ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(11月1週目その1)

5位:「近キョリ恋愛」(東宝映像)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  13億円台
【公開規模】 179スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは恐らく祝日込みで9.2億円となっている。
祝日を含めた8日間の伸びは2.1億円半ば程度だろうか。
10億円突破間近となっている。

予想しなかったが、正直言って公開されること自体認識していなかった。
Yahooの映画コーナーで公開作品をチェックしているが、最近非常に見にくくなってしまったため、恐らく今後もこのような見逃しがあるだろう。
それにしても、予告編も観たこともなく、テレビCMも観たこともなかった。
山下智久、小松菜奈主演のコミック原作のラブコメ。
若い女性には注目されていたのだろうか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円(非コミック)
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆13年「カノジョは嘘を愛しすぎてる」
OP1.6→祝5.5→8.8→12.0→祝14.8→15.8→16.6
☆13年「潔く柔く」トータル5.0億円
OP0.9→祝2.8→3.7→4.3
☆14年「好きっていいなよ。」
OP1.6→不明→6.2→7.8→9.1→10.2
☆14年「ホットロード」
OP3.9→10.9→16.1→19.3→21.2→22.4
☆14年「近キョリ恋愛」
祝込2.4→4.8→7.1→祝9.2億円→
今年公開された「好きっていいなよ。」のオープニングを超えており10億円突破は確実。
主要作品との対比で考えると、「近キョリ恋愛」の興行収入は11.5~12.8億円となる。
3連休公開かつジャニーズ主演の「陽だまりの彼女」対比で考えると、「近キョリ恋愛」の興行収入は11.7億円となるが、多少話題となっており、もうちょっと伸びるだろう。
「近キョリ恋愛」の興行収入は先週に引き続き13億円台と予想したい。
コミックに人気があるのか、山下智久に人気があるのか。
両方の要因なのか、それなりのヒットとなりそうだ。


6位:「ヘラクレス」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】  5億円台
【公開規模】 659スクリーン(先週比+6スクリーン)
※3D版、2D版があるので、劇場数はもっと少ないはず。
6.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定3.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.6億円程度だろうか。
3D上映もあり単価が高いため、興行収入ベースではランクインしているが、動員ベースでは圏外となっている。

「ラッシュ・アワー」シリーズのブレット・ラトナー監督、ドウェイン・ジョンソン主演作品。
ギリシャ神話の英雄を題材としたアクション映画。
製作費1億ドルの大規模映画だが、アメリカでは73百万ドルしか稼げなかった。
公開前に『日本でもビッグヒットにはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「トロイ」トータル42.0億円
☆10年公開「タイタンの戦い」トータル15.8億円
金2.8→7.6→12.4→13.9→14.9→15.4
☆11年公開「インモータルズ‐神々の戦い‐」4億円台見込み
金1.3→2.8→3.7→4.2
☆12年公開「タイタンの逆襲」トータル7.2億円
OP1.3→3.3→6.1
☆14年公開「ヘラクレス」
金1.4→3.0億円→
主要作品との対比で考えると、「ヘラクレス」の興行収入は6.2~6.5億円となる。
面白そうな映画でもなく、ファミリー向け作品というわけでもなく、ドウェイン・ジョンソンも日本で人気が高いわけでもなく、ヒットするとは思えない。
「タイタンの逆襲」「インモータルズ‐神々の戦い‐」レベルだろう。
「インモータルズ‐神々の戦い‐」は超えると考えて、「ヘラクレス」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので当たりそうだ。
日本人向けではなく妥当な結果だろう。


7位:「ふしぎな岬の物語」(東映)<4週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】  15億円台
【公開規模】 287スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定9.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.7億円弱程度だろうか。
期待していたほど伸びていないか。
吉永小百合主演・制作作品。
監督は、11年「八日目の蝉」(トータル12.4億円)の成島出。
モントリオール映画祭で審査員特別賞グランプリなどを受賞している。
年配の女性層が鑑賞しそうであり、それなりの興行収入になりそうだ。

吉永小百合主演作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「長崎ぶらぶら節」トータル11.6億円
☆01年「千年の恋 ひかる源氏物語」トータル20.8億円
☆05年「北の零年」トータル27.0億円
OP2.5→7.8→12.0→15.1→18.2→20.3→22.2
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝10.9→13.4→15.7→17.3→18.2
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→04.8→05.8→不明→07.2→07.7
☆10年「おとうと」トータル21.0億円
OP2.4→7.2→11.1→13.7→15.6→17.0→17.8
☆12年「北のカナリアたち」トータル14.0億円
OP1.8→5.6→08.3→10.2→11.5→12.3
☆14年「ふしぎな岬の物語」
祝込2.3→5.2→7.7→9.4億円→
悪くても10億円前後、ヒットするときは20億円前後の興行収入となる。
これらとの作品との対比で考えると、「ふしぎな岬の物語」の興行収入は12.9~16.8億円となる。
今回はヒットするとは思えないが、ヒットしないとも思えない。
ファン層がしっかりとしており、ロングセールスにもなり、評価も悪くはなさそうなので、しっかりと稼ぐだろう。
「北のカナリアたち」程度は稼ぐと考えて、「ふしぎな岬の物語」の興行収入は先週に引き続き15億円台と予想したい。
公開前個人予想は16億円台だったので、ほぼ当たりそうだ。
人気女優だけに手堅く稼ぐので予想はしやすい。


