ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(12月第1週目)

1位は3週連続で「The Hunger Games: Mockingjay, Part 1」。
トータルでは258百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルの2倍以上を回収している。
続編アクションアドベンチャー作品。
監督は前作に引き続きフランシス・ローレンス。
主演はもちろんジェニファー・ローレンス。
ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ウディ・ハレルソンなども続投している。
当然のように大ヒットしているが、公開前に『映画史上10位内に入る大ヒットとなるだろう』と書いたとおりの歴史的な大ヒットにはなりそうもない。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆12年「ハンガー・ゲーム」トータル408百万ドル
OP153→248→302→337→357→372
☆13年「ハンガー・ゲーム2」トータル425百万ドル
OP158→296→336→358→372→391
☆14年「The Hunger Games: Mockingjay, Part 1」
OP122→226→258百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は326~349百万ドルとなる。
この程度となりそうだ。

参考作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅠ」トータル295百万ドル
OP125→219→245→258→266→284→288→290→291
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン1」トータル281百万ドル
OP138→221→247→259→266→270
☆12年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン2」トータル292百万ドル
OP141→227→255→269→277→282
☆14年「The Hunger Games: Mockingjay, Part 1」
OP122→226→258百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は294~311百万ドルとなる。
最終作ではなく、前篇なのでやや動きが鈍いようだ。
評価は高いが、高い伸びはなさそうだ。
「The Hunger Games: Mockingjay, Part 1」の興行収入はOP時に4億ドル台と予想したが、3億4千万ドル台に下方修正したい。
最終作は来年の11月に公開される。
こちらは歴史的な大ヒットなるか。


2位は2週目の「Penguins of Madagascar」。
トータルでは50百万ドルとなっている。
製作費132百万ドルの回収が目標となる。
マダガスカルシリーズのスピンオフ作品。
公開前に『前作を超えない程度のヒットとなるだろう』と書いたが、予想以上に低い動きとなっている。

シリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆12年「マダガスカル3」トータル216百万ドル
OP60→119→157→180→196→204→208→210
☆14年「Penguins of Madagascar」
OP35→50百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Penguins of Madagascar」の興行収入は91~97百万ドルとなる。
評価は高く、少々伸びるだろう。
「Penguins of Madagascar」の興行収入は1億ドル台と予想したい。
製作費を回収できず、ややコケたと言わざるを得ない。
2018年に公開されるシリーズの続編に不安が出てしまった。


3位は2週目の「Horrible Bosses 2」。
トータルでは36百万ドルとなっている。
製作費42百万ドルの回収は可能だろう。
ヒットコメディの続編作品。
公開前に『前作を超えない程度のヒットとなるだろう』と書いたが、予想以上に低い動きとなっている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「モンスター上司」トータル118百万ドル
OP28→60→83→96→105→110→113
☆14年「Horrible Bosses 2」
OP23→36百万ドル→
これとの対比で考えると、「Horrible Bosses 2」の興行収入は71百万ドルとなる。

主演のジェイソン・ベイトマン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「泥棒は幸せのはじまり」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124
☆14年「Horrible Bosses 2」
OP23→36百万ドル→
これとの対比で考えると、「Horrible Bosses 2」の興行収入は68百万ドルとなる。
評価は高いが、伸びはないだろう。
「Horrible Bosses 2」の興行収入は6千万ドル台と予想したい。
製作費が安いので問題がないが、さらなる続編はないだろう。
前作がそれほど面白くないので、仕方のない結果か。


4位は5週目の「ベイマックス」。
トータルでは178百万ドルとなっている。
製作費165百万ドルの回収は既に終了している。
当然のことながら大ヒットとなっている。

過去11月に公開されたディズニー作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→089→095→102
☆10年「塔の上のラプンツェル」トータル201百万ドル
先69→97→115→128→144→168→176→181→186
☆12年「シュガー・ラッシュ」トータル189百万ドル
OP49→94→122→149→158→164→169→172→176
☆13年「アナと雪の女王」トータル401百万ドル
先94→134→165→192→248→297→317→332→348
☆14年「ベイマックス」
OP56→110→136→167→178百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ベイマックス」の興行収入は204~248百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びるだろうが、「アナと雪の女王」ような驚異的な伸びではないだろう。
「ベイマックス」の興行収入はOP~3週目まで2億5千万ドル台と予想したが、2億2千万ドル台に下方修正したい。
2億ドルを超えれば十分だろう、ディズニーアニメがかなり好調だ。


