ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B-(前作以下の普通の作品)

2D字幕版を鑑賞。
「アイアンマン2」のようなそれほど悪くはないが、あまり心に響かない作品となっている。
アベンジャーズ系とは異なり、ややSF寄りになってしまっている点も個人的には好みではなかった。
複数の世界が入り乱れる金が掛かった映像はそれなりに堪能できるが、ストーリーにほとんど工夫がない。
敵キャラにも魅力がなく、ただ何となく戦っているだけのようにしかみえない。
ソーとロキの母親フリッガの存在を増したり、ソーとジェーンの関係、ソーとロキとの関係を深めたりはしているが、これらが上手く機能していないように思われる。

ソーは1作目の傲慢な姿は影を潜め、マジメな人格者になってしまったことによって、逆に魅力を失ってしまっている。
ソーの“王”としての成長も重要かもしれないが、アイアンマンのような傲慢な無鉄砲さはいつまでも失って欲しくはない。
父オーディンの指示を無視し、ロキを連れ出すという作戦は無鉄砲ともいえるが、これはマジメな正攻法ともいえる無鉄砲さだ。
しかも、ロキとの不仲を利用しただまし討ちも観客にはバレバレであり、面白くもなんともない。
ジェーンとの関係もありきたりであり、ただ一緒にいるだけなので深みもない。
二人の関係が危機に陥るようなことがないので面白くない。

そして、ロキも魅力を失っている。
母のためというソーとの共闘理由を付加されているが、Xメンシリーズのマグニートのようなものがロキには感じられない。
しょせん、ソーとは水と油、太陽と月のような関係であり、ロキがおとなしすぎる。
いつソーとバトルが起きてもおかしくないような緊張感を監督は上手く演出できなかった。
最後に裏切るのもバレバレであり、これも面白くもなんともない。
オーディンに扮するのは逆に興ざめだ。
冷静さを欠いているとはいえ、全知全能であり神の中の神であるオーディンをあまりにも低く描き過ぎではないか。
本作ではほとんど出番や存在感がなかった。

コメディ要素も、ソーがハンマーを衣装フックに掛けたり、ジェーンがあまりに場違いな格好でマジメな話をしていたり、スタン・リーの登場は面白いが、他の部分はやや滑り気味であった。

それにしても、浅野忠信はクビになってしまったのか。
日本でヒットさせられなかったので、責任を問われても仕方がないだろうが、酷い扱いだった。
最後にちょっと出番があるかと思いきや、空を見上げるだけとは思わなかった。

当然続編は制作されるだろうが、監督は続投させない方がいいだろう。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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