◎「アイアンマン」(ソニー)
<320館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページに記載されている劇場数。
監督は、ジョン・ファヴロー(「ザスーラ」)。
主演は、ロバート・ダウニーJr.、グウィネス・パルトロウ、テレンス・ハワード。
アメリカでは、「インディ・ジョーンズ」を上回るほどの大ヒットとなったが、さすがに日本で大ヒットを求めるのは酷というものだ。
日本では「ダークナイト」ですら大ヒットしないアメコミというジャンルに加えて、このキャスティング、あのキャラクターの造形ではヒットさせるのはほぼ不可能ではないか。
ライバルのような敵も予告編からは分からない。
「アイアンマン」のロバート・ダウニーJr.がゲスト出演した「インクレディブル・ハルク」が壊滅的な興行収入となっており、本作も期待できないだろう。
また、大作ではあるが、予告編からは大作感を感じられず、10億円を超えることは難しいと考えたい。
ただ、アメリカで大ヒットしたという事実がどのように影響するか。
内容や評価があまりにも良いと、ヒットに繋がるとは思うが現実的には厳しいのではないか。
近年のアメコミ作品は以下の通り。
☆02年「スパイダーマン」トータル75.0億円
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円
☆04年「スパイダーマン2」トータル67.0億円
☆05年「コンスタンティン」トータル22.5億円
☆01年「X−MEN」トータル18.5億円
☆03年「X−MEN2」トータル18.0億円
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
☆06年「X−MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円
☆06年「スーパーマン リターンズ」トータル15.0億円
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
☆03年「リーグ・オブ・レジェンド時空を超えた戦い」トータル12.1億円
☆05年「ファンタスティック・フォー 超能力ユニット」トータル10.1億円
☆06年「Vフォー・ヴェンデッタ」トータル10.0億円
☆05年「シン・シティ」トータル10.0億円
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
☆03年「デアデビル」不明
☆07年「ゴーストライダー」トータル5.0億円
☆04年「キャットウーマン」不明(3億円後半程度か)
☆04年「ヘルボーイ」不明(2億円後半から3億円程度か)
☆08年「インクレディブル・ハルク」不明(2億円から3億円程度か)
10億円の壁は超えられず、マックスラインが「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円辺りと思われる。
さすがに、「ゴーストライダー」トータル5.0億円程度には低迷しないはず。
この中間より少し超える8億円程度が落ち着きどころか。
8億円前後の興行収入作品は以下の通り。
☆08年「ランボー最後の戦場」トータル9億円見込み
☆08年「バンテージ・ポイント」トータル9億円見込み
☆07年「ハンニバル・ライジング」トータル8.0億円
☆07年「パーフェクト・ストレンジャー」トータル7.9億円
☆07年「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル7.9億円
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
☆07年「パフューム」トータル6.5億円
☆07年「墨攻」トータル6.4億円
さすがに7億円は超えてくるか。
これらを踏まえると、8億円程度が落ち着きどころか。
オープニングは1.5億円程度だろうか。
△「最後の初恋」(ワーナー)
<258館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページに記載されている劇場数。
監督は、ジョージ C. ウルフ(主な代表作なし)。
主演は、ダイアン・レイン、リチャード・ギア。
05年「きみに読む物語」(トータル15.0億円)がスマッシュヒットしたニコラス・スパークス原作。
この手の切ないラブストーリーは、日本では絶対受けるはずだ。
思ったよりも稼ぐのではないか。
☆「きみに読む物語」(トータル15.0億円)
OP1.0→3.5→5.6→7.6→9.4
ロングセールスタイプのヒットとなっている。
少なくとも「きみに読む物語」(トータル15.0億円)の半分程度は稼ぎたいところ。
近年のラブストーリーは以下の通り。
☆07年「ホリデイ」トータル13.3億円(オープニング1.8億円)
☆06年「イルマーレ」トータル11.0億円(オープニング1.8億円)
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」不明(オープニング1.9億円)
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」不明(先行込みオープニング1.8億円)
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円(オープニング1.2億円)
☆08年「マイ・ブルーベリー・ナイツ」トータル5億円見込み(オープニング8.2千万円)
☆07年「ラブソングができるまで」トータル4.9億円(オープニング7.2千万円)
☆08年「幸せになるための27のドレス」トータル4億円見込み(先行込み9.2千万円)
☆08年「近距離恋愛」トータル1億円半ば見込み(オープニング2.5千万円)
「ホリデイ」「イルマーレ」を超えるレベルとまではいかないが、上手くいけば10億円突破レベルのヒットになりそうだ。
ダイアン・レイン、リチャード・ギアはともに最近は勢いには欠けるが、日本での知名度はそれほど低くはない。
リチャード・ギアには「Shall We Dance?」トータル25.0億円があり、10億円突破は無理ではないはず。
「最後の初恋」の興行収入はトータル10億円、オープニングは初動タイプではないのでやや低めの1.4億円程度と予想したい。
▲「イキガミ」(東宝・TBS)
<250館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページに記載されている劇場数。
監督は、瀧本智行(「犯人に告ぐ」)。
主演は、松田翔太、山田孝之、塚本高史、成海璃子。
原作の人気はよく分からないが、こういう暗めの作品はヒットしにくいと思われる。
また、キャスティングからは、完全に若者映画という雰囲気しか伝わってこない。
ストーリーは悪くなさそうだが、パクリ疑惑もプラスにはならず、マイナスとして作用するのではないか。
これらから苦戦するものと考えたい。
参考になりそうなのは、やや暗めの雰囲気のサスペンス。
「L change the WorLd」トータル31億円見込み、「クロサギ」トータル17.1億円辺りを参考にしたいところだが、さすがに厳しいだろう。
「Sweet Rain 死神の精度」トータル5〜6億円辺りが参考になるか。
これと同程度の6億円程度が落ち着きどころか。
オープニングは9千万円程度ではないか。
6億円程度の興行収入だと考えると「僕の彼女はサイボーグ」を少々下回る程度となる。
去年の公開作品だと、「憑神」トータル8.8億円、「さくらん」トータル7.3億円以下となりそうだ。
東宝作品だが、「そのときは彼によろしく」トータル4.6億円と同じようにコケるのではないか。
大きくコケないかが心配だが、人気漫画の映画化ということである程度は稼げると考えたい。
今週の数字が不明のため、かなり適当の予想。
予想順位(今週) 自己評価 タイトル(主な公開劇場) 基準値
1(1) 済「ウォンテッド」(日劇PLEX1)2.3
2(2) △「パコと魔法の絵本」(有楽座)1.6
3(4) △「おくりびと」(有楽町プラゼール)1.6
4(−) ◎「アイアンマン」(日劇PLEX3)1.5
5(−) △「最後の初恋」(ルーブル丸の内)1.4
6(3) ▲「20世紀少年」(日劇PLEX2)1.4
7(−) ▲「イキガミ」(渋谷アミューズCQN)0.9
8(5) 済「崖の上のポニョ」(日比谷スカラ座)
9(7) 済「ハンコック」(丸の内ピカデリー1)
10(6) ×「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(新宿ピカデリー)
[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品
済 鑑賞済み作品