5位は5週目の「インターステラー」。
トータルでは159百万ドルとなっている。
製作費165百万ドルの回収が当面の目標となる。
クリストファー・ノーラン監督のSFアドベンチャー。
マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン主演作品。
驚くような大ヒットではないが、堅実に稼いでいる。

クリストファー・ノーラン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「インソムニア」トータル67百万ドル
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル205百万ドル
先73→123→151→172→183→191
☆06年「プレステージ」トータル53百万ドル
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
OP158→214→394→442→471→489→502→512
☆10年「インセプション」トータル293百万ドル
OP63→143→193→228→248→262→271→277
☆12年「ダークナイト ライジング」トータル448百万ドル
OP161→287→354→390→410→422→431→438
☆14年「インターステラー」
OP50→97→121→147→159百万ドル→
「インセプション」との対比で考えると、「インターステラー」の興行収入は188百万ドルとなる。

以下の作品には負けそうだ。
☆13年「ゼロ・グラビティ」トータル274百万ドル
OP56→122→170→200→219→231→240→245
☆14年「インターステラー」
OP50→97→121→147→159百万ドル→
これとの対比で考えると、「インターステラー」の興行収入は199百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、伸びは続くとは思ったが、驚くような伸びではなさそうだ。
「インターステラー」の興行収入はOP~3週目まで2億1千万ドル台と予想したが、1億8千万ドル台と予想したい。
「インセプション」のようなビッグヒットにはならないが、とりあえずは製作費を回収できれば問題ない。


6位は3週目の「Dumb and Dumber To」。
トータルでは78百万ドルとなっている。
94年「ジム・キャリーはMr.ダマー」(トータル127百万ドル)の20年ぶりの続編作品。
ワーナーが制作を揉めた上に断念し、ユニバーサルが引き継いだ企画。
近年のジム・キャリーは精彩を欠いており、どうせヒットしないだろうから、続編制作は断念すべきと思っていたが、まさかの大ヒットスタートとなった。
前作に引き続き、ジム・キャリー、ジェフ・ダニエルズが主演し、ファレリー兄弟が監督している。

ジム・キャリー主演作品の主な興行収入は以下の通り。
☆03年「ブルース・オールマイティ」トータル243百万ドル
OP68→137→171→194→211→221
☆04年「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」トータル119百万ドル
OP30→59→95→106→111→115
☆05年「ディック&ジェーン復讐は最高!」トータル110百万ドル
先22→60→81→93→101→106
☆08年「イエスマン“YES”は人生のパスワード」トータル98百万ドル
OP18→50→80→89→94→95
☆11年「空飛ぶペンギン」トータル68百万ドル
OP18→39→51→58→61→64
☆14年「Dumb and Dumber To」
OP36→58→72→78百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Dumb and Dumber To」の興行収入は86~98百万ドルとなる。
この程度となるだろうか。

ファレリー兄弟監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「ふたりにクギづけ」トータル34百万ドル(マット・デイモン主演)
OP09→17→24→31
☆05年「2番目のキス」トータル42百万ドル(ドリュー・バリモア主演)
OP12→24→32→36
☆07年「ライラにお手あげ」トータル37百万ドル(ベン・スティラー主演)
OP14→26→32→35
☆11年「ホール・パス」トータル45百万ドル(オーウェン・ウィルソン主演)
OP14→27→35→40
☆12年「新・三バカ大将 ザ・ムービー」トータル44百万ドル
OP17→30→37→40
☆14年「Dumb and Dumber To」
OP36→58→72→78百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Dumb and Dumber To」の興行収入は86~91百万ドルとなる。
ある程度伸びるとは思ったが、評価はそれほど悪くはない程度なので、そのようなことはなさそうだ。
「Dumb and Dumber To」の興行収入はOP時に1億3千万ドル台、2週目に1億ドル台と予想したが、9千万ドル台に下方修正したい。
伸びはなかったが、それでも大ヒットと言えるだろう、それにしても不思議なヒットがあるものだ。


