ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その3)

5位:「映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】  6億円台(OP時9億円台)
【公開規模】 210スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定2.5億円弱となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは1.0億円程度だろうか。
かなり低い動きとなっている。人気が落ちているのだろうか。

アニメシリーズ11弾目となる作品。
関連作品の興行収入は以下の通り。
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」トータル10.2億円
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1
☆11年「スイートプリキュア♪」トータル8.9億円
OP2.0→4.8→6.1→7.1→8.0→8.3→8.4
☆12年「オールスターズNew Stage」トータル10.3億円
OP2.0→5.0→7.5→9.0→9.5→9.7
☆12年「スマイルプリキュア」トータル9.0億円
OP1.9→4.2→5.6→6.7→7.8→8.3→8.5
☆13年「オールスターズ New Stage2」トータル10.3億円
OP2.0→4.9→7.2→8.9→9.6→9.8
☆13年「ドキドキ!プリキュア」トータル9.5億円
OP2.1→祝5.3→6.6→7.8→8.6→9.2→9.4
☆14年「オールスターズNewStage3 永遠のともだち」
OP1.9→4.5→6.4→7.9→8.4→8.6
☆14年「ハピネスチャージプリキュア!」
祝1.5→2.5億円→
この季節に公開される作品は9億円前後となっている。
秋公開作品との対比で考えると、本作の興行収入は4.5~5.4億円となる。
いきなりここまで人気が落ちることは考えにくいが、例年どおり稼ぐのは厳しいか。
今年の興行収入はOP時に9億円台と予想したが、6億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は9億円台だったので高すぎたか。
今回のシリーズは人気がないのだろうか。


7位:「蜩ノ記」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 15億円台
【現時点での興行収入予想】 11億円台(2週目13億円台、OP時15億円台)
【公開規模】 332スクリーン(先週比+1スクリーン)
5.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定7.1億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは1.8億円程度だろうか。
地味な作品ではあるが、年配層が順調に足を運んでいるようだ。
しかし、期待していた伸びはなさそうだ。

直木賞小説の実写映画化。
役所広司、岡田准一主演作品。
監督は、「雨あがる」「博士の愛した数式」の小泉堯史。
公開前に『良い映画だと思うが、「柘榴坂の仇討」もヒットしておらず、時代劇は当たるかどうかを予想するのはなかなか難しい。しかし、本作こそロングセールスになり、ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうもない。

参考になりそうな時代劇は以下のとおり。
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1→26.0
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9→12.4→13.6→14.3
☆14年「蜩ノ記」
OP1.5→祝5.3→7.1億円→
岡田准一主演の「天地明察」、役所広司主演の「最後の忠臣蔵」が参考となりそうだが、これを超えるだろう。
主要作品との対比で考えると、「蜩ノ記」の興行収入は10.1~13.8億円となる。
期待していたロングセールスにはなりそうもない。

役所広司主演の以下の作品も参考となるか。
☆11年「聯合艦隊司令長官 山本五十六」トータル15.3億円
祝3日2.5(OP1.5)→5.7→祝10.2→11.8→13.1
☆12年「わが母の記」トータル13.3億円
OP1.2→5.8→8.1→9.8→10.9
☆14年「蜩ノ記」
OP1.5→祝5.3→7.1億円→
これらとの対比で考えると、「蜩ノ記」の興行収入は10.7~11.7億円となる。
期待通りのロングセールスにはなりそうもない。
「蜩ノ記」の興行収入はOP時15億円台、2週目に13億円台と予想したが、11億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は15億円台だったので、高すぎたようだ。
ロングセールスになる期待をしたが、時代劇の予想はやはり難しい。


8位:「STAND BY ME ドラえもん」(東宝・テレビ朝日)<11週目>
【公開前個人予想】 42億円台
【現時点での興行収入予想】 82億円台(7~10週目84億円台、4~6週目92億円台、2~3週目80億円台、OP時52億円台)
【公開規模】 344スクリーン(先週比+4スクリーン)
5.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは79.8億円となっている。
1週間の伸びは8.3千万円弱程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日9.9→2週目22.8→3週目13.1→4週目12.3→5週目6.2→6週目3.9→7週目2.3→8週目2.9→9週目2.1→10週目1.8→11週目0.8億円となっている。
夏休みが終わり、勢いは弱まったが、祝日の影響もあり、まだまだ好調だ。
どこまで伸びるだろうか。
公開前に『微妙なところはあるが、この企画は当たると思われる。泣ける映画は強いからである。口コミで伸びていきそうだ』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットとなりそうだ。

