ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(5月4週目その2)

1位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<11週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 240億円程度(8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 650スクリーン(先週比-20スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
7.0億円を週末に稼ぎ、トータルでは198.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは13.1億円半ば程度だろうか。
26日時点で200億円を突破してしまった。

なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1億円となっている。
勢いが全く衰えることがない。
4週目まで増える、10週目が6、7週目を超えるという恐ろしい状況となっている。

「風立ちぬ」を破り、アカデミー賞アニメ部門を受賞した作品。
『アメリカでも空前の大ヒットとなっており、日本でもヒット間違いなしだろう』と思ったが、ここまで爆発するとは想像してなかった。
公開前に『恐らく評価の高さにより、ロングセールスになると見込まれるため、高めに予想したいところだ』と書いたが、次元が違った。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
10週目185.3→198.4億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなるか。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→150.0
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
10週目126.0→132.3→138.2→142.7→147.0
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
10週目115.4→116.4→117.1
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
10週目105.4→106.2→107.0
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4→117.0→117.6
☆14年公開「アナと雪の女王」
10週目185.3→198.4億円→
これらの作品の興行収入を超えている。
これらとの対比で考えると、「アナと雪の女王」の興行収入は201.8~233.9億円となる。
伸びはまだまだ止まらず、この上限を超えそうだ。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、先週まで210億円程度と予想したが、240億円程度に上方修正したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。


3位:「テルマエ・ロマエⅡ」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 33億円台
【現時点での興行収入予想】 45億円台(3週目50億円台、OP時33億円台)
【公開規模】 338スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは38.1億円となっている。
1週間の伸びは3.3億円半ば程度だろうか。
前作がマグレではないことを証明する動きとなっている。
公開前に『予想するのが非常に難しい作品。前作と同程度を稼げるとは到底思えない』と書いたが、前作に近い成績となりそうだ。
気軽にみられるコメディ系はやはり稼ぎやすいようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4
☆14年「テルマエ・ロマエⅡ」
OP4.9→水25.7→30.1→34.8→38.1億円→
口コミで伸びた前作との単純比較はできない。
公開前に『前作は奇跡的な大ヒットといえるだろう。ただ、気軽なコメディ作品であり、それなりには稼ぐはずだ』とはなりそうだ。

ゴールデンウィーク公開作品は以下のとおり。
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP5.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆13年「図書館戦争」トータル17.2億円
OP2.2→祝9.5→11.5→13.2→14.6→15.6→16.2
☆14年「テルマエ・ロマエⅡ」
OP4.9→水25.7→30.1→34.8→38.1億円→
これらとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエⅡ」の興行収入は42.3~44.9億円となる。
ある程度の伸びは期待できるので、この対比を超えるか。

以下の作品も参考となるだろう。
☆13年「謝罪の王様」トータル21.8億円
OP2.7→8.2→祝13.4→16.1→18.2→祝20.1
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「テルマエ・ロマエⅡ」
OP4.9→水25.7→30.1→34.8→38.1億円→
これらとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエⅡ」の興行収入は45.6~46.0億円となる。
42億円以上、46億円以下というところか。
「テルマエ・ロマエⅡ」の興行収入はOP時に33億円台、3週目に50億円台と予想したが、先週に引き続き45億円台と予想したい。
公開前の予想は33億円台だったので、ハズしそうだ。
前作のようなムーブメントは起きないと思ったが、作品的に見やすさがあり、地力も高かった。
この分ならば、続編も制作されそうだ。


4位:「アメイジング・スパイダーマン2」(ソニー)<5週目>
【公開前個人予想】 25億円台
【現時点での興行収入予想】 30億円台(3~4週目29億円台、OP時23億円台)
【公開規模】 679スクリーン(先週比-83スクリーン)
※3D版、2D版があり、劇場数はもっと少ない。
1.0億円を週末に稼ぎ、トータルでは推定28.1億円弱となっている。
1週間の伸びは2.2億円半ば程度だろうか。
実績のある作品だけにそれなりには稼いでいる。
しかし、公開前に『強敵出現で盛り上げようとしているが、そう簡単には盛り上がらないだろう』と書いたとおりになりそうだ。
人気が落ちた作品を復活させることは難しそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「スパイダーマン」トータル75.0億円
☆04年公開「スパイダーマン2」トータル67.0億円
☆07年公開「スパイダーマン3」トータル71.2億円
6日31.9→43.6→52.3→58.1→62.3
☆12年公開「アメイジング・スパイダーマン」トータル31.6億円
先9.0→16.4→21.8→26.2→28.4→29.3→30.0
☆14年公開「アメイジング・スパイダーマン2」
金5.2→14.7→22.8→25.8→28.1億円→
前作との対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン2」の興行収入は31.3億円となる。
前作「アメイジング・スパイダーマン」を超えるかが注目となる。
公開前に『リブートされて、半分以下に落ちている。前作もあまり面白くもなかったので、以前の状態に戻ることはないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

去年の同時期に公開された以下の作品が参考となるだろう。
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金5.4(OP4.1)→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆14年公開「アメイジング・スパイダーマン2」
金5.2(OP4.2)→14.7→22.8→25.8→28.1億円→
これとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン2」の興行収入は28.9億円となる。
この対比を超える程度だろうか。
「アメイジング・スパイダーマン2」の興行収入はOP時に23億円台、先週まで29億円台と予想したが、30億円台に上方修正したい。
さすがにGWにちょっと頑張ったようだ。
公開前個人予想は25億円台だったので、悪くはない予想となりそうだ。
良いコンテンツだったが、ソニーが活かしきれなかったようだ。
「アベンジャーズ」に差を付けられそうだ。


5位:「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」(東宝・日本テレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 34億円台
【現時点での興行収入予想】 40億円台
【配給会社期待値等】シリーズ最高興収40億円突破も見込める大ヒットスタート
【公開規模】 339スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは38.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.6億円程度だろうか。
相変わらずの大ヒットとなっている。
公開前に『FBIやネイビーシールズが絡むようなストーリーらしい。あまり新鮮味はなさそうだが、ヒットするのは間違いないだろう』と書いたようにそれほど爆発しないのではないかと思ったが、コナンの人気は留まるところを知らない。

過去の「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8→34.3→34.5
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「沈黙の15分(クォーター)」トータル31.5億円<15周年記念>
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆12年「11人目のストライカー」トータル32.9億円
6.3→12.6→17.3→28.1→29.8→30.9→31.6→32.1→32.3
☆13年「絶海の探偵(プライベート・アイ)」トータル36.1億円
6.7→祝16.4→祝27.3→29.8→31.9→33.4→34.5→35.1→35.5
☆13年「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」41~42億円見込み
6.5→14.4→祝21.5→27.5→35.3→祝38.9→40.1→40.9→41.4
☆14年「異次元の狙撃手(スナイパー)」
7.9→16.3→26.7→34.3→36.7→38.3億円→
過去最高の去年の興行収入を既に超えている。
主要作品との対比で考えると、今年の興行収入は40.7~41.4億円となる。
ますます人気が上がっているシリーズ。
「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」が40億円を超えているので、本作の興行収入も先週に引き続き40億円台と予想したい。
公開前個人予想は34億円台だったので低すぎたか。
それにしても、この作品はいつになったら終わるのだろうか。
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