正直言って、つまらなかった。
話は進まず、イライラ感が高まる展開。
・西尾家にイケメン家庭教師が来た
・原家の長女に養子の話が来た
・灰谷に病気の兆候あり、ボクサー英児と知り合いの様子
程度の情報しか得られず、「四つの嘘」が何なのかも一向に分からない。
深く心理面などが描かれているわけでもなく、この程度の内容ならばギブアップしてもいいけど、大石静原作・脚本なので最後までみて、もう二度と大石静関連作品にはタッチしないということにしようかと思う。
なんとなく感じたことや分かったことは以下の通り。
○原(永作)
「英児が好きなのではなくて、ボクサー英児(と抱き合うの)が好き」
「デリケートに語らなくてはいけない引退話をストレートに伝える」
「家族を心配する娘を、自分の都合だけで平手打ち」
相手の心情や気持ちを考えない、かなり自分勝手なワガママな女性だと強調されている。
自分勝手なばかりだけではなくて、娘を平手打ちした後に泣いたり、ラストでは橋の上でたそがれていたが、あまり彼女の内面がみえてこなかった。
「人を導くことはできないけど、人と落ちていくのはできる」というのはなかなかの名ゼリフだけど、そういう生き方しかできない不器用さをもうちょっと描いてもいいのではないか。
上述のように自分勝手な面は強調されているが、やや中途半端とも感じられ、描き方が物足りない。
次回は一人カラオケをやっていた娘を養子に出すようだが、どういう展開になるだろうか。
すんなりと養子に出すとは思えない。
○西尾(寺島)
美波(羽田)の手帖のエロネタに興奮したり、若い家庭教師に興味をもったりと、男の自分からはちょっとヒク存在だ。
旦那が浮気しているのかと思ったら、自分が若い大学生と浮気をするという展開のようであり、やや予想外の展開だった。
真面目な生徒会長タイプなので、火遊びが本気になって、泣きを見るというパターンだろうか。
○灰谷(高島)
今週の主役のような気がした。
体の不調を訴えたり、ボクサー英児と知り合いだったり、誰かにつきまとわれていたりと、少々彼女の過去などが分かるようになっているが、小出しすぎて全貌はみえてこない。
誰かに狙われていることを初回から匂わしているが、いつまでこのネタを引っ張るつもりだろうか。
つけまわしていたのは、「同僚の医者でした」というオチだったら、怒るぞ。
ボクサー英児は記憶障害で灰谷のことを忘れているのか、それともあまりにも昔のことなので忘れているのか分からないが、後者のような気がする。
先週、女性が好きということをほのめかしたが、あれは何だったのだろうか。
違う伏線を張っているのだったら、演出がおかしいといえるだろう。
○美波(羽田)
すっかりと忘れ去られてしまっているのが悲しすぎる。
原を冒涜するような、訳の分からないラストのナレーションもその悲しさをより鮮明にしている。
親友だった西尾(寺島)にとっても、関心あるのは美波(羽田)の死というよりも、手帖に書かれているエロネタのようだ。
西尾(寺島)に「忘れてしまった感情」を思い起こさせるだけの存在となり下がってしまっているのは、かわいそう過ぎないか。

