ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(7月第1週目)

1位は2週連続で「トランスフォーマー/ロストエイジ」。
トータルでは175百万ドルとなっている。
製作費2億1千万ドルは回収できそうだ。
マイケル・ベイ監督、マーク・ウォールバーグ主演の続編SFアクション作品。
公開前に『前作は超えないまでも大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル
先155(OP71)→224→263→285→296→303→306
☆09年「トランスフォーマー/リベンジ」トータル402百万ドル
先200(OP109)→293→339→363→379→388→394
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163(OP98)→261→303→326→338→344
☆14年「トランスフォーマー/ロストエイジ」
OP100→175百万ドル→
過去の作品には先行があるので、対比はしにくいが、これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は236~249百万ドルとなる。
この程度だろうか。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル257百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル200百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162→190→206→217→223百万ドル→
☆14年「トランスフォーマー/ロストエイジ」
OP100→175百万ドル→
これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は240~283百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう
「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は先週に引き続き2億4千万ドル台と予想したい。
「アメイジング・スパイダーマン」「Ⅹ-MEN」同様、キャストが代わるとやはり興行収入的にはダメージが大きいようだ。


2位となったのは新作の「Tammy」。
事前には週末3日間で24百万ドル、5日間で40百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る百万ドル3日間で21.6百万ドル、5日間で33.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費2千万ドルは楽に回収している。
公開前に『ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
メリッサ・マッカーシー主演のコメディ作品。
スーザン・サランドン、キャシー・ベイツも出演している。
監督はメリッサ・マッカーシーの夫らしい実績のないBen Falcone。

メリッサ・マッカーシー主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→59→85→107→124→136
☆13年「泥棒は幸せのはじまり」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆14年「Tammy」
先33(OP22)百万ドル→
主要作品との対比で考えて、先行分を足すと、「Tammy」の興行収入は96~101百万ドルとなる。
評価は良くないので、伸びはないだろう。
「Tammy」の興行収入は8千万ドル台と予想したい。
製作費を考えれば大ヒットだが、作品の質をあげないとすぐに人気が落ちそうだ。


3位は4週目の「22 Jump Street」。
トータルでは159百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの3倍以上を稼いでいる。
続編アクションコメディ作品。
主演は前作に引き続きジョナ・ヒル、チャニング・テイタム。
監督も前作に引き続きフィル・ロード、クリストファー・ミラー。
公開前に『ヒットしそうだ』と書いたが、ここまでとは思わなかった。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「21ジャンプストリート」トータル138百万ドル
OP36→070→093→109→120→127
☆14年「22 Jump Street」
OP57→110→140→159百万ドル→
前作との対比で考えると、「22 Jump Street」の興行収入は201百万ドルとなる。

以下のコメディ作品がライバルとなる。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→078→111→129→142→151
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→059→085→107→124→136
☆12年「Ted」トータル219百万ドル
OP54→120→159→180→193→203
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル160百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆13年「なんちゃって家族」トータル150百万ドル
先38→70→91→110→124→132
☆14年「22 Jump Street」
OP57→110→140→159百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「22 Jump Street」の興行収入は193~217百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びるだろうが、爆発的には伸びないか。
「22 Jump Street」の興行収入は2週目に2億2千万ドル台と予想したが、先週に引き続き2億1千万ドル台と予想したい。
今年公開された「LEGO(R)ムービー」がトータル257百万ドルを稼いでおり、フィル・ロード、クリストファー・ミラー監督作品が今年の興行収入の上位を占めることとなる。


4位となったのは新作の「NY心霊捜査官」。
事前には週末3日間で20百万ドル、5日間で33百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る3日間で9.7百万ドル、5日間で15.3百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『ヒットするだろう』と書いたが、イマイチな結果となりそうだ。
スコット・デリクソン監督のホラー作品。
エリック・バナが出演している。

スコット・デリクソン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「エミリー・ローズ」トータル75百万ドル
OP30→52→62→69→72→74
☆08年「地球が静止する日」トータル79百万ドル
OP30→48→63→74→77→78
☆12年「フッテージ」トータル48百万ドル
OP18→32→39→44→47→47
☆14年「NY心霊捜査官」
先15(OP10)百万ドル→
主要作品との対比で考えて、先行分を足すと、「NY心霊捜査官」の興行収入は30~32百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはないが、伸びはないだろう。
「NY心霊捜査官」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
実績のある監督だったが、やや飽きられたのか。


5位は4週目の「How to Train Your Dragon 2」。
トータルでは140百万ドルとなっている。
製作費145百万ドルの回収はほぼ終了している。
続編3Dアニメ作品。
公開前に『ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆14年「How to Train Your Dragon 2」
OP49→095→122→140百万ドル→
前作並の動きとなっていたが、3週目でやや勢いが落ちた。

20世紀フォックスとドリームワークスがコンビを組んだアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「クルードさんちのはじめての冒険」トータル187百万ドル
OP44→89→125→142→155→163→169→173→177→179
☆13年「ターボ」トータル83百万ドル
先31→56→069→075→078→079
☆14年「Mr. Peabody & Sherman」トータル111百万ドル
OP32→64→081→094→102→105
☆14年「How to Train Your Dragon 2」
OP49→095→122→140百万ドル→
これらとの対比で考えると、「How to Train Your Dragon 2」の興行収入は155~184百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほど高いので、伸びるとは思ったが、やや厳しいか。
「How to Train Your Dragon 2」の興行収入は先週まで2億ドル台と予想したが、1億8千万ドル台に下方修正したい。
伸びは高くはなかったが、成功した続編となりそうだ。


