ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(9月第4週目)

1位となったのは新作の「イコライザー」。
事前には週末3日間で32百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る35百万ドルのオープニングを飾った。
製作費55百万ドルなので、楽に回収できそうだ。
デンゼル・ワシントンのギャラが安くなっているのか。
アントワン・フークワ監督、デンゼル・ワシントン主演のサスペンス作品。
クロエ・グレース・モレッツも出演している。
公開前に『アントワン・フークワ監督作品なので、大ヒットはしないがそれなりに稼ぐはずだ』と書いたが、「トレーニング・デイ」以来のコンビであり、予想以上のヒットとなりそうだ。

アントワン・フークワ監督の初の1億ドル突破作品となるだろうか。
☆13年「エンド・オブ・ホワイトハウス」トータル99百万ドル
OP30→55→71→82→89→93
☆14年「イコライザー」
OP35百万ドル→
これとの対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は116百万ドルとなる。

デンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下の通り。
☆10年「ザ・ウォーカー」トータル95百万ドル
OP33→61→75→082→088→091
☆10年「アンストッパブル」トータル82百万ドル
OP23→42→60→069→074→077
☆12年「デンジャラス・ラン」トータル126百万ドル
OP40→78→98→108→116→120
☆12年「フライト」トータル94百万ドル
OP25→47→62→075→081→086
☆13年「2 ガンズ」トータル76百万ドル
OP27→49→59→065→069→072
☆14年「イコライザー」
OP35百万ドル→
「フライト」以外の作品との対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は99~125百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びそうだ。
「イコライザー」の興行収入は1億1千万ドル台と予想したい。
デンゼル・ワシントンの人気は落ちそうで落ちない。
アントワン・フークワ監督も再び大作を任されそうだ。


2位は2週目の「The Maze Runner」。
トータルでは58百万ドルとなっている。
製作費34百万ドルの回収が終了している。
あまり実績のないウェス・ボール監督のSFサスペンス作品。
若者向け小説の映画化。
実績のない若手俳優が出演している。
公開前に『「ハンガーゲーム」「ダイバージェント」と同様にヒットしそうだ』と書いたが、爆発的ではなくほどほどのヒットとなりそうだ。

以下の作品がライバルとなるか。
☆14年「ダイバージェント」トータル151百万ドル
OP55→94→114→125→134→140
☆12年「ジョン・カーター」トータル73百万ドル(製作費250百万ドル)
OP30→53→62→66→68
☆13年「エンダーのゲーム」トータル62百万ドル
OP27→44→54→57→59
☆14年「The Maze Runner」
OP33→58百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Maze Runner」の興行収入は80~93百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、やや伸びるだろう。
「The Maze Runner」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
製作費が高くないので、十分すぎる結果だろう。
続編の制作も決定している。


3位となったのは新作の「The Boxtrolls」。
事前には週末3日間で14百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る17.3百万ドルのオープニングを飾った。
3Dアニメ作品。
公開前に『メジャースタジオではないが、「コララインとボタンの魔女」を手掛けたライカ制作のアニメなのでそれなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「コララインとボタンの魔女」トータル75百万ドル
OP17→35→54→61→66→69
☆12年「パラノーマン ブライス・ホローの謎」トータル56百万ドル
OP14→28→38→45→49→53
☆14年「The Boxtrolls」
OP17百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Boxtrolls」の興行収入は68~75百万ドルとなる。
評価は高いので、かなり伸びそうだ。
「The Boxtrolls」の興行収入は7千万ドル台と予想したい。
ライカ制作のアニメは順調に稼いでおり、そろそろビッグヒットが欲しいところだ。


4位は2週目の「This is Where I Leave You」。
トータルでは23百万ドルとなっている。
製作費19.8百万ドルの回収は終了した。
ショーン・レヴィ監督のコメディ作品。
ジェイソン・ベイトマン、ティナ・フェイが出演している。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたが、コケてしまったか。
群像コメディは意外とヒットしないイメージがあったが、実績のあるショーン・レヴィ監督ならば大丈夫と思ったものの、やっぱりヒットしなかった。

