ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(1月第2週目)

1位となったのは新作の「96時間/レクイエム」。
事前には週末3日間で38百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや上回る39.2百万ドルのオープニングを飾った。
製作費48百万ドルの回収は楽に終わりそうだ。
監督は前作に引き続きオリヴィエ・メガトン。
主演はもちろんリーアム・ニーソン。
先週『飽きられることはなく、前作を超えるヒットとなるのではないか』と書いたとおりとなるだろうか。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118
☆12年「96時間/リベンジ」トータル140百万ドル
OP50→86→106→117→126→131
☆15年「96時間/レクイエム」
OP39百万ドル→
前作との対比で考えると、「96時間/レクイエム」の興行収入は109百万ドルとなる。
この程度だろうか。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74→75
☆11年「アンノウン」トータル64百万ドル
OP22→43→53→58→61
☆12年「The Grey 凍える太陽」トータル52百万ドル
OP20→35→43→48→50
☆14年「フライト・ゲーム」トータル92百万ドル
OP29→53→69→79→85→88
☆15年「96時間/レクイエム」
OP39百万ドル→
これらとの対比で考えると、「96時間/レクイエム」の興行収入は101~124百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「96時間/レクイエム」の興行収入は1億1千万ドル台と予想したい。
前作を超えることはなさそうだ。
だいぶ稼いだので、そろそろ終わりにした方がいいだろう。


2位は3週目の「Selma」。
トータルでは14百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルの回収は楽にできるだろう。
OP19→2週目22→3週目2179スクリーンに拡大公開された。
賞レースでも評価されているマーティン・ルーサー・キングを描いた作品。

以下が参考となるか。
☆11年「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」トータル170百万ドル
水36(OP26)→71→97→119→137→147→154
☆13年「大統領の執事の涙」トータル117百万ドル
OP25→52→74→91→100→106→110
☆13年「それでも夜は明ける」トータル57百万ドル
4週目拡大17(OP07)→25→29→33→35→36
☆14年「Selma」
3週目拡大14(OP11)百万ドル→
評価はかなり高く、賞レースにも絡んでいるので伸びはあるだろう。
「それでも夜は明ける」と同程度かやや超える程度だろうか。
「Selma」の興行収入は6千万ドル台と予想したい。


3位は3週目の「イントゥ・ザ・ウッズ」。
トータルでは105百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルは楽に回収している。
ディズニーによるブロードウェイミュージカルの映画化作品。
シンデレラ、赤ずきん、ジャックなども登場する。
監督は「シカゴ」のロブ・マーシャル。
魔女役にメリル・ストリープ、パン屋の妻役にエミリー・ブラント、狼役にジョニー・デップが出演している。

近年のミュージカル作品は以下の通りとなっている。
☆02年「シカゴ」トータル171百万ドル
7週目拡大64→81→94→105→114→125→134→145
☆12年「レ・ミゼラブル」トータル149百万ドル
先67(OP28)→104→119→130→138→142
☆08年「マンマ・ミーア!」トータル144百万ドル
OP28→63→87→104→116→124→131→136
☆07年「ヘアスプレー」トータル119百万ドル
OP27→60→79→092→101→107→112→115
☆06年「ドリームガールズ」トータル103百万ドル
3週目拡大37→54→65→77→87→93→97→100
☆14年「イントゥ・ザ・ウッズ」
先46(OP31)→91→105百万ドル→
公開時期が似ている「レ・ミゼラブル」との対比で考えると、「イントゥ・ザ・ウッズ」の興行収入は131百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度だが、伸びはあるだろう。
「イントゥ・ザ・ウッズ」の興行収入は「レ・ミゼラブル」「マンマ・ミーア!」と同程度の1億4千万ドル台と予想したい。
ミュージカル映画は日本でもヒットしそうだ。


