ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』レビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(気軽に楽しめられる作品)

テンポも良く、中だるみもなく素直に面白いと思う。様々な伏線を効果的に利用しており、その辺りには上手さは感じられる。
ただ、今年アメリカで公開された最高興行収入となる大ヒットを受けて、期待値を上げ過ぎてしまっていたようだ。
構造的にも「アベンジャーズ」レベルというところではないか。
「アメイジング・スパイダーマン2」「X-MEN:フューチャー&パスト」「マイティ・ソー ダーク・ワールド」よりは面白いが、「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」よりは面白くないというところだと思う。

あまり前知識を入れずに、TEDのような性格の悪いアライグマを含む極悪の面々が活躍する映画かと思ったら、真面目な面々が真面目に活躍する意外と真面目に制作された本格的な宇宙を舞台にしたヒーローモノに仕上がっている。
驚くような展開がある映画ではないが、「アベンジャーズ」同様に、正義の味方とは異なる、デコボコなメンバーが集まって、悪を倒すという構造の映画は面白いものだ。
正義の軍隊、正義とも悪党ともいえない集団を織り交ぜることによって、良い混乱を映画にもたらしている。
ただ、多少の言い争いや方向性の違いはあるが、仲間になったら皆仲良しという単純さをもうちょっと複雑にしてもよかったかもしれない。
チームとしての危うさもなく、いざこざが面白い化学反応や結果を生むわけでもなく、その辺りがもったいない部分ではある。

ただ、基本的には単純明快な誰でも楽しめられるファミリー向け作品なので、こういう作りになっても仕方がないところはある。
最近のヒーローモノは、暗く悩むところや、正義とは何かを問うような深さを求められるところがあるので、逆にこういう単純な方向性の作品に仕上げても当然良く、それがアメリカで高い興行収入を生んだといえそうだ。

しかし、主役のスター・ロードの存在感がやや薄い気がする。
ロバート・ダウニーJr.のような強烈な個性は必要ないが、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース程度の存在感は欲しかったところだ。
最後のダンスは意表を突かれたが、パワーが強いわけではなく、頭脳が良いわけでもなく、特殊技能があるわけでもなく、正義感も特別強いわけでもなく、あまり特徴のないヒーローという印象。
作風同様に、特徴のないヒーローという新たな個性を目指したのだろうか。

70~80年代の音楽をもっと使ってくれるとありがたかったが、音楽は劇中で効果的に使用はしているものの、もうちょっと表に出しても良かったような気がした。
ただ、その時代の音楽をかじっていない者をお断りというようにしてしまうのも問題なので、表に強く出せないという判断もあるだろう。
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