ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(10月第1週目)

1位となったのは新作の「ゴーン・ガール」。
事前には週末3日間で40百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る38百万ドルのオープニングを飾った。
製作費61百万ドルは楽に回収できそうだ。
デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演のヒューマンドラマ。
公開前に『ヒットするだろう』と書いた通りとなりそうだ。

デヴィッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆92年「エイリアン3」トータル55百万ドル
☆95年「セブン」トータル100百万ドル
OP14→31→46→58→68→73
☆97年「ゲーム」トータル48百万ドル
OP14→28→36→40→43→45
☆99年「ファイト・クラブ」トータル37百万ドル
OP11→22→28→32→34→35
☆02年「パニック・ルーム」トータル96百万ドル
OP30→59→73→82→88→91
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32→33
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆11年「ドラゴン・タトゥーの女」トータル103百万ドル
先28→込60→77→88→95
☆14年「ゴーン・ガール」
OP38百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ゴーン・ガール」の興行収入は122~168百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、相当伸びるだろう。
「ゴーン・ガール」の興行収入は1億7千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるのが注目となる。
ベン・アフレック監督・主演作品の12年「アルゴ」トータル136百万ドルを超えそうだ。


2位となったのは新作の「Annabelle」。
事前には週末3日間で29百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る37.2百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『ヒットしないが、ほどほどに稼ぐか』と書いたが、予想を上回るヒットとなりそうだ。
ヒットした「死霊館」のスピンオフのホラー作品。
監督は実績のないジョン・R・レオネッティ。

参考作品は以下のとおり。
☆11年「インシディアス」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆13年「死霊館」トータル137百万ドル
OP42→84→108→121→128
☆13年「インシディアス第2章」トータル84百万ドル
OP40→60→69→75→79
☆14年「Annabelle」
OP37百万ドル→
「インシディアス」以外の作品との対比で考えると、「Annabelle」の興行収入は78~121百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「Annabelle」の興行収入は8千万ドル台と予想したい。
「インシディアス第2章」がライバルとなりそうだ。
ホラーはちょっと当たるとシリーズ化してヒットが止まらなくなるようだ。


3位は2週目の「イコライザー」。
トータルでは65百万ドルとなっている。
製作費55百万ドルなので、楽に回収が終了した。
製作費が安すぎるが、デンゼル・ワシントンのギャラが安くなっているのか。
アントワン・フークワ監督、デンゼル・ワシントン主演のサスペンス作品。
クロエ・グレース・モレッツも出演している。
公開前に『アントワン・フークワ監督作品なので、大ヒットはしないがそれなりに稼ぐはずだ』と書いたが、「トレーニング・デイ」以来のコンビであり、予想以上のヒットとなりそうだ。

アントワン・フークワ監督の初の1億ドル突破作品となるだろうか。
☆13年「エンド・オブ・ホワイトハウス」トータル99百万ドル
OP30→55→71→82→89→93
☆14年「イコライザー」
OP34→65百万ドル→
これとの対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は117百万ドルとなる。

デンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下の通り。
☆10年「ザ・ウォーカー」トータル95百万ドル
OP33→61→75→082→088→091
☆10年「アンストッパブル」トータル82百万ドル
OP23→42→60→069→074→077
☆12年「デンジャラス・ラン」トータル126百万ドル
OP40→78→98→108→116→120
☆12年「フライト」トータル94百万ドル
OP25→47→62→075→081→086
☆13年「2 ガンズ」トータル76百万ドル
OP27→49→59→065→069→072
☆14年「イコライザー」
OP34→65百万ドル→
これらとの対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は101~130百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びそうだ。
「イコライザー」の興行収入は先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
デンゼル・ワシントンの人気は落ちそうで落ちない。
アントワン・フークワ監督も再び大作を任されそうだ。


4位は2週目の「The Boxtrolls」。
トータルでは33百万ドルとなっている。
3Dアニメ作品。
公開前に『メジャースタジオではないが、「コララインとボタンの魔女」を手掛けたライカ制作のアニメなのでそれなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「コララインとボタンの魔女」トータル75百万ドル
OP17→35→54→61→66→69
☆12年「パラノーマン ブライス・ホローの謎」トータル56百万ドル
OP14→28→38→45→49→53
☆14年「The Boxtrolls」
OP17→33百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Boxtrolls」の興行収入は66~71百万ドルとなる。
評価は高いので、かなり伸びそうだ。
「The Boxtrolls」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
ライカ制作のアニメは順調に稼いでおり、そろそろビッグヒットが欲しいところだ。


5位は3週目の「The Maze Runner」。
トータルでは74百万ドルとなっている。
製作費34百万ドルの2倍以上を回収している。
あまり実績のないウェス・ボール監督のSFサスペンス作品。
若者向け小説の映画化。
実績のない若手俳優が出演している。
公開前に『「ハンガーゲーム」「ダイバージェント」と同様にヒットしそうだ』と書いたが、爆発的ではなくほどほどのヒットとなりそうだ。

以下の作品がライバルとなるか。
☆14年「ダイバージェント」トータル151百万ドル
OP55→94→114→125→134→140
☆12年「ジョン・カーター」トータル73百万ドル(製作費250百万ドル)
OP30→53→62→66→68
☆13年「エンダーのゲーム」トータル62百万ドル
OP27→44→54→57→59
☆14年「The Maze Runner」
OP33→58→74百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Maze Runner」の興行収入は85~98百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、やや伸びるだろう。
「The Maze Runner」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
製作費が高くないので、十分すぎる結果だろう。
続編の制作も決定している。


6位となったのは新作の「Left Behind」。
事前には週末3日間で4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る6.9百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『コケそうだ』と書いたとおりとはなったが、スクリーン数も少なく、予想を超えているので、コケているわけでもない。
監督は実績のないヴィク・アームストロング。
ニコラス・ケイジ主演のサスペンス。
今年ヒットした宗教系の作品のようだ。

