ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目その2)

1位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<14週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 240億円程度(8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 568スクリーン(先週比-33スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
3.9億円を週末に稼ぎ、トータルでは231.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.7億円半ば程度だろうか。
なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1→12週目13.9→13週目11.0→14週目7.8億円となっている。
14週目にしてようやく勢いが衰えてきたか。
7月16日DVD発売が決まっており、今後の伸びが注目となる。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
10週目185.3→198.4→212.3→223.3→231.0億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなるか。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→150.0
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
10週目126.0→132.3→138.2→142.7→147.0
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
10週目115.4→116.4→117.1
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
10週目105.4→106.2→107.0
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4→117.0→117.6
☆14年公開「アナと雪の女王」
10週目185.3→198.4→212.3→223.3→231.0億円→
これらの作品の興行収入を超えている。
主要作品との対比で考えると、「アナと雪の女王」の興行収入は237.3~245.1億円となる。
伸びはしばらくは止まらず、この上限程度となりそうだ。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、10週目まで210億円程度と予想したが、先週に引き続き240億円程度と予想したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。


4位:「MONSTERZ モンスターズ」(ワーナー・日本テレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 327スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定6.9億円となっている。
1週間の伸びは1.7億円半ば程度だろうか。
公開前に『この手の作品は女性受けが悪いため、意外とヒットしないのが例である。さらに評価も悪いようであり、ちょっと厳しい結果となるかもしれない』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、『リング』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の中田秀夫。
藤原竜也、山田孝之主演の韓国映画のリメイク作品。

参考作品は以下のとおり。
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆12年「悪の教典」トータル23.4億円
OP3.0→08.8→14.4→17.8→19.9→21.2
☆13年「プラチナデータ」トータル26.4億円
OP4.0→11.2→16.8→20.7→22.8→24.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→09.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→04.2→06.2→07.7
☆14年「MONSTERZ モンスターズ」
金2.4→05.2→06.9億円→
主要作品との対比で考えると、「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は10.4~11.4億円となる。
10億円を超えてもおかしくない動きだが、伸びがあるだろうか。

「MONSTERZ モンスターズ」6.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「奇跡のリンゴ」6.2億円(トータル10.2億円)
☆「探偵はBARにいる2」6.1億円(トータル8.9億円)
これらとの対比で考えると、「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は10.1~11.4億円となる。
10億円程度となりそうだが、評価を踏まえると高くは予想しにくい。
「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は先々週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、現時点では当たりそうだ。
企画段階では、さすがに悪くはない結果となりそうだと思ったが、これではヒットとはいえないだろう。
ワーナーは実写映画の「藁の盾」を当てたが、「R100」(配給)、「許されざる者」「すべては君に逢えたから」「黒執事」をハズしている。
「るろうに剣心」が最後の綱となりそうだ。


5位:「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 10億円台(OP時12億円台)
【公開規模】 648スクリーン(先週比-5スクリーン)
※3D、2D、字幕版、吹替版があるので、実際の劇場館数はもっと少ない。
7.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定8.4億円弱となっている。
1週間の伸びは1.7億円弱程度だろうか。
日本を舞台にしたスピンオフがコケているので、意外と健闘しているように思える。

未来と過去を舞台とするため新旧のキャストが揃う作品。
公開前に『アメリカではヒットしているが、日本では当然ヒットを期待できないだろう』と書いたが、それほど悪くはない結果となりそうだ。

過去の「X-MEN」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「X-MEN」トータル18.5億円
☆03年「X-MEN2」トータル18.0億円
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円
OP2.8→7.9→11.5→13.4→14.4
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→07.3→08.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円
先1.7→4.1→05.5→06.3
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」トータル8.1億円
金2.4→5.1→06.6→07.4→07.9
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
金3.5→6.7→08.4億円→
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は10.2~11.2億円となる。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」のオープニングと近かったが、伸びはないようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆12年公開「ダークナイト・ライジング」トータル19.7億円
先4.6→10.1→13.5→16.8→18.1→18.9
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金4日7.9→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆13年公開「マン・オブ・スティール」トータル9.7億円
金3.4→6.4→8.0→8.9
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
金3.5→6.7→8.4億円→
「アイアンマン2」「マン・オブ・スティール」レベルか。
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は10.2~11.1億円となる。
あまり伸びはないだろう。
「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入はOP時に12億円台と予想したが、10億円台に下方修正したい。
オープニングの成績には、先行分も含まれており、数値が正確でなく微妙なところもあったようだ。
公開前個人予想は9億円台だったので、結果的に当たりとなりそうだ。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円なので、さすがにそこまで高いヒットにはならない。


