ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(5月第5週目)

1位となったのは新作の「マレフィセント」。
事前には週末3日間で55百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る70百万ドルのオープニングを飾った。
アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング主演のファンタジー作品。
監督は、実績のないロバート・ストロンバーグ。
公開前に『大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319
☆13年「オズ はじまりの戦い」トータル235百万ドル
OP79→144→177→198→213→219
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150
☆14年「マレフィセント」
OP70百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は194~208百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはあるだろう。
「マレフィセント」の興行収入は2億ドル台と予想したい。
やはりこの手の童話をベースにした作品は稼げるようだ。


2位は2週目の「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」。
トータルでは162百万ドルとなっている。
製作費2億ドルの回収が目標となる。
コミックを原作とする続編モノのアクションアドベンチャー。
監督は、過去2作を手掛けたブライアン・シンガー。
新旧のキャストが揃う作品。
公開前に『前作超えるのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
やはり、ファンはヒュー・ジャックマンなどの旧作スターを望んでいるようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP054→099→123→136→144→149
☆03年「X-MEN2」トータル215百万ドル
OP086→148→174→189→199→204
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
OP103→175→202→216→225→229
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル146百万ドル
OP55→098→120→133→139→142
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」トータル133百万ドル
OP53→095→112→121→125→128
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は216~257百万ドルとなる。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」を超えるかが注目となる。

近年のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」
OP92→146→172→185→193百万ドル→
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162百万ドル→
「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」「アメイジング・スパイダーマン2」と同程度のオープニングのようだ。
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は230~232百万ドルとなる。
評価は恐ろしく高いので、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のような伸びはあるだろう。
「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は先週に引き続き2億3千万ドル台と予想したい。
「アベンジャーズ」系のディズニー、「X-MEN」の20世紀フォックスはヒットさせたが、「スパイダーマン」のソニーが出遅れた形となる。


3位となったのは新作の「荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~(A Million Ways to Die in the West)」。
事前には週末3日間で26百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る17.1百万ドルのオープニングを飾った。
セス・マクファーレン監督・共同脚本・主演のコメディ西部劇。
シャーリーズ・セロン、リーアム・ニーソンが出演している。
公開前に『「TED」でも人気のセス・マクファーレンだが、「A Million Ways to Die in the West」はヒットしないのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
「TED」のようなヒットをするとは誰も思わないだろう。

ジョセフ・ゴードン・レビット監督脚本主演のコメディ作品と同程度の伸びか。
☆13年「ドン・ジョン」トータル24百万ドル
OP09→16→20→22
☆14年「荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~」
OP17百万ドル→
これとの対比で考えると、「荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~」の興行収入は45百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。
「荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
なぜ「TED」の次に西部劇コメディを作ったのだろうか。


4位は3週目の「GODZILLA」。
トータルでは175百万ドルとなっている。
製作費1億6千万ドルの回収が終了した。
SFアクション作品。
監督は10年「モンスターズ/地球外生命体」のギャレス・エドワーズ。
出演はアーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙など。
公開前に『「GODZILLA」は意外と受けそうな気がする。前作は超えるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

前回のリメイク作品の興行収入は以下のとおり。
☆98年「GODZILLA ゴジラ」トータル136百万ドル
先63(OP44)→99→114→124→129
☆14年「GODZILLA」
OP93→148→175百万ドル→
前回を楽に超えた。

参考となりそうな作品は以下のとおり。
☆05年「宇宙戦争」トータル234百万ドル
先101(OP65)→165→192→208→218→225
☆05年「キング・コング」トータル218百万ドル
先66(OP50)→109→168→193→203→210
☆11年「SUPER8」トータル127百万ドル
先36→73→95→108→118
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆13年「パシフィック・リム」トータル102百万ドル
OP37→68→84→093→097→098
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル
OP40→64→72→076→078→079
☆14年「GODZILLA」
OP93→148→175百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「GODZILLA」の興行収入は213~234百万ドルとなる。
評価は高いので、もうちょっとは伸びるとは思ったが、やや厳しいか。
「GODZILLA」の興行収入は先週まで2億4千万ドル台と予想したが、2億2千万ドル台に下方修正したい。
それでも、今回のハリウッドリメイクは大成功となりそうだ。


5位は2週目の「Blended」。
トータルでは30百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が目標となる。
アダム・サンドラー主演のラブコメ作品。
監督は、アダム・サンドラーと98年「ウェディング・シンガー」(トータル80百万ドル)、98年「ウォーターボーイ」(トータル161百万ドル)、06年「もしも昨日が選べたら」(トータル137百万ドル)と4度目のタッグとなるフランク・コラチ。
共演は、98年「ウェディング・シンガー」(トータル80百万ドル)、04年「50回目のファースト・キス」(トータル121百万ドル)でコンビを組んでいるドリュー・バリモア。
公開前に『不調のアダム・サンドラ―だが、コケずに少しは稼ぎそうだ』と書いたが、微妙な結果となりそうだ。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「ファニー・ピープル」トータル52百万ドル
OP23→41→048→051
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「ウソツキは結婚のはじまり」トータル103百万ドル
OP31→61→079→088→094→098
☆11年「ジャックとジル」トータル74百万ドル
OP25→41→057→064→069→071
☆12年「俺のムスコ」トータル37百万ドル
OP13→28→034→036
☆13年「アダルトボーイズ遊遊白書」トータル134百万ドル
OP42→79→102→116→124→127
☆14年「Blended」
OP14→30百万ドル→
安定して、1億ドル以上を稼ぎ出す俳優だったが、「ジャックとジル」からつまづき始めた。
主要作品との対比で考えると、「Blended」の興行収入は40~54百万ドルとなる。
評価は普通であり、それほど伸びはないだろう。
「Blended」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
アダム・サンドラーの復活は厳しいか。
エディ・マーフィー同様にこの業界は落ちるのが早い。