3D化された通常の春公開シリーズとは異なるタイプの作品。
八木竜一、山崎貴が共同監督を務める。
山崎貴は「ALWAYS」シリーズ、「ヤマト」、「永遠の0」などを手掛けている。
「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」トータル39.8億円
☆14年「新・のび太の大魔境」トータル35.8億円
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
5週目64.3→68.2→72.3→75.1→79.0→79.8億円→
過去の作品を完全に調べていないが、過去最高となっただろう。

ジブリ作品が参考となるか。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→149.9→150.6
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
10週目088.1→089.8→090.5→091.0→091.4→091.6
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
10週目79.0→79.8億円→
これらとの対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は82.2~84.8億円となる。
さすがにもはや大きくはない伸びないか。
「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入はOP時に52億円台、3週目まで80億円台、6週目まで92億円台、先週まで84億円台と予想したが、82億円台に下方修正したい。
結局のところ2~3週目までの予想が正しかったようだ。
公開前個人予想は42億円台だったので、予想の倍程度稼ぎそうだ。
ヒットするのは分かるが、通常の倍という高めに予想する冒険もできない。
13年「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」トータル42.5億円程度と思ってしまった。


9位:「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(20世紀フォックス)<5週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 14億円台(OP~3週目15億円台)
【公開規模】 523スクリーン(先週比-119スクリーン)
※2D、3Dがあるので実際の劇場数はもっと少ないはず。
3.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定13.4億円弱となっている。
1週間の伸びは1.0億円半ば程度か。
前作に比べて、日本では盛り上がりが感じられず、勢いがないようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「猿の惑星:創世記」トータル24.2億円
4日7.3(OP4.0)→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
☆14年公開「猿の惑星:新世紀」
先込3.9(OP2.1)→08.3→10.8→12.3→13.4億円→
単純比較はできないが、これとの対比で考えると「猿の惑星:新世紀」の興行収入は14.3億円となる。
アメリカでは現在208百万ドルの大ヒットとなっている。
前作が177百万ドルだったため、17%上昇している。
日本のおいても前作並のヒットになるのは間違いないだろう。
ただ、アメリカのように上昇するかは微妙なところだ。
目新しかった前作を超えずに、日本では逆に15%程度ダウンするのではないかと公開前に書いたが、ダウン率はもっと高そうだ。

先行公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年「スター・トレック」トータル10.8億円
先4.1→07.3→09.0→09.9
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→08.7→11.7→13.7→14.7→15.2→15.7
☆14年公開「猿の惑星:新世紀」
先3.9→08.3→10.8→12.3→13.4億円→
先行のパターンが異なるが、「アベンジャーズ」との対比で考えると「猿の惑星:新世紀」の興行収入は14.4億円となる。
前作の24.2億円の半分はさすがに稼ぐはずであり、前作の6割程度と考えて、「猿の惑星:新世紀」の興行収入は3週目まで15億円台と予想したが、先週に引き続き14億円台と予想したい。
公開前個人予想は20億円台だったので、高すぎたか。
アメリカでの大ヒットを受けてしまうと、そうそう低くも予想できない。
まさか前作からここまでダウンするとも思えなかった。


10位:「ルパン三世」(東宝)<8週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  23億円台
【公開規模】 316スクリーン(先週比+4スクリーン)
2.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは23.3億円となっている。
1週間の伸びは8.2千万円弱程度か。
既に20億円を突破している。
題材的にはヒットを狙えるものではあるが、面白そうと思わせる要素が個人的に感じられずヒットするはずがないと思っていた。

小栗旬、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信出演作品。
監督は北村龍平。
さすがに13年「ガッチャマン」トータル4.8億円、12年「映画ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円、11年「ワイルド7」トータル6.5億円を超えるだろう。
ドラマ化もされた12年「映画 妖怪人間ベム」トータル11.7億円、11年「あしたのジョー」トータル11.0億円は下回るだろうと公開前に考えていた。

「ルパン三世」23.3億円と同程度の8週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「映画 謎解きはディナーのあとで」31.9億円(トータル32.5億円)
☆「そして父になる」31.2億円(トータル32.0億円)
これらとの対比で考えると、「ルパン三世」の興行収入は23.7~23.9億円となる。
もはやそれほど伸びるとは思えないので、「ルパン三世」の興行収入は先週に引き続き23億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので大きく外しそうだ。
ルパンのファンがこの映画を見るとは思えず、面白いとも思えず、不思議なヒットだ。
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