ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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『her/世界でひとつの彼女』レビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(面白い映画というよりも深い映画)

人と人との繋がりについて考えさせられる深い映画。
その“答え”は見当たらないが、何かしらのヒントは本作の中に描かれているのかもしれない。
本作を観ることによって、築くことは非常に難しいが、壊すことは非常に簡単である人間関係を一層大事にしたいと感じさせる。

自分の気持ちが強ければ強いほど、相手との関係が上手くいかずにすれ違う。
セオドアと元妻、セオドアとデート相手、隣人夫婦たち。
完璧なOsであれば面倒ですれ違うこともない良好な関係を築くことができるのかといえば、本作においてはそうではなく、徐々にOsとの関係もギクシャクしていく辺りが面白い。
人間であれ、Osであれ、関係を築くのは難しいようだ。
そして、人間であれ、Osであれ、出会いがあり、別れがある。
人とOsとは乗り越えられない“壁”があり、人間にとってはやはり虚像でしかないと、Os自身の方が理解したのではないか。
もろくて、上手くいかなく難しいからこそ、人と人との繋がりには価値がある。
ラストにて人と人の二人が寄り添うシーンがやはり美しい。
Osでは絶対に不可能なシーンだ。

ホアキン・フェニックスが相変わらず素晴らしい。
ほぼ一人芝居を繊細な演技でリアルな喜怒哀楽を表現しており、引き込まされる。
スカーレット・ヨハンソンも素晴らしいが、彼女の代わりはいるだろう。
しかし、ホアキン・フェニックスの代わりはいない。
ホアキン・フェニックスによって、本作は輝きを一層増すこととなった。
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