ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(8月3週目その2)

3位:「るろうに剣心 京都大火編」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 35億円台
【現時点での興行収入予想】  43億円台(OP~2週目38億円台)
【配給会社期待値等】 「40億円も視野に入った」
【公開規模】 438スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.6億円を週末に稼ぎ、トータルでは31.9億円となっている。
1週間の伸びは12.4億円弱程度だろうか。
早くも30億円を突破し、前作を超えた。
公開前に『それなりに話題となっており、前作並の大ヒットは間違いないだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思った以上の盛り上がりだ。
オープニングに集客するタイプの作品なので、今後の伸びが注目となる。
なお、9月13日に「伝説の最期編」が公開される。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)→19.5→31.9億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は48.3億円となるが、お盆時期でもあり、この4週目辺りとの対比で考えると、本作の興行収入は40.9億円となる。
この程度となるだろうか。
公開前に『気軽にみられるアクション作品であり、時期的に前作を超えるのではないかと思っている』と書いたとおりとなった。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2→19.5→31.9億円→
主要作品の4週目との対比で考えると、「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は41.7~50.6億円となる。
お盆時期に荒稼ぎをし、盛り上がりもあるが、残り4週と考えると極端には大きくは伸びないだろう。
「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は先週まで38億円台と予想したが、43億円台に上方修正したい。
配給会社の期待値が40億円なので、これを超えそうだ。
公開前個人予想は、「GANTZ」を超える35億円台だったので、やや低すぎたか。
続編の「伝説の最期編」の興行収入も相当高くなりそうだ。


4位:「トランスフォーマー/ロストエイジ」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 26億円台
【現時点での興行収入予想】  30億円台
【公開規模】 761スクリーン(先週比+1スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
3.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは18.3億円となっている。
1週間の伸びは11.8億円程度だろうか。
やはりそれなりにヒットしている。
出演者が代わり、思い切って予想をかなり下げたが、関係なかったか。

マイケル・ベイ監督の続編作品。
前作で3部作の第一部が完結し、第二部がスタートする。
主演はマーク・ウォールバーグに代わる。
アメリカでは、「1」が319百万ドル、「2」が402百万ドル、「3」が352百万ドルを稼ぐシリーズだったが、本作は現在243百万ドルしか稼いでいない。
日本でもさすがに前作は下回るだろう。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8
☆14年公開「トランスフォーマー/ロストエイジ」
金06.5→18.3億円→
お盆時期もあったので、これらの3週目との対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は25.7~29.3億円となる。
この対比をやや超える程度の30億円程度となるだろうか。
なお、「トランスフォーマー/リベンジ」の興行収入が低いのは公開時期が夏休み時期ではなく、6月という中途半端なためであると考えられる。

夏の大作映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先07.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆14年公開「トランスフォーマー/ロストエイジ」
金06.5→18.3億円→
お盆時期や先行があるので対比しにくいが、「アベンジャーズ」との対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は29.8億円となる。
「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は先週に引き続き30億円台と予想したい。
前作42.5億円の3割減程度となりそうだ。
公開前個人予想は26億円台だったので、低すぎたか。
さすがに実績のある作品だけに、大きくは落ちなかったようだ。
今年公開された「アメイジング・スパイダーマン2」トータル31億円を超えるかが注目となる。


7位:「思い出のマーニー」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 40億円前後
【現時点での興行収入予想】  36億円台
【公開規模】 461スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは26.4億円となっている。
1週間の伸びは5.9億円程度だろうか。
25億円をようやく突破した。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.8→2週目6.7→3週目5.3→4週目4.7→5週目5.9億円となっている。
お盆時期もあり、ジブリ作品らしく、ほとんど落ち込みがみられない。
派手さがない作品だけに、オープニングはおとなしいだろうと思っていたが、ジブリ作品らしくしっかりと伸びていくものだろうと思っていた。
しかし、その伸びが期待できるかは現時点では微妙なところだ。
「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督作品。
公開前に『ストーリーがよく分からず、大ヒットするタイプの映画ではない。ジブリ作品なのでヒットはするだろうが、爆発的な高い興行収入にはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP09.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP03.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆13年「かぐや姫の物語」トータル24.7億円
OP2.8→8.0→11.1→13.4→祝15.5→17.4→19.8→祝21.2
☆14年「思い出のマーニー」
3日05.5(OP03.8)→10.5→15.8→20.5→26.4億円→
「コクリコ坂から」とほぼ同程度のオープニングなので悲観する必要はなさそうだ。
公開前に『「借りぐらしのアリエッティ」を下回るのは当然だろう。「コクリコ坂から」以下、「かぐや姫の物語」以上というところか』と書いたとおりとなりそうだ。
3連休公開作品「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」との対比で考えると、「思い出のマーニー」の興行収入は37.7~41.3億円となる。
題材的に高い伸びは期待できそうもない。
「思い出のマーニー」の興行収入は先週に引き続き36億円台と予想したい。
「コクリコ坂から」「かぐや姫の物語」を考えると、妥当なところだと思う。
公開前個人予想は40億円前後だったので、やや高かったが、悪くはない予想となりそうだ。
ジブリ作品だけにそうそう低くは予想しにくい。


8位:「ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭とディアンシー」(東宝・テレビ東京)<5週目>
【公開前個人予想】 29億円台
【現時点での興行収入予想】  30億円台(OP~2週目26億円台)
【公開規模】 357スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定22.9億円弱となっている。
1週間の伸びは4.2億円半ば程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.9→2週目6.0→3週目4.8→4週目3.9→5週目4.2億円となっている。
お盆時期もあり、意外と落ち込みがないような気がする。
公開前に『新シリーズのようだが、人気の凋落を止めることはできるのだろうか。人気の下落を止めるのはちょっと厳しいと考えて、予想したい』と書いたが、どうなるだろうか。
オープニングは、7年ぶりの動員ランキング1位となったようだが、皮肉なものだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」「ビクティニと白き英雄レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年 36.1億円「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
☆13年 31.7億円「ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」
祝込3日07.1→10.1→14.6→18.8→22.3→26.6→28.7→30.0→30.6
☆14年「XY/破壊の繭とディアンシー」
祝込3日06.0→09.9→14.7→18.7→22.9億円→
最高のピークは07年の50.2億円、近年の最低のピークは昨年の31.7億円となっている。
近年の作品との対比で考えると、今年の興行収入は31.4~32.6億円となる。
オープニングに集まるタイプの作品であり、今後伸びるとは思えないと思っていたが、さすがに実績のある作品だけに地力があるようだ。
今年の興行収入は2週目まで26億円台と予想したが、先週に引き続き30億円台と予想したい。
02年の26.7億円、昨年の31.7億円を超えるかが注目となる。
公開前個人予想は29億円台だったので、ほぼ当たりとなりそうだ。
ただ、このまま人気が落ちれば、そのうち「妖怪ウォッチ」に映画化枠を乗っ取られるかもしれない。
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