ショーン・レヴィ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「12人のパパ」トータル139百万ドル
先35(OP28)→86→101→112→123→128→131(※年末公開)
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→042→061→070→075→079
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217→225(※年末公開)
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163→168
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→049→063→074→081→087
☆11年「リアル・スティール」トータル85百万ドル
OP27→052→067→074→079→082
☆13年「The Internship」トータル45百万ドル
OP17→031→038→042→043→043
☆14年「This is Where I Leave You」
OP12→23百万ドル→
これらとの対比で考えると、「This is Where I Leave You」の興行収入は33~50百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度だが、少しは伸びるだろう。
「This is Where I Leave You」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
ショーン・レヴィ監督は連敗となりそうだ。
ジェイソン・ベイトマンの人気がないのだろうか。


5位は3週目の「Dolphin Tale 2」。
トータルでは34百万ドルとなっている。
製作費36百万ドルは回収できるだろう。
モーガン・フリーマン、アシュレイ・ジャドが出演しているファミリー作品。
監督は前作に引き続きチャールズ・マーティン・スミス。
公開前に『前作を超えないヒットとなるか』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「イルカと少年」トータル72百万ドル
OP19→37→49→59→64
☆14年「Dolphin Tale 2」
OP16→27→34百万ドル→
前作との対比で考えると、「Dolphin Tale 2」の興行収入は50百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度なので、高い伸びはないだろう。
「Dolphin Tale 2」の興行収入は先週まで5千万ドル台と予想したが、4千万ドル台に下方修正したい。
前作を下回りそうだが、製作費も高くはなく、この程度でも十分ではないか。


6位は3週目の「No Good Deed」。
トータルでは47百万ドルとなっている。
製作費13.2百万ドルは楽に回収している。
イドリス・エルバ、タラジ・P・ヘンソン主演のサスペンス作品。
監督はヒット実績のないサム・ミラー。
公開前に『コケるのではないか』と書いたが、サプライズヒットとなりそうだ。
スターというほど実績のない俳優、実績のない監督、やや暗めの受けそうもないサスペンスという組み合わせでヒットするとは思えなかった。
黒人俳優がキャストされたため、ブラック層が動いたのだろうか。

ハル・ベリー主演の以下の作品と比較されているようだ。
☆13年「ザ・コール [緊急通報指令室] 」トータル52百万ドル
OP17→31→40→45→49
☆14年「No Good Deed」
OP24→40→47百万ドル→
これとの対比で考えると、「No Good Deed」の興行収入は61百万ドルとなる。
これは超えそうだ。

今年はブラック層向けの以下の作品がヒットしている。
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Think Like a Man Too」トータル65百万ドル
OP29→48→57→62→64→65→65
☆14年「About Last Night」トータル49百万ドル
OP26→38→44→47→48→48→48
☆14年「No Good Deed」
OP24→40→47百万ドル→
これとの対比で考えると、「No Good Deed」の興行収入は52~68百万ドルとなる。
評価は普通なので、伸びないだろう。
「No Good Deed」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
コメディー作品ならばヒットするのは分かるが、サスペンスまでヒットするとは思わなかった。
今後は注意が必要となりそうだ。


7位は2週目の「A Walk Among the Tombstones」。
トータルでは21百万ドルとなっている。
製作費28百万ドルの回収が当面の目標となる。
あまり実績のないスコット・フランク監督作品。
リーアム・ニーソン主演のヒューマンドラマ。
アメリカでは人気のあるサスペンス小説の映画化作品。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたが、さすがはリーアム・ニーソンそれなりのオープニングとなっていたが、2週目で急落している。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74→75
☆11年「アンノウン」トータル64百万ドル
OP22→43→53→58→61
☆12年「The Grey」トータル52百万ドル
OP20→35→43→48→50
☆12年「96時間/リベンジ」トータル140百万ドル
OP50→86→106→117→126→131
☆14年「フライト・ゲーム」トータル92百万ドル
OP29→53→69→79→85→88
☆14年「A Walk Among the Tombstones」
OP13→21百万ドル→
「96時間」以外の作品との対比で考えると、「A Walk Among the Tombstones」の興行収入は31~36百万ドルとなる。
評価は高いが、地味なサスペンスはヒットしないものだ。
「A Walk Among the Tombstones」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
コケると思っていたので、製作費を回収できれば問題ないだろう。


