ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(6月第1週目)

1位となったのは新作の「The Fault in our Stars」。
事前には週末3日間で45百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る48百万ドルのオープニングを飾った。
ベストセラー小説の映画化のヒューマンドラマ。
主演はの「ダイバージェント」のシェイリーン・ウッドリー。
監督はあまり実績のないJosh Boone。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたが、余裕の大ヒットなっている。

以下の作品と比較されているようだ。
☆12年「君への誓い」トータル125百万ドル
OP41→85→103→112→117→121
☆14年「The Fault in our Stars」
OP48百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Fault in our Stars」の興行収入は146百万ドルとなる。
評価が恐ろしくメチャクチャ高いのでもうちょっと伸びそうだ。
「The Fault in our Stars」の興行収入は1億6千万ドル台と予想したい。
日本でも恋愛コミック原作作品が当たることもあり、アメリカでもこの手の作品はヒットするようだ。


2位は2週目の「マレフィセント」。
トータルでは128百万ドルとなっている。
製作費1億8千万ドルの回収が目標となる。
アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング主演のファンタジー作品。
監督は、実績のないロバート・ストロンバーグ。
公開前に『大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319
☆13年「オズ はじまりの戦い」トータル235百万ドル
OP79→144→177→198→213→219
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150
☆14年「マレフィセント」
OP69→128百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は200~209百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはあるだろう。
「マレフィセント」の興行収入は先週に引き続き2億ドル台と予想したい。
「オズ はじまりの戦い」よりもやや低いところは気になるが、2億ドル稼げば文句はいえまい。
やはりこの手の童話をベースにした作品は稼げるようだ。


3位となったのは新作の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」。
事前には週末3日間で32百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る28.8百万ドルのオープニングを飾った。
製作費178百万ドルの回収が目標となる。
日本のライトノベルを原作としたトム・クルーズ主演のSFアクション作品。
監督は、02年「ボーン・アイデンティティー」(トータル122百万ドル)、05年「Mr.&Mrs.スミス」(トータル186百万ドル)のダグ・リーマン。
公開前に『「オブリビオン」よりはヒットしそうだ』と書いたがどうなるだろうか。

トム・クルーズ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「M:i:Ⅲ」トータル134百万ドル
OP48→85→104→114→123→127
☆01年「バニラ・スカイ」トータル101百万ドル
OP25→45→67→81→88→93
☆02年「マイノリティ・リポート」トータル132百万ドル
OP36→73→97→110→118→123
☆03年「ラストサムライ」トータル111百万ドル
OP24→47→59→74→90→97
☆04年「コラテラル」トータル101百万ドル
OP25→53→70→80→87→93
☆05年「宇宙戦争」トータル234百万ドル
先101(OP65)→165→192→208→218→225
☆08年「ワルキューレ」トータル83百万ドル
先47→65→74→79→81→82
☆10年「ナイト&デイ」トータル76百万ドル
先27→46→62→69→73→74
☆11年「ミッション:インポッシブルⅣ」トータル209百万ドル
限13→込77→込141→170→187→19
☆12年「アウトロー」トータル80百万ドル
OP15→44→65→73→76→78
☆13年「オブリビオン」トータル89百万ドル
OP37→65→76→82→86→87
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
OP29百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は70~117百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、やや伸びるだろう。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は1億1千万ドル台と予想したい。
トム・クルーズの全米の人気はそれほど高くはなく、1億ドルがせいぜいというところであり、全世界で稼げるとはいえ、トム・クルーズ主演作品にここまでの製作費を掛けるのはいかがなものかと思う。


4位は3週目の「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」。
トータルでは190百万ドルとなっている。
製作費2億ドルの回収はクリアできそうだ。
コミックを原作とする続編モノのアクションアドベンチャー。
監督は、過去2作を手掛けたブライアン・シンガー。
新旧のキャストが揃う作品。
公開前に『前作超えるのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
やはり、ファンはヒュー・ジャックマンなどの旧作スターを望んでいるようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP054→099→123→136→144→149
☆03年「X-MEN2」トータル215百万ドル
OP086→148→174→189→199→204
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
OP103→175→202→216→225→229
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル146百万ドル
OP55→098→120→133→139→142
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」トータル133百万ドル
OP53→095→112→121→125→128
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162→190百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は220~243百万ドルとなる。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」を超えるかが注目となる。

近年のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」
OP92→146→172→185→193百万ドル→
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162→190百万ドル→
「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」「アメイジング・スパイダーマン2」と同程度のオープニングのようだ。
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は230~233百万ドルとなる。
評価は恐ろしく高いので、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のような伸びはあるだろう。
「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は先週に引き続き2億3千万ドル台と予想したい。
「アベンジャーズ」系のディズニー、「X-MEN」の20世紀フォックスはヒットさせたが、「スパイダーマン」のソニーが出遅れた形となる。


5位は2週目の「荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~」。
トータルでは30百万ドルとなっている。
セス・マクファーレン監督・共同脚本・主演のコメディ西部劇。
シャーリーズ・セロン、リーアム・ニーソンが出演している。
公開前に『「TED」でも人気のセス・マクファーレンだが、「荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~」はヒットしないのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
「TED」のようなヒットをするとは誰も思わないだろう。

ジョセフ・ゴードン・レビット監督脚本主演のコメディ作品と同程度の伸びか。
☆13年「ドン・ジョン」トータル24百万ドル
OP09→16→20→22
☆14年「荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~」
OP17→30百万ドル→
これとの対比で考えると、「荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~」の興行収入は45百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。
「荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
なぜ「TED」の次に西部劇コメディを作ったのだろうか。