宗教モノ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ファイア・ストーム」トータル33百万ドル
OP07→12→17→21→24→26
☆11年「ファーザーズ」トータル35百万ドル
OP09→16→21→25→28
☆14年「Son of God」トータル60百万ドル
OP26→42→51→56→58
☆14年「God's Not Dead」トータル61百万ドル
OP09→22→33→41→48
☆14年「Heaven Is For Real」トータル91百万ドル
先30(OP22)→52→65→76→82
☆14年「Left Behind」
OP07百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Left Behind」の興行収入は27~47百万ドルとなる。
評価は悪いので高い伸びはなさそうだ。
「Left Behind」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
この手の作品は需要があり、ロングセールスにもなるようだ。


7位は3週目の「This is Where I Leave You」。
トータルでは29百万ドルとなっている。
製作費19.8百万ドルの回収は既に終了している。
ショーン・レヴィ監督のコメディ作品。
ジェイソン・ベイトマン、ティナ・フェイが出演している。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたが、コケてしまったか。
群像コメディは意外とヒットしないイメージがあったが、実績のあるショーン・レヴィ監督ならば大丈夫と思ったものの、やっぱりヒットしなかった。

ショーン・レヴィ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「12人のパパ」トータル139百万ドル
先35(OP28)→86→101→112→123→128→131(※年末公開)
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→042→061→070→075→079
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217→225(※年末公開)
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163→168
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→049→063→074→081→087
☆11年「リアル・スティール」トータル85百万ドル
OP27→052→067→074→079→082
☆13年「The Internship」トータル45百万ドル
OP17→031→038→042→043→043
☆14年「This is Where I Leave You」
OP12→022→029百万ドル→
これらとの対比で考えると、「This is Where I Leave You」の興行収入は34~46百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度だが、少しは伸びるだろう。
「This is Where I Leave You」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
ショーン・レヴィ監督は連敗となりそうだ。
ジェイソン・ベイトマンの人気がないのだろうか。


8位は4週目の「Dolphin Tale 2」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費36百万ドルの回収が終了した。
モーガン・フリーマン、アシュレイ・ジャドが出演しているファミリー作品。
監督は前作に引き続きチャールズ・マーティン・スミス。
公開前に『前作を超えないヒットとなるか』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「イルカと少年」トータル72百万ドル
OP19→37→49→59→64
☆14年「Dolphin Tale 2」
OP16→27→34→38百万ドル→
前作との対比で考えると、「Dolphin Tale 2」の興行収入は46百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度なので、高い伸びはないだろう。
「Dolphin Tale 2」の興行収入は2週目まで5千万ドル台と予想したが、先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
前作を下回りそうだが、製作費も高くはなく、この程度でも十分ではないか。


9位は10週目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。
トータルでは323百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収は楽に終了し、既に3億ドルを突破している。
4週目でOP時以来の首位に返り咲き、その後3週連続で首位をキープしていた。
マーベルコミック原作のアクションアドベンチャー。
監督はほとんどヒット実績のないジェームズ・ガン。
主演はほとんど主演実績のないクリス・プラット。
ゾーイ・サルダナが出演している。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP086→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP095→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP092→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル234百万ドル
OP091→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP094→177→223→251→275→295→306→314→319→323百万ドル→
「キャプテン・アメリカ」並のオープニングを飾ったが、他の作品よりも伸びが良い。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、かなり伸びるとは思ったが、思った以上に伸びそうだ。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は3週目まで2億7千万ドル台、4週目に2億9千万ドル台と予想したが、先週に引き続き3億3千万ドル台と予想したい。
伸びが異常に高かった、さすがは今年のサマーシリーズの覇者だ。
「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」を超えるシリーズとなりそうであり、マーベル・ディズニーに新たな手駒が加わった。
「アベンジャーズ」参戦もあり得るだろう。


10位は4週目の「No Good Deed」。
トータルでは50百万ドルとなっている。
製作費13.2百万ドルは楽に回収している。
イドリス・エルバ、タラジ・P・ヘンソン主演のサスペンス作品。
監督はヒット実績のないサム・ミラー。
公開前に『コケるのではないか』と書いたが、サプライズヒットとなりそうだ。
スターというほど実績のない俳優、実績のない監督、やや暗めの受けそうもないサスペンスという組み合わせでヒットするとは思えなかった。
黒人俳優がキャストされたため、ブラック層が動いたのだろうか。

ハル・ベリー主演の以下の作品と比較されているようだ。
☆13年「ザ・コール [緊急通報指令室] 」トータル52百万ドル
OP17→31→40→45→49
☆14年「No Good Deed」
OP24→40→47→50百万ドル→
これとの対比で考えると、「No Good Deed」の興行収入は58百万ドルとなる。
「ザ・コール [緊急通報指令室] 」は超えそうだ。

今年はブラック層向けの以下の作品がヒットしている。
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Think Like a Man Too」トータル65百万ドル
OP29→48→57→62→64→65→65
☆14年「About Last Night」トータル49百万ドル
OP26→38→44→47→48→48→48
☆14年「No Good Deed」
OP24→40→47→50百万ドル→
これとの対比で考えると、「No Good Deed」の興行収入は52~64百万ドルとなる。
評価は普通なので、伸びないだろう。
「No Good Deed」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
コメディー作品ならばヒットするのは分かるが、サスペンスまでヒットするとは思わなかった。
今後は注意が必要となりそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ファミリー向け作品「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」
☆アクションホラー「ドラキュラZERO」
☆ロバート・ダウニーJr.主演のヒューマンドラマ「The Judge」
どれもボチボチ稼ぎそうだ。
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