8位は9週目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。
トータルでは319百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収は楽に終了し、既に3億ドルを突破している。
4週目でOP時以来の首位に返り咲き、その後3週連続で首位をキープした。
マーベルコミック原作のアクションアドベンチャー。
監督はほとんどヒット実績のないジェームズ・ガン。
主演はほとんど主演実績のないクリス・プラット。
ゾーイ・サルダナが出演している。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP086→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP095→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP092→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル234百万ドル
OP091→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP094→177→223→251→275→295→306→314→319百万ドル→
「キャプテン・アメリカ」並のオープニングを飾ったが、他の作品よりも伸びが良い。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、かなり伸びるとは思ったが、思った以上に伸びそうだ。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は3週目まで2億7千万ドル台、4週目に2億9千万ドル台と予想したが、先週に引き続き3億3千万ドル台と予想したい。
伸びが異常に高かった、さすがは今年のサマーシリーズの覇者だ。
「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」を超えるシリーズとなりそうであり、マーベル・ディズニーに新たな手駒が加わった。
「アベンジャーズ」参戦もあり得るだろう。


9位は7週目の「Let's Be Cops」。
トータルでは80百万ドルとなっている。
製作費17百万ドルは楽に回収し、5倍近くを稼ぎ出した。
監督は、01年「アニマルマン」(トータル58百万ドル)のルーク・グリーンフィールド 。
ジェイク・ジョンソン、デイモン・ウェイアンズJr.主演のアクションコメディ作品。
公開前に『意外と悪くはない結果となるのではないか』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットだ。

以下の作品と比較されているようだ。
☆09年「Paul Blart: Mall Cop」トータル146百万ドル
OP32→65→83→97→110→121→128
☆13年「Identity Thief」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124→128
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Let's Be Cops」
先26→45→57→67→73→77→80百万ドル→
「Paul Blart: Mall Cop」以外の作品との対比で考えると、「Let's Be Cops」の興行収入は84~84百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないとは思ったが粘りそうだ。
「Let's Be Cops」の興行収入はOP時に6千万ドル台と予想したが、5週目まで7千万ドル台と予想したが、先週に引き続き8千万ドル台に予想したい。
ややサプライズヒットとなりそうだ。
手軽なコメディはやはりヒットする傾向にある。


10位は8週目の「ミュータント・タートルズ」。
トータルでは187百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルの回収は既に完了している。
アクションアドベンチャー作品。
監督は、11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(トータル84百万ドル)、12年「タイタンの逆襲」(トータル84百万ドル)のジョナサン・リーベスマン。
ミーガン・フォックスが出演し、マイケル・ベイがプロデュースしている。
公開前に『ほどほど稼ぎそうだ』と書いたが、予想以上の大ヒットだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドル
☆91年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅡ」トータル79百万ドル
☆93年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅢ」トータル42百万ドル
☆07年「ミュータント・タートルズ-TMNT-」トータル54百万ドル
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118→146→163→175→181→185→187百万ドル→
90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドルを超えている。
加速度的に人気を落としたため、それほどヒットしないと思っていた。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル234百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118→146→163→175→181→185→187百万ドル→
「アイアンマン3」との対比で考えると、「ミュータント・タートルズ」の興行収入は190百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないと思ったが、思ったよりも粘りそうだ。
「ミュータント・タートルズ」の興行収入は2週目まで1億5千万ドル台、3週目に1億7千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億9千万ドル台と予想したい。
続編制作も決定しており、ここまで稼げれば大成功といえるのではないか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆デヴィッド・フィンチャー監督のヒューマンドラマ「ゴーン・ガール」
☆ホラー作品「Annabelle」
☆ニコラス・ケイジ主演のサスペンス「Left Behind」
「ゴーン・ガール」はヒットするだろう。
「Annabelle」はヒットしないが、ほどほどに稼ぐか。
「Left Behind」はコケそうだ。
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