6位は4週目の「Neighbors」。
トータルでは129百万ドルとなっている。
製作費18百万ドルの7倍以上を回収している。
公開前に『ほどほどに稼ぐだろう』と思ったが、サプライズヒットとなりそうだ。
セス・ローゲン、ザック・エフロン主演のコメディ作品。
監督は、08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」(トータル63百万ドル)、10年「伝説のロックスター再生計画!」(トータル61百万ドル)のニコラス・ストーラー。

ライバルコメディ作品は以下のとおりか。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→078→111→129→142→151
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→059→085→107→124→136
☆12年「Ted」トータル219百万ドル
OP54→120→159→180→193→203
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆13年「なんちゃって家族」トータル150百万ドル
先38→70→91→110→124→13
☆14年「Neighbors」
OP49→91→114→129百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Neighbors」の興行収入は157~176百万ドルとなる。
『評価は高いので、もうちょっと粘りそうだ』『気軽なコメディ作品だけに、ヒットがヒットを呼び込むだろう』と思ったが、サプライズな伸びはなさそうだ。
「Neighbors」の興行収入は2週目まで2億1千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億6千万ドル台と予想したい。
それでも大ヒットといえるだろう。
セス・ローゲン評価はさらに高まったはずだ。


7位は5週目の「アメイジング・スパイダーマン2」。
トータルでは193百万ドルとなっている。
前作に引き続き、マーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド主演のアメコミ原作のアクションアドベンチャー作品。
公開前に『爆発的なヒットは難しいが、ヒットすることに間違いないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「スパイダーマン」トータル404百万ドル
OP115→223→286→326→354→370→383→390→396
☆04年「スパイダーマン2」トータル374百万ドル
先152(OP88)→256→302→328→344→354→361→365→368
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
OP151→240→282→304→318→326→330→332→334
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」トータル262百万ドル
先137(OP62)→201→229→242→251→255→257
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」
OP92→146→172→185→193百万ドル→
これらとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン2」の興行収入は201~220百万ドルとなる。
この下限程度だろう。

近年のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル146百万ドル
OP55→098→120→133→139→142
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
OP95→159→201→225→237→245
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」
OP92→146→172→185→193百万ドル→
「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」並のオープニングとなっていた。
「アベンジャーズ」以外の作品との対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン2」の興行収入は203~205百万ドルとなる。
評価は高いが、それほど高い伸びはないだろう。
「アメイジング・スパイダーマン2」の興行収入は2週目まで2億2千万ドル台と予想したが、先週に引き続き2億ドル台と予想したい。
前作・本作の内容から当然の結果ではあるが、前作の興行収入をかなり下回るのはソニーにとって痛いかもしれない。


8位は3週目の「Million Dollar Arm」。
トータルでは28百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収は終了した。
ジョン・ハム主演のスポーツドラマ。
監督は07年「Mr.ウッドコック‐史上最悪の体育教師-」(トータル26百万ドル)のクレイグ・ギレスピー。
公開前に『それほど稼げないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「マネーボール」トータル76百万ドル
OP20→38→49→58→64→67→70
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆12年「人生の特等席」トータル36百万ドル
OP12→23→30→33→34
☆14年「Draft Day」トータル28百万ドル
OP10→19→24→26→28
☆14年「Million Dollar Arm」
OP11→21→28百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Million Dollar Arm」の興行収入は33~45百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、少しは伸びるだろう。
「Million Dollar Arm」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
スポーツドラマは3千万ドル台が標準となりそうだ。


9位は4週目の「Chef」。
トータルでは6百万ドルとなっている。
OP6→72→498→525スクリーンに拡大公開されている。
「アイアンマン」のジョン・ファブロー監督のコメディ作品。
脚本、主演もジョン・ファブローが務めている。
ジョン・レグイザモ、スカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニーJr.も出演している。
評価はかなり高いので、拡大公開されるのかが注目となる。


10位は6週目の「The Other Woman」。
トータルでは81百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が既に終了している。
キャメロン・ディアス、レスリー・マン主演のコメディ作品。
監督は、02年「ジョンQ」(トータル72百万ドル)、04年「きみに読む物語」(トータル81百万ドル)のニック・カサヴェテス。
公開前に『そこそこ稼ぐか』と書いたとおりとなりそうだ。
浮気されていた3人の女性が共闘して浮気相手に復讐するストーリー。

キャメロン・ディアスが主演した主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ホリデイ」トータル63百万ドル
OP13→25→35→50→59
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆11年「バッド・ティーチャー」トータル100百万ドル
OP32→60→79→88→94
☆12年「恋愛だけじゃダメかしら?」トータル41百万ドル
OP11→22→31→36→39
☆14年「The Other Woman」
OP25→48→62→72→78→81百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「The Other Woman」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
キャメロン・ディアスの人気はまだまだ健在だ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆トム・クルーズ主演のSFアクション「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
☆ベストセラー小説の映画化のヒューマンドラマ「The Fault in our Stars」
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は「オブリビオン」よりはヒットしそうだ。
「The Fault in our Stars」はヒットしないだろう。
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