6位:「青天の霹靂」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 11億円台(OP~2週目15億円台)
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは9.2億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円弱程度か。
評価の高そうな作品だけに期待したが、あまり伸びなかったようだ。

劇団ひとりの監督・原作・共同脚本・出演作品。
大泉洋、柴咲コウが主演している。
公開前に『コメディ系の感動作品であり、評価も高そうだ。意外なヒットとなる可能性はある』と書いたとおりとなりそうもない。

劇団ひとり原作小説の映画化の興行収入は以下のとおり。
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3→17.8
☆14年「青天の霹靂」
OP1.8→5.4→7.7→9.2億円→
これとの対比で考えると、「青天の霹靂」の興行収入は12.6億円となる。
ここまで伸びないかもしれない。

お笑い芸人の監督作品のヒットした作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆11年「さや侍」トータル6.3億円
OP1.2→3.4→4.7→5.5
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆11年「漫才ギャング」トータル8.4億円
OP0.9→3.2→5.3→6.7→7.4
☆14年「青天の霹靂」
OP1.8→5.4→7.7→9.2億円→
これらとの対比で考えると、「青天の霹靂」の興行収入は10.5~12.4億円となる。
「ドロップ」は超えられず、「大日本人」が目標となる。
少しは話題になることを期待していたが、無理そうだ。
「青天の霹靂」の興行収入は先々週まで15億円台と予想したが、11億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は20億円台だったので、高すぎたか。
この手の感動作品はヒットしやすく、もうちょっと話題になるかと思ったが、期待が高すぎたか。
ただ、この程度でも十分なヒットといえるだろう。


7位:「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台(OP時7億円台)
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.4億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
思ったよりも低い伸びだ。

松岡圭祐原作のサスペンス映画。
綾瀬はるか、松坂桃李主演作品。
公開前に『原作が結構有名らしいが、人気のほどがよく分からない。モナリザが出るということ以外に情報が伝わってこないので、ヒットしないと思う』と書いたようにアピール不足が響いたようだ。

綾瀬はるか出演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ハッピーフライト」トータル13.3億円
OP2.2→祝6.4→8.6→10.3→11.5→12.1
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆11年「プリンセス トヨトミ」トータル16.2億円
OP3.1→07.5→10.7→12.8→14.2→15.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」トータル19.8億円
OP3.1→08.4→11.9→14.7→16.3→17.4
☆12年「映画 ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円
OP1.4→03.1→04.2→05.2→05.6
☆13年「リアル~完全なる首長竜の日~」トータル4.2億円
OP1.1→02.4→03.3→03.7
☆14年「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」
OP1.4→03.3→04.4億円→
綾瀬はるかの人気というよりも、「リアル」同様に東宝にヒットさせる気がないとしか思えない。
これらとの対比で考えると、「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」の興行収入は5.6~7.3億円となる。
公開前に『「リアル」以上、「インシテミル」以下というところか』と書いたとおりとなりそうだ。

小説原作のサスペンス作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5
☆09年「ゼロの焦点」トータル10.1億円
OP1.6→祝5.3→6.9→8.6→9.2
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→04.3→06.3→07.4→08.1→08.5
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆12年「北のカナリアたち」トータル14.0億円
OP1.8→05.6→08.3→10.2→11.5→12.3
☆13年「プラチナデータ」トータル26.4億円
OP4.0→11.2→16.8→20.7→22.8→24.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→09.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆14年「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」
OP1.4→03.3→04.4億円→
主要作品との対比で考えると、「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」の興行収入は6.3~7.4億円となる。
5億円以上、7億円以下というところか。
さすがに高く伸びるとは思えない。
「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」の興行収入はOP時に7億円台と予想したが、6億円台に下方修正したい。
公開前個人予想も7億円台だったので、当たりそうだ。
題材は悪くはなさそうなのだが、「リアル」同様に完全に宣伝が悪いと思う。
綾瀬はるか主演というだけでは、客は入らない。
人気がある女優なので、宣伝次第ではヒットできたので、東宝の戦略が不可思議だ。
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