ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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『テルマエ・ロマエⅡ』レビュー

◆評  価   5.5点
◆おススメ度  B(笑えればよいという作品であり、仕方がないか)

原作は一通り読んだような気がする程度であり、それほど思い入れはない。
前作については公開時に鑑賞したが、最近テレビで放送していたものをもう一度見直してみたが、それほど悪くはなかったと思う。

基本的な構成は、前作にかなり近いものとなっている。
ルシウス悩む→現代にタイムスリップ→古代ローマ流にアレンジを繰り返し、上戸彩他も古代ローマにタイムスリップして、古代ローマの紛争等をテルマエで解決するというものだ。
しかし、前作に比べると、物足りないような気がする。
悪い意味でフジテレビ系列制作の映画に仕上がってしまった。
コメディ作品なので、目くじらを立てる必要はないとは分かっているが、もうちょっと何とかならないものか。
笑えればそれだけでよいというノリで一見楽しそうにみえるが、全く中身のないスカスカ状態では楽しめられない。
原作に描かれていると思われる部分やネタはさすがに楽しく見られるが、ケイオニウスの兄、ローマの混乱、コロッセオ、魔女騒動、ルシウスの死の予言などの原作にないと思われる部分があまりにグダグダすぎる。
続編を制作したいだろうから、完結できずに上手くまとめられなかったとは思うが、それならルシウスの死の予言は無意味であろう。
それとも、続編の伏線にしたいのだろうか。

日本の温泉の良さ・温泉地の良さについても、もうちょっと丁寧に工夫して描いて欲しかった。
宝川温泉、法師温泉など良い温泉であり、もうちょっとあの良さを日本人だけではなく、世界の人々にアピールして欲しい。

それにしても、小ネタが意味不明すぎる作品だ。
松島トモ子のネタはシュールすぎて面白いが、現代の若者に理解できると思っているのか。
指圧師の浪越さんのネタも若者は理解できないだろう。
それを演じたピカデリー梅田こと菅登未男さんもダウンタウンのガキの使いを見ていないとよく分からないはずだ。
白木みのるに至っては、自分でもよく分からない。
なんとなく分かるのは40歳以上ではないか。
本作は、誰を対象にしている映画なのだろうか。
訳の分からない人物を描くことで、皇帝ハドリアヌス、ケイオニウス、アントニウスの脇役も影が薄くなってしまってはないか。
笑える部分は確かにあるが、笑えるだけではなく、中身も充実させないと、「なんか面白かったね」というだけの映画になってしまう。
特に後半のグダグダぶりが映画をダメにしている。
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