4位は4週目の「ホビット 決戦のゆくえ」。
トータルでは236百万ドルとなっている。
監督はもちろんピーター・ジャクソン。
主演はマーティン・フリーマン。
驚くようなビッグヒットではないが、さすがに安定して稼いでいる。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」トータル313百万ドル
先75(OP47)→156→206→228→245→258→266
☆02年「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」トータル340百万ドル
先102(OP62)→200→261→283→298→309→316
☆03年「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル377百万ドル
先124(OP73)→222→290→312→327→338→345
☆12年「ホビット 思いがけない冒険」トータル303百万ドル
OP85→150→222→264→278→287→293
☆13年「ホビット 竜に奪われた王国」トータル258百万ドル
OP74→128→190→229→242→249→252
☆14年「ホビット 決戦のゆくえ」
先89(OP55)→168→221→236百万ドル→
主要作品との対比で考えると、本作の興行収入は266~285百万ドルとなる。
評価はかなり高いが、極端な伸びはないだろう。
「ホビット 決戦のゆくえ」の興行収入は、先週に引き続き1作目をやや下回る2億9千万ドル台と予想したい。
全世界で稼げる作品であり、商業的には大成功のシリーズとなっただろう。


7位は4週目の「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」。
トータルでは100百万ドルとなっている。
製作費127百万ドルの回収が目標となる。
監督は前2作に引き続きショーン・レヴィ。
主演はもちろんベン・スティラー。
主要キャストも続投している。
飽きられつつあるのか、尻すぼみのシリーズとなりそうだ。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217→225(※年末公開)
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163→168
☆14年「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」
OP17→55→90→100百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は124~135百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。
「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」の興行収入は先週に引き続き1億2千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できるかどうかがポイントとなる。


9位は2週目の「The Woman in Black2:Angel of Death」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
ビッグヒットにはなりようもないと思っていたが、悪くはないオープニングを飾ったものの先週より急落している。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ウーマン・イン・ブラック」トータル54百万ドル
OP21→35→45→50
☆15年「The Woman in Black2:Angel of Death」
OP15→22百万ドル→
これとの対比で考えると、本作の興行収入は34百万ドルとなる。
ダニエル・ラドクリフが主演し、話題となった前作に対して、続編はそれほど知名度の高くない俳優であり、健闘しているように思える。
ただ、評価は普通であり、伸びはないだろう。
「The Woman in Black2:Angel of Death」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
前作を踏まえると健闘しているものの、古臭いホラーは当たりにくいようだ。


10位は8週目の「The Hunger Games: Mockingjay, Part 1」。
トータルでは330百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルの2.5倍以上を回収している。
続編アクションアドベンチャー作品。
監督は前作に引き続きフランシス・ローレンス。
主演はもちろんジェニファー・ローレンス。
ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ウディ・ハレルソンなども続投している。
当然のように大ヒットしているが、公開前に『映画史上10位内に入る大ヒットとなるだろう』と書いたとおりの歴史的な大ヒットにはなりそうもない。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆12年「ハンガー・ゲーム」トータル408百万ドル
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆13年「ハンガー・ゲーム2」トータル425百万ドル
OP158→296→336→358→372→391→407→414
☆14年「The Hunger Games: Mockingjay, Part 1」
OP122→226→258→277→289→307→324→330百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は339~348百万ドルとなる。
この程度となりそうだ。

参考作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅠ」トータル295百万ドル
OP125→219→245→258→266→284→288→290→291
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン1」トータル281百万ドル
OP138→221→247→259→266→270
☆12年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン2」トータル292百万ドル
OP141→227→255→269→277→282
☆14年「The Hunger Games: Mockingjay, Part 1」
OP122→226→258→277→289→307→324→330百万ドル→
「ハリー・ポッター」シリーズとの対比で考えると、本作の興行収入は335~336百万ドルとなる。
最終作ではなく、前篇なのでやや動きが鈍いようだ。
評価は高いが、高い伸びはなさそうだ。
「The Hunger Games: Mockingjay, Part 1」の興行収入はOP時に4億ドル台、2~3週目まで3億4千万ドル台と予想したが、先週に引き続き3億3千万ドル台と予想したい。
最終作は11月に公開される。こちらは歴史的な大ヒットなるか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ファミリー向け作品「Paddington」
☆コメディ作品「The Wedding Ringer」
☆マイケル・マン監督作品のサスペンス「Blackhat」
また、クリント・イーストウッド監督「アメリカン・スナイパー」が拡大公開される。
「Paddington」「アメリカン・スナイパー」はほどほどに稼ぎ、「The Wedding Ringer」「Blackhat」はイマイチな結果となるか。
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