7位は5週目の「The Theory of Everything」。
トータルでは14百万ドルとなっている。
OP05→41→140→802→826スクリーンに拡大公開されている。
ジェームズ・マーシュ監督、エディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ主演のスティーブン・ホーキング博士を描いたヒューマンドラマ。
評価はかなり高く、演技部門の賞レースに加わるとも言われている作品である。
3週目にこのままの規模では1千万ドル台となるだろうかと書いたが、800スクリーン台に拡大公開されている。
とりあえずは3千万ドル台辺りとなるだろうか。


8位は10週目の「ゴーン・ガール」。
トータルでは163百万ドルとなっている。
製作費61百万ドルは楽に回収し、2.5倍以上を稼いでいる。
デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演のサスペンス。
公開前に『ヒットするだろう』と書いた通りとなりそうだ。

デヴィッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆92年「エイリアン3」トータル55百万ドル
☆95年「セブン」トータル100百万ドル
OP14→31→46→58→68→73
☆97年「ゲーム」トータル48百万ドル
OP14→28→36→40→43→45
☆99年「ファイト・クラブ」トータル37百万ドル
OP11→22→28→32→34→35
☆02年「パニック・ルーム」トータル96百万ドル
OP30→59→73→82→88→91
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32→33
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116→120→124
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85→88→89
☆11年「ドラゴン・タトゥーの女」トータル103百万ドル
先28→込60→77→88→95
☆14年「ゴーン・ガール」
5週目136→146→153→157→161→163百万ドル→
彼の監督作品の中で、一番興行収入の高い作品となった。
評価はメチャクチャ高いので、相当伸びるだろう。
「ゴーン・ガール」の興行収入は先々週に引き続き1億7千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるのが注目となる。
なお、ベン・アフレック監督・主演作品の12年「アルゴ」トータル136百万ドルを楽に超えている。


9位となったのは新作の「The Pyramid」。
1.4百万ドルのオープニングを飾った。
589スクリーンという小規模公開なので、この結果も仕方がない。
「ヒルズ・ハブ・アイズ」「ピラニア3D」のアレクサンドル・アジャ制作のホラー作品。
評価は普通であり、伸びることはないだろう。
この規模のままならば、1千万ドル以下となりそうだ。


10位は8週目の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」。
トータルでは19百万ドルとなっている。
製作費は18百万ドルは終了している。
OP04→50→231→460→857→862→710→738スクリーンとなっており、6週目までスクリーンを増やしていた。
監督はアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。
主演はマイケル・キートン。
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の06年「バベル」トータル34百万ドルが当面の目標となるか。
評価が恐ろしいほどメチャクチャ高い作品であり、伸びはあるだろう。
賞レースにも絡んできそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆リドリー・スコット監督のヒューマンドラマ「エクソダス:神と王」
まあまあのヒットとなりそうだ。

全米映画興行収入(11月第4週目)

1位となったのは新作の「The Hunger Games: Mockingjay, Part 1」。
事前には週末3日間で148百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る122百万ドルのオープニングを飾った。
製作費125百万ドルの回収はほぼ終了した。
続編アクションアドベンチャー作品。
監督は前作に引き続きフランシス・ローレンス。
主演はもちろんジェニファー・ローレンス。
ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ウディ・ハレルソンなども続投している。
公開前に『映画史上10位内に入る大ヒットとなるだろう』と書いたとおりとなるだろうか。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆12年「ハンガー・ゲーム」トータル408百万ドル
OP153→248→302→337→357→372
☆13年「ハンガー・ゲーム2」トータル425百万ドル
OP158→296→336→358→372→391
☆14年「The Hunger Games: Mockingjay, Part 1」
OP122百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は325~328百万ドルとなるが、前作か前々に近い興行収入となるだろう。