6位は4週目の「GODZILLA」。
トータルでは185百万ドルとなっている。
製作費1億6千万ドルの回収は既に終了している。
SFアクション作品。
監督は10年「モンスターズ/地球外生命体」のギャレス・エドワーズ。
出演はアーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙など。
公開前に『「GODZILLA」は意外と受けそうな気がする。前作は超えるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

前回のリメイク作品の興行収入は以下のとおり。
☆98年「GODZILLA ゴジラ」トータル136百万ドル
先63(OP44)→99→114→124→129
☆14年「GODZILLA」
OP93→148→174→185百万ドル→
前回を楽に超えた。

参考となりそうな作品は以下のとおり。
☆05年「宇宙戦争」トータル234百万ドル
先101(OP65)→165→192→208→218→225
☆05年「キング・コング」トータル218百万ドル
先66(OP50)→109→168→193→203→210
☆11年「SUPER8」トータル127百万ドル
先36→73→95→108→118
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆13年「パシフィック・リム」トータル102百万ドル
OP37→68→84→093→097→098
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル
OP40→64→72→076→078→079
☆14年「GODZILLA」
OP93→148→174→185百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「GODZILLA」の興行収入は203~218百万ドルとなる。
評価は高いので、もうちょっとは伸びるとは思ったが、やや厳しいか。
「GODZILLA」の興行収入は2週目まで2億4千万ドル台、先週2億2千万ドル台と予想したが、2億ドル台に再下方修正したい。
伸びはなかったが、それでも今回のハリウッドリメイクは大成功となりそうだ。


7位は5週目の「Neighbors」。
トータルでは138百万ドルとなっている。
製作費18百万ドルの7倍以上を回収している。
公開前に『ほどほどに稼ぐだろう』と思ったが、サプライズヒットとなりそうだ。
セス・ローゲン、ザック・エフロン主演のコメディ作品。
監督は、08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」(トータル63百万ドル)、10年「伝説のロックスター再生計画!」(トータル61百万ドル)のニコラス・ストーラー。

ライバルコメディ作品は以下のとおりか。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→078→111→129→142→151
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→059→085→107→124→136
☆12年「Ted」トータル219百万ドル
OP54→120→159→180→193→203
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆13年「なんちゃって家族」トータル150百万ドル
先38→70→91→110→124→132
☆14年「Neighbors」
OP49→91→114→129→138百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Neighbors」の興行収入は156~167百万ドルとなる。
『評価は高いので、もうちょっと粘りそうだ』『気軽なコメディ作品だけに、ヒットがヒットを呼び込むだろう』と思ったが、サプライズな伸びはなさそうだ。
「Neighbors」の興行収入は2週目まで2億1千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億6千万ドル台と予想したい。
それでも大ヒットといえるだろう。
セス・ローゲン評価はさらに高まったはずだ。


8位は3週目の「Blended」。
トータルでは37百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が目標となる。
アダム・サンドラー主演のラブコメ作品。
監督は、アダム・サンドラーと98年「ウェディング・シンガー」(トータル80百万ドル)、98年「ウォーターボーイ」(トータル161百万ドル)、06年「もしも昨日が選べたら」(トータル137百万ドル)と4度目のタッグとなるフランク・コラチ。
共演は、98年「ウェディング・シンガー」(トータル80百万ドル)、04年「50回目のファースト・キス」(トータル121百万ドル)でコンビを組んでいるドリュー・バリモア。
公開前に『不調のアダム・サンドラ―だが、コケずに少しは稼ぎそうだ』と書いたが、微妙な結果となりそうだ。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「ファニー・ピープル」トータル52百万ドル
OP23→41→048→051
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「ウソツキは結婚のはじまり」トータル103百万ドル
OP31→61→079→088→094→098
☆11年「ジャックとジル」トータル74百万ドル
OP25→41→057→064→069→071
☆12年「俺のムスコ」トータル37百万ドル
OP13→28→034→036
☆13年「アダルトボーイズ遊遊白書」トータル134百万ドル
OP42→79→102→116→124→127
☆14年「Blended」
OP14→29→37百万ドル→
安定して、1億ドル以上を稼ぎ出す俳優だったが、「ジャックとジル」からつまづき始めた。
主要作品との対比で考えると、「Blended」の興行収入は40~49百万ドルとなる。
評価は普通であり、それほど伸びはないだろう。
「Blended」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
アダム・サンドラーの復活は厳しいか。
エディ・マーフィー同様にこの業界は落ちるのが早い。


9位は5週目の「Chef」。
トータルでは10百万ドルとなっている。
OP6→72→498→525→1298スクリーンに拡大公開されている。
「アイアンマン」のジョン・ファブロー監督のコメディ作品。
脚本、主演もジョン・ファブローが務めている。
ジョン・レグイザモ、スカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニーJr.も出演している。
評価はかなり高いので、拡大公開されるのかが注目となる。


10位は4週目の「Million Dollar Arm」。
トータルでは32百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収は終了した。
ジョン・ハム主演のスポーツドラマ。
監督は07年「Mr.ウッドコック‐史上最悪の体育教師-」(トータル26百万ドル)のクレイグ・ギレスピー。
公開前に『それほど稼げないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「マネーボール」トータル76百万ドル
OP20→38→49→58→64→67→70
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆12年「人生の特等席」トータル36百万ドル
OP12→23→30→33→34
☆14年「Draft Day」トータル28百万ドル
OP10→19→24→26→28
☆14年「Million Dollar Arm」
OP11→21→28→32百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Million Dollar Arm」の興行収入は34~42百万ドルとなる。
評価はかなり高く、予想通りの伸びだったようだ。
「Million Dollar Arm」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
スポーツドラマは3千万ドル台が標準となりそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆続編アクションコメディ「22 Jump Street」
☆続編3Dアニメ「How to Train Your Dragon 2」
どちらもヒットしそうだ。
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