない』と書いたが、大ヒットといえるだろう。

「そして父になる」31.2億円と同程度の8週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ALWAYS 三丁目の夕日'64」32.6億円(トータル34.4億円)
☆「怪物くん」30.3億円(トータル31.3億円)
これらとの対比で考えると、「そして父になる」の興行収入は32.2~32.9億円となる。
平日にも伸びてきそうなので、高めに予想したいが、どこまで伸びるだろうか。
「そして父になる」の興行収入は先週に引き続き32億円台と予想したい。
公開前個人予想は24億円台だったので、やや低かったかもしれない。
この手の非エンターテイメント作品の予想は難しい。


15位:「42~世界を変えた男~」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 159スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.4億円となっている。
1週間の伸びは5.2千万円半ば程度だろうか。
メジャーリーグを知っている者ならば、知らない者はいないほど著名なジャッキー・ロビンソン選手を描いたヒューマンスポーツドラマ。
背番号「42」はメジャーリーグチーム全ての永久欠番となっている。
しかし、日本での認知度は高くはなく大ヒットにはならない。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「マネーボール」トータル8.9億円
金1.8→4.4→6.5→7.8→8.4→8.6
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→05.8→06.9→07.7
☆12年公開「人生の特等席」トータル3.8億円
祝金1.1→2.4→3.1→3.5
☆13年公開「42~世界を変えた男~」
金4日1.1→1.9→2.4億円→
これらとの対比で考えると、「42~世界を変えた男~」の興行収入は2.9~3.6億円となる。
評価は高い感動作品だが、日本でヒットするとは思えない。
劇場館も多くはなく、「人生の特等席」を下回るレベルだろう。
「42~世界を変えた男~」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので当たりそうだ。
スクリーン数も多くはなく、評価は高いがテーマ的に妥当な結果だろう。


16位:「ワン・ダイレクション THIS IS US」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台(OP時1億円未満)
【公開規模】 124スクリーン(先週比-118スクリーン)
(※3D映画なので劇場館数はもっと少ない)
9.8百万円を週末に稼ぎ、トータルでは9.6千万円となっている。
1週間の伸びは2.6千万円半ば程度だろうか。
公開前に、それなりのスクリーン数を確保していることは確認したが、ランクインは無理だろうと判断して予想しなかった。

イギリスの人気グループではあるが、日本ではまだまだだろう。
オープニングはファンが殺到するものだから、今後大きな伸びはないだろうと思ったが、さすがに多少は伸びたか。
「ワン・ダイレクション THIS IS US」の興行収入はOP時に1億円未満と予想したが、先週に引き続き1億円台と予想したい。
それにしても、なぜ100スクリーン以上で公開したのだろうか。
50スクリーン程度で公開していれば、彼らの名誉が守れたものを無謀な公開で傷つけてしまった。


17位:「2ガンズ」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 197スクリーン(先週比-2スクリーン)
6.6百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.7億円弱となっている。
1週間の伸びは2.7千万円弱程度だろうか。
デンゼル・ワシントン、マーク・ウォールバーグ主演のアクション作品。
アメリカでは76百万ドルとほどほどに稼いだが、公開前に『日本では絶対にヒットしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
☆12年公開「デンジャラス・ラン」トータル3.7億円
金1.2→2.6→3.3
☆13年公開「フライト」
金2.3→5.1→7.0→8.1→8.6
☆13年公開「2ガンズ」
金0.6→1.4→1.7億円→
「デンジャラス・ラン」をも大きく下回ってしまった。
「デンジャラス・ラン」との対比で考えると、「2ガンズ」の興行収入は1.9億円となる。
微妙なところだが、デンゼル・ワシントンブランドを信じて、「2ガンズ」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
公開前個人予想は2億円台だったので当たりそうだ。
この手の軽いノリの中規模ハリウッドアクション作品は日本では厳しい。
悪くはない作品だが、思い切ってDVDスルーでもよいかもしれない。
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