8位:「小野寺の弟・小野寺の姉」(ショウゲート)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】  4億円台(OP時3億円台)
【公開規模】 157スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定2.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.4億円半ばとなっている。
公開前に『150スクリーン程度の中規模映画であり、ヒットするタイプの映画ではない』と書いたとおりとなりそうだ。
向井理、片桐はいり主演作品。
同名の舞台を同じ役者、同じ監督で映画化している。

「小野寺の弟・小野寺の姉」2.0億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「おしん」2.1億円(トータル4.0億円)
☆「俺はまだ本気出してないだけ」1.8億円(トータル3.2億円)
これらとの対比で考えると、「小野寺の弟・小野寺の姉」の興行収入は3.6~3.8億円となる。
コメディぽい雰囲気もあり、気楽に観られるだろう、多少伸びそうだ。
「小野寺の弟・小野寺の姉」の興行収入はOP時に3億円台と予想したが、4億円台に上方修正したい。
公開前個人予想は3億円台だったのでほぼ当たりそうだ。
規模や主演を踏まえると、妥当なところだろう。


9位:「イコライザー」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】  4億円台
【公開規模】 183スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定2.2億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円程度だろうか。
かなりの規模で公開されると思って予想したが、ここまで中規模な公開とは思わなかった。

デンゼル・ワシントン主演のアクション作品。
デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
☆12年公開「デンジャラス・ラン」トータル3.7億円
金1.2→2.6→3.3
☆13年公開「フライト」トータル9.2億円
金2.3→5.1→7.0→8.1→8.6
☆13年公開「2ガンズ」
金0.6→1.4→1.7→1.8→1.9
☆14年公開「イコライザー」
OP0.8→2.2億円→
ヒットすれば10億円前後、ヒットしなければ2~4億円程度となっている。
主要作品との対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は3.1~4.3億円となる。
評価は悪くなさそうなので、「デンジャラス・ラン」程度は稼ぐだろう。

以下の作品程度となるか。
☆12年公開「ボーン・レガシー」トータル8.2億円
金2.3→5.2→6.9
☆13年公開「エリジウム」トータル7.6億円
金2.0→4.6→05.9→06.8→07.3→07.4
☆14年公開「LUCY/ルーシー」
金2.8→6.0→7.7→8.8→9.4→9.7
☆14年公開「イコライザー」
OP0.8→2.2億円→
これらがライバルになると考えたが、ライバルになりそうもない。
主要作品との対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は3.5~3.6億円となる。
評価は良いので多少伸びるだろう。
「イコライザー」の興行収入は先週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前個人予想は7億円台だったので高すぎたか。
評価は高かったが、さすがに地味すぎたか。
デンゼル・ワシントンの日本での人気も高いとはいえず、日本人向けではないといえばそうかもしれない。


10位:「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」(GAGA)<3週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台(OP~2週目5億円台)
【公開規模】 199スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは恐らく祝日込みで4.6億円となっている。
祝日を含めた8日間の伸びは1.8億円程度だろうか。
モナコ公妃となった女優グレース・ケリーを、ニコール・キッドマンを演じる作品。
公開前に『女性受けしそうな作品であり、思わぬヒットとなる可能性がある』と書いたが、週末よりも平日やレディースデイに稼いでいるようだ。

実在の人物を描いた作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「マリー・アントワネット」トータル21.0億円
OP2.8→8.3→12.6→15.6→17.8→19.1
☆07年公開「エディット・ピアフ」トータル5.0億円
OP0.6→1.9→2.9→3.6
☆09年公開「ココ・アヴァン・シャネル」トータル7.5億円
金1.1→3.7→5.4→6.3
☆09年公開「チェ 28歳の革命」トータル9.0億円
OP1.4→4.0→5.8→7.2→7.7
☆09年公開「チェ 39歳別れの手紙」トータル4.0億円
OP0.8→2.0→2.9
☆11年公開「英国王のスピーチ」トータル18.2億円
OP1.0→4.4→6.2→7.4→8.9→10.3→11.3
☆12年公開「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」トータル9.5億円
金1.6→4.6→6.7→7.8→8.5
☆13年公開「リンカーン」トータル10.2億円
金2.1→4.7→不明→8.8→9.8
☆13年公開「ダイアナ」不明
金0.7→1.7
☆14年公開「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
OP0.8→2.8→祝4.6億円→
主要作品との対比で考えると、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」の興行収入は6.4~7.9億円となる。
「ダイアナ」が大きくコケており、強気にはなれないが、女性が好みそうな作品であり、平日に稼ぎ、ロングセールスとなりそうだ。
「エディット・ピアフ」程度は稼ぐと考えていたが、もっと伸びるだろう。
「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」の興行収入は先週まで5億円台と予想したが、7億円台に上方修正したい。
公開前個人予想は6億円台だったのでほぼ当たりとなりそうだ。
今後は、どのくらいの伸びがあるのか注目となる。
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