参考作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅠ」トータル295百万ドル
OP125→219→245→258→266→284→288→290→291
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン1」トータル281百万ドル
OP138→221→247→259→266→270
☆12年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン2」トータル292百万ドル
OP141→227→255→269→277→282
☆14年「The Hunger Games: Mockingjay, Part 1」
OP122百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は248~288百万ドルとなる。
やや物足りないオープニングではあるが、評価は高く、不安視することもないだろう。
「The Hunger Games: Mockingjay, Part 1」の興行収入は4億ドル台と予想したい。
最終作は来年の11月に公開される。
こちらは歴史的な大ヒットなるか。


2位は3週目の「ベイマックス」。
トータルでは136百万ドルとなっている。
製作費165百万ドルは楽に回収できるだろう。
当然のことながら大ヒットとなっている。

過去11月に公開されたディズニー作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→089→095→102
☆10年「塔の上のラプンツェル」トータル201百万ドル
先69→97→115→128→144→168→176→181→186
☆12年「シュガー・ラッシュ」トータル189百万ドル
OP49→94→122→149→158→164→169→172→176
☆13年「アナと雪の女王」トータル401百万ドル
先94→134→165→192→248→297→317→332→348
☆14年「ベイマックス」
OP56→110→136百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ベイマックス」の興行収入は185~238百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びるだろうが、「アナと雪の女王」ような驚異的な伸びではないだろう。
「ベイマックス」の興行収入は先週に引き続き2億5千万ドル台と予想したい。
ディズニーアニメがかなり好調だ。


3位は3週目の「インターステラー」。
トータルでは121百万ドルとなっている。
製作費165百万ドルの回収が目標となる。
クリストファー・ノーラン監督のSFアドベンチャー。
マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン主演作品。
驚くような大ヒットではないが、堅実に稼いでいる。

クリストファー・ノーラン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「インソムニア」トータル67百万ドル
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル205百万ドル
先73→123→151→172→183→191
☆06年「プレステージ」トータル53百万ドル
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
OP158→214→394→442→471→489→502→512
☆10年「インセプション」トータル293百万ドル
OP63→143→193→228→248→262→271→277
☆12年「ダークナイト ライジング」トータル448百万ドル
OP161→287→354→390→410→422→431→438
☆14年「インターステラー」
OP50→97→121百万ドル→
「インセプション」との対比で考えると、「インターステラー」の興行収入は184百万ドルとなる。

以下の作品には負けそうだ。
☆13年「ゼロ・グラビティ」トータル274百万ドル
OP56→122→170→200→219→231→240→245
☆14年「インターステラー」
OP50→097→121百万ドル→
これとの対比で考えると、「インターステラー」の興行収入は195百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、伸びは続くだろう。
今週は「ハンガー・ゲーム」の影響が強かった。
「インターステラー」の興行収入は先週に引き続き2億1千万ドル台と予想したい。
「インセプション」のようなビッグヒットにはならないが、とりあえずは製作費を回収できれば問題ない。


4位は2週目の「Dumb and Dumber To」。
トータルでは58百万ドルとなっている。
94年「ジム・キャリーはMr.ダマー」(トータル127百万ドル)の20年ぶりの続編作品。
ワーナーが制作を揉めた上に断念し、ユニバーサルが引き継いだ企画。
近年のジム・キャリーは精彩を欠いており、どうせヒットしないだろうから、続編制作は断念すべきと思っていたが、まさかの大ヒットスタートとなった。
前作に引き続き、ジム・キャリー、ジェフ・ダニエルズが主演し、ファレリー兄弟が監督している。

ジム・キャリー主演作品の主な興行収入は以下の通り。
☆03年「ブルース・オールマイティ」トータル243百万ドル
OP68→137→171→194→211→221
☆04年「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」トータル119百万ドル
OP30→59→95→106→111→115
☆05年「ディック&ジェーン復讐は最高!」トータル110百万ドル
先22→60→81→93→101→106
☆08年「イエスマン“YES”は人生のパスワード」トータル98百万ドル
OP18→50→80→89→94→95
☆11年「空飛ぶペンギン」トータル68百万ドル
OP18→39→51→58→61→64
☆14年「Dumb and Dumber To」
OP36→58百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Dumb and Dumber To」の興行収入は101~117百万ドルとなる。
この程度となるだろうか。