6位となったのは新作の「Earth to Echo」。
事前には週末3日間で13百万ドル、5日間で19百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る3日間で8.4百万ドル、5日間で13.6百万ドルのオープニングを飾った。
製作費13百万ドルの回収は終了している。
アドベンチャー作品。
公開前に『「Earth to Echo」はよく分からないが、ヒットしないのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「Earth to Echo」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
ファウンドフッテージモノらしいが、よく分からない作品はさすがにヒットしない。


7位は6週目の「マレフィセント」。
トータルでは214百万ドルとなっている。
既に製作費1億8千万ドルの回収が終了している。
アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング主演のファンタジー作品。
監督は、実績のないロバート・ストロンバーグ。
公開前に『大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319
☆13年「オズ はじまりの戦い」トータル235百万ドル
OP79→144→177→198→213→219
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150
☆14年「マレフィセント」
OP69→128→163→186→202→214百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は221~230百万ドルとなる。
評価は高いので、伸びはあるだろう。
「マレフィセント」の興行収入は2週目まで2億ドル台、先週まで2億1千万ドル台と予想したが、2億2千万ドル台に上方修正したい。
「オズ はじまりの戦い」に近づいてきた。
やはりこの手の童話をベースにした作品は稼げるようであり、ファミリー向け作品は思った以上に根強いところがある。


8位は3週目の「ジャージー・ボーイズ」。
トータルでは37百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収はほぼ終了した。
クリント・イーストウッド監督のミュージカル。
有名舞台の映画化作品。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ミスティック・リバー」トータル90百万ドル
拡大後14→25→34→40→46
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル14百万ドル
☆08年「チェンジリング」トータル36百万ドル
拡大後10→21→28→32→34
☆08年「グラン・トリノ」トータル148百万ドル
拡大後41→73→98→110→120
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆10年「ヒアアフター」トータル33百万ドル
拡大後12→22→29→31→32
☆11年「J・エドガー」トータル37百万ドル
OP11→21→29→33→35
☆14年「ジャージー・ボーイズ」
OP13→27→37百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は42~60百万ドルとなる。
評価は高いので、多少伸びるだろう。
「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
クリント・イーストウッド監督作品の標準は3千万ドル台なので、仕方のない結果なのかもしれない。


9位は3週目の「Think Like a Man Too」。
トータルでは57百万ドルとなっている。
製作費24百万ドルの2倍以上を稼いでいる。
マイケル・イーリー、レジーナ・ホール、ケヴィン・ハート、ミーガン・グッドが出演している。
監督は、前作に引き続きティム・ストーリー。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「Think Like a Man」トータル92百万ドル
OP34→60→73→82→86→88
☆14年「Think Like a Man Too」
OP29→48→57百万ドル→
前作との対比で考えると、「Think Like a Man Too」の興行収入は72百万ドルとなる。

ティム・ストーリー監督は意外と実績を残している。
☆02年「バーバーショップ」トータル76百万ドル
OP21→38→51→60→65→69
☆04年「TAXY NY」トータル37百万ドル
先13→24→30→33→35→35
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆07年「ファンタスティックフォー/銀河の危機」トータル132百万ドル
OP58→097→115→124→127→129
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→076→093→105→116→123
☆14年「Think Like a Man Too」
OP29→048→057百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Think Like a Man Too」の興行収入は65~85百万ドルとなる。
評価は普通であり、思った以上に伸びそうもない。
「Think Like a Man Too」の興行収入はOP時に8千万ドル台、先週まで7千万ドル台と予想したが、6千万ドル台に下方修正したい。
ただ、製作費を考えると、前作に続き大ヒットと言えるだろうが、さらなる続編はきびしいかもしれない。


10位は5週目の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」。
トータルでは91百万ドルとなっている。
製作費178百万ドルの回収が目標となるが、無理だろう。
日本のライトノベルを原作としたトム・クルーズ主演のSFアクション作品。
監督は、02年「ボーン・アイデンティティー」(トータル122百万ドル)、05年「Mr.&Mrs.スミス」(トータル186百万ドル)のダグ・リーマン。
公開前に『「オブリビオン」よりはヒットしそうだ』と書いたとおりになったが、ここまで低いとも思わなかった。

トム・クルーズ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「M:i:Ⅲ」トータル134百万ドル
OP48→85→104→114→123→127
☆01年「バニラ・スカイ」トータル101百万ドル
OP25→45→67→81→88→93
☆02年「マイノリティ・リポート」トータル132百万ドル
OP36→73→97→110→118→123
☆03年「ラストサムライ」トータル111百万ドル
OP24→47→59→74→90→97
☆04年「コラテラル」トータル101百万ドル
OP25→53→70→80→87→93
☆05年「宇宙戦争」トータル234百万ドル
先101(OP65)→165→192→208→218→225
☆08年「ワルキューレ」トータル83百万ドル
先47→65→74→79→81→82
☆10年「ナイト&デイ」トータル76百万ドル
先27→46→62→69→73→74
☆11年「ミッション:インポッシブルⅣ」トータル209百万ドル
限13→込77→込141→170→187→19
☆12年「アウトロー」トータル80百万ドル
OP15→44→65→73→76→78
☆13年「オブリビオン」トータル89百万ドル
OP37→65→76→82→86→87
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
OP29→57→74→84→91百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は94~106百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、もうちょっと伸びるだろう。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入はOP時に1億1千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億ドル台と予想したい。
トム・クルーズの全米の人気はそれほど高くはなく、1億ドルがせいぜいというところであり、全世界で稼げるとはいえ、トム・クルーズ主演作品にここまでの製作費を掛けるのはいかがなものかと思う。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆続編SFアクション「猿の惑星:新世紀(ライジング)」
前作に近い大ヒットをするだろう。
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