ファレリー兄弟監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「ふたりにクギづけ」トータル34百万ドル(マット・デイモン主演)
OP09→17→24→31
☆05年「2番目のキス」トータル42百万ドル(ドリュー・バリモア主演)
OP12→24→32→36
☆07年「ライラにお手あげ」トータル37百万ドル(ベン・スティラー主演)
OP14→26→32→35
☆11年「ホール・パス」トータル45百万ドル(オーウェン・ウィルソン主演)
OP14→27→35→40
☆12年「新・三バカ大将 ザ・ムービー」トータル44百万ドル
OP17→30→37→40
☆14年「Dumb and Dumber To」
OP36→58百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Dumb and Dumber To」の興行収入は97~116百万ドルとなる。
ある程度伸びるとは思ったが、評価はそれほど悪くはない程度なので、そのようなことはなさそうだ。
「Dumb and Dumber To」の興行収入はOP時に1億3千万ドル台と予想したが、1億ドル台と下方修正したい。
それでも大ヒットと言えるだろう、それにしても不思議なヒットがあるものだ。


5位は8週目の「ゴーン・ガール」。
トータルでは157百万ドルとなっている。
製作費61百万ドルは楽に回収し、2.5倍以上を稼いでいる。
デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演のサスペンス。
公開前に『ヒットするだろう』と書いた通りとなりそうだ。

デヴィッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆92年「エイリアン3」トータル55百万ドル
☆95年「セブン」トータル100百万ドル
OP14→31→46→58→68→73
☆97年「ゲーム」トータル48百万ドル
OP14→28→36→40→43→45
☆99年「ファイト・クラブ」トータル37百万ドル
OP11→22→28→32→34→35
☆02年「パニック・ルーム」トータル96百万ドル
OP30→59→73→82→88→91
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32→33
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116→120→124
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85→88→89
☆11年「ドラゴン・タトゥーの女」トータル103百万ドル
先28→込60→77→88→95
☆14年「ゴーン・ガール」
OP38→78→107→124→136→146→153→157百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ゴーン・ガール」の興行収入は162~171百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、相当伸びるだろう。
「ゴーン・ガール」の興行収入は先週に引き続き1億7千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるのが注目となる。
なお、ベン・アフレック監督・主演作品の12年「アルゴ」トータル136百万ドルを楽に超えている。


6位は2週目の「Beyond the Lights」。
トータルでは10百万ドルとなっている。
ググ・ンバータ=ロー、ネイト・パーカー主演のヒューマンドラマ。
08年「リリィ、はちみつ色の秘密」(トータル38百万ドル)のジーナ・プリンス=バイスウッド監督。
最近好調のブラック層向けの作品のようだが、ヒットしなかったようだ。

今年はブラック層向けの以下の作品がヒットしている。
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Think Like a Man Too」トータル65百万ドル
OP29→48→57→62→64→65→65
☆14年「About Last Night」トータル49百万ドル
OP26→38→44→47→48→48→48
☆14年「No Good Deed」トータル53百万ドル
OP24→40→47→50→52
☆14年「Addicted」トータル17百万ドル
OP07→13→15→16→17
☆14年「Beyond the Lights」
OP07→10百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度であり伸びはなく、「Addicted」以下となるか。
「Beyond the Lights」の興行収入は先週に引き続き1千万ドル台と予想したい。
ブラック層向け作品の調子が最近やや落ちてきたか。


7位は7週目の「St. Vincent」。
トータルでは37百万ドルとなっている。
OP4→68→2282→2552→2455→2332→1707スクリーンと3週目から拡大公開されている。
ナオミ・ワッツ、メリッサ・マッカシー、ビル・マーレイ主演のコメディ作品。

メリッサ・マッカーシー主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→59→85→107→124→136
☆13年「泥棒は幸せのはじまり」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆14年「Tammy」トータル85百万ドル
先33→57→71→78→82→83
☆14年「St. Vincent」
3週目09→19→27→33→37百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「St. Vincent」の興行収入は38~43百万ドルとなる。
評価は高く粘りそうだ。
「St. Vincent」の興行収入は3週目に3千万ドル台と予想したが、先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
あまりヒットしそうもない作品であり、十分な結果となりそうだ。
メリッサ・マッカシー人気だろう。


8位は6週目の「フューリー」。
トータルでは79百万ドルとなっている。
製作費68百万ドルの回収は既に終了している。
ブラッド・ピット主演の戦争モノ。
監督は、12年「エンド・オブ・ウォッチ」(トータル41百万ドル)のデヴィッド・エアー。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

98年「プレイベート・ライアン」(トータル217百万ドル)の例外はあるが、戦争モノはビッグヒットになりにくい。
☆09年「イングロリアス・バスターズ」トータル121百万ドル
OP38→73→92→104→110→114
☆08年「ワルキューレ」トータル83百万ドル
先47→65→74→79→81→82
☆14年「ミケランジェロ・プロジェクト」トータル78百万ドル
OP22→44→58→66→71→74
☆14年「フューリー」
OP24→46→60→69→76→79百万ドル→
「ワルキューレ」以外の作品との対比で考えると、「フューリー」の興行収入は83~84百万ドルとなる。
少なくとも、この程度は稼ぐだろう。

賞レースにも絡んでくるといわれている。
ブラッド・ピット主演作品のうち、賞レースに絡んだ主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116
☆11年「マネーボール」トータル76百万ドル
OP20→38→49→58→64→67→70
☆14年「フューリー」
OP24→46→60→69→76→79百万ドル→
これらとの対比で考えると、「フューリー」の興行収入は87~90百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びるとは思ったが、驚異的ではなさそうだ。
「フューリー」の興行収入は2週目まで1億ドル台と予想したが、先週に引き続き9千万ドル台と予想したい。
賞レースにも絡んできて、粘るのではないか。


9位は6週目の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」。
トータルでは14百万ドルとなっている。
製作費は18百万ドルは回収できるだろう。
OP04→50→231→460→857→862スクリーンに拡大公開されている。
監督はアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。
主演はマイケル・キートン。
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の06年「バベル」トータル34百万ドルが当面の目標となるか。
評価が恐ろしいほどメチャクチャ高い作品であり、伸びはあるだろう。
賞レースにも絡んできそうだ。


10位は3週目の「The Theory of Everything」。
トータルでは3百万ドルとなっている。
OP05→41→140スクリーンに拡大公開されている。
ジェームズ・マーシュ監督、エディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ主演のスティーブン・ホーキング博士を描いたヒューマンドラマ。
評価はかなり高く、演技部門の賞レースに加わるとも言われている作品であるが、このままの規模では1千万ドル台となるだろうか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆人気アニメのスピンオフ「Penguins of Madagascar」
☆コメディの続編「Horrible Bosses 2」
どちらも前作を超えない程度のヒットとなるだろう。

全米映画興行収入(11月第3週目)

1位となったのは新作の「Dumb and Dumber To」。
事前には週末3日間で29百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る38百万ドルのオープニングを飾った。
94年「ジム・キャリーはMr.ダマー」(トータル127百万ドル)の20年ぶりの続編作品。
ワーナーが制作を揉めた上に断念し、ユニバーサルが引き継いだ企画。
近年のジム・キャリーは精彩を欠いており、どうせヒットしないだろうから、続編制作は断念すべきと思っていたが、まさかの大ヒットスタートとなった。
前作に引き続き、ジム・キャリー、ジェフ・ダニエルズが主演し、ファレリー兄弟が監督している。

ジム・キャリー主演作品の主な興行収入は以下の通り。
☆03年「ブルース・オールマイティ」トータル243百万ドル
OP68→137→171→194→211→221
☆04年「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」トータル119百万ドル
OP30→59→95→106→111→115
☆05年「ディック&ジェーン復讐は最高!」トータル110百万ドル
先22→60→81→93→101→106
☆08年「イエスマン“YES”は人生のパスワード」トータル98百万ドル
OP18→50→80→89→94→95
☆11年「空飛ぶペンギン」トータル68百万ドル
OP18→39→51→58→61→64
☆14年「Dumb and Dumber To」
OP38百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Dumb and Dumber To」の興行収入は136~151百万ドルとなる。
この程度となるだろうか。

ファレリー兄弟監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「ふたりにクギづけ」トータル34百万ドル(マット・デイモン主演)
OP09→17→24→31
☆05年「2番目のキス」トータル42百万ドル(ドリュー・バリモア主演)
OP12→24→32→36
☆07年「ライラにお手あげ」トータル37百万ドル(ベン・スティラー主演)
OP14→26→32→35
☆11年「ホール・パス」トータル45百万ドル(オーウェン・ウィルソン主演)
OP14→27→35→40
☆12年「新・三バカ大将 ザ・ムービー」トータル44百万ドル
OP17→30→37→40
☆14年「Dumb and Dumber To」
OP38百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Dumb and Dumber To」の興行収入は133~144百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度伸びるだろう。
「Dumb and Dumber To」の興行収入は1億3千万ドル台と予想したい。
不思議なヒットがあるものだ。


2位は2週目の「ベイマックス」。
トータルでは112百万ドルとなっている。
製作費165百万ドルは楽に回収できるだろう。

過去11月に公開されたディズニー作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→089→095→102
☆10年「塔の上のラプンツェル」トータル201百万ドル
先69→97→115→128→144→168→176→181→186
☆12年「シュガー・ラッシュ」トータル189百万ドル
OP49→94→122→149→158→164→169→172→176
☆13年「アナと雪の女王」トータル401百万ドル
先94→134→165→192→248→297→317→332→348
☆14年「ベイマックス」
OP56→112百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ベイマックス」の興行収入は189~232百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びるだろうが、「アナと雪の女王」ような驚異的な伸びではないだろう。
「ベイマックス」の興行収入は2億5千万ドル台と予想したい。
ディズニーアニメがかなり好調だ。


3位は2週目の「インターステラー」。
トータルでは98百万ドルとなっている。
製作費165百万ドルの回収が目標となる。

クリストファー・ノーラン監督のSFアドベンチャー。
マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン主演作品。
クリストファー・ノーラン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「インソムニア」トータル67百万ドル
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル205百万ドル
先73→123→151→172→183→191
☆06年「プレステージ」トータル53百万ドル
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
OP158→214→394→442→471→489→502→512
☆10年「インセプション」トータル293百万ドル
OP63→143→193→228→248→262→271→277
☆12年「ダークナイト ライジング」トータル448百万ドル
OP161→287→354→390→410→422→431→438
☆14年「インターステラー」
OP50→98百万ドル→
「インセプション」との対比で考えると、「インターステラー」の興行収入は201百万ドルとなる。

以下の作品には負けそうだ。
☆13年「ゼロ・グラビティ」トータル274百万ドル
OP56→122→170→200→219→231→240→245
☆14年「インターステラー」
OP50→98百万ドル→
これとの対比で考えると、「インターステラー」の興行収入は220百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、この対比程度となりそうだ。
「インターステラー」の興行収入は2億1千万ドル台と予想したい。
「インセプション」のようなビッグヒットにはならないが、とりあえずは製作費を回収できれば問題ない。


4位となったのは新作の「Beyond the Lights」。
事前には週末3日間で11百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る6.5百万ドルのオープニングを飾った。
ググ・ンバータ=ロー、ネイト・パーカー主演のヒューマンドラマ。
08年「リリィ、はちみつ色の秘密」(トータル38百万ドル)のジーナ・プリンス=バイスウッド監督。

最近好調のブラック層向けの作品のようだが、ヒットしなかったようだ。
今年はブラック層向けの以下の作品がヒットしている。
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Think Like a Man Too」トータル65百万ドル
OP29→48→57→62→64→65→65
☆14年「About Last Night」トータル49百万ドル
OP26→38→44→47→48→48→48
☆14年「No Good Deed」トータル53百万ドル
OP24→40→47→50→52
☆14年「Addicted」トータル17百万ドル
OP07→13→15→16→17
☆14年「Beyond the Lights」
OP07百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度であり伸びはなく、「Addicted」と同程度となるか。
「Beyond the Lights」の興行収入は1千万ドル台と予想したい。
ブラック層向け作品の調子が最近やや落ちてきたか。


5位は7週目の「ゴーン・ガール」。
トータルでは153百万ドルとなっている。
製作費61百万ドルは楽に回収し、2.5倍以上を稼いでいる。
デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演のヒューマンドラマ。
公開前に『ヒットするだろう』と書いた通りとなりそうだ。

デヴィッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆92年「エイリアン3」トータル55百万ドル
☆95年「セブン」トータル100百万ドル
OP14→31→46→58→68→73
☆97年「ゲーム」トータル48百万ドル
OP14→28→36→40→43→45
☆99年「ファイト・クラブ」トータル37百万ドル
OP11→22→28→32→34→35
☆02年「パニック・ルーム」トータル96百万ドル
OP30→59→73→82→88→91
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32→33
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116→120→124
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85→88→89
☆11年「ドラゴン・タトゥーの女」トータル103百万ドル
先28→込60→77→88→95
☆14年「ゴーン・ガール」
OP38→78→107→124→136→146→153百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ゴーン・ガール」の興行収入は163~169百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、相当伸びるだろう。
「ゴーン・ガール」の興行収入は3週前に引き続き1億7千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるのが注目となる。
なお、ベン・アフレック監督・主演作品の12年「アルゴ」トータル136百万ドルを楽に超えている。


6位は6週目の「St. Vincent」。
トータルでは33百万ドルとなっている。
OP4→68→2282→2552→2455→2332スクリーンと3週目から拡大公開されている。
ナオミ・ワッツ、メリッサ・マッカシー、ビル・マーレイ主演のコメディ作品。

メリッサ・マッカーシー主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→59→85→107→124→136
☆13年「泥棒は幸せのはじまり」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆14年「Tammy」トータル85百万ドル
先33→57→71→78→82→83
☆14年「St. Vincent」
3週目09→19→27→33百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「St. Vincent」の興行収入は36~42百万ドルとなる。
評価はかなり高く粘りそうだ。
「St. Vincent」の興行収入は3週目に3千万ドル台と予想したが、4千万ドル台に上方修正したい。
あまりヒットしそうもない作品であり、十分な結果となりそうだ。
メリッサ・マッカシー人気だろう。


7位は5週目の「フューリー」。
トータルでは76百万ドルとなっている。
製作費68百万ドルの回収は終了している。
ブラッド・ピット主演の戦争モノ。
監督は、12年「エンド・オブ・ウォッチ」(トータル41百万ドル)のデヴィッド・エアー。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

98年「プレイベート・ライアン」(トータル217百万ドル)の例外はあるが、戦争モノはビッグヒットになりにくい。
☆09年「イングロリアス・バスターズ」トータル121百万ドル
OP38→73→92→104→110→114
☆08年「ワルキューレ」トータル83百万ドル
先47→65→74→79→81→82
☆14年「ミケランジェロ・プロジェクト」トータル78百万ドル
OP22→44→58→66→71→74
☆14年「フューリー」
OP24→46→60→69→76百万ドル→
「ワルキューレ」以外の作品との対比で考えると、「フューリー」の興行収入は83~84百万ドルとなる。
少なくとも、この程度は稼ぐだろう。

賞レースにも絡んでくるといわれている。
ブラッド・ピット主演作品のうち、賞レースに絡んだ主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116
☆11年「マネーボール」トータル76百万ドル
OP20→38→49→58→64→67→70
☆14年「フューリー」
OP24→46→60→69→76百万ドル→
これらとの対比で考えると、「フューリー」の興行収入は88~90百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びるとは思ったが、驚異的ではなさそうだ。
「フューリー」の興行収入は2週目まで1億ドル台と予想したが、9千万ドル台に下方修正したい。
賞レースにも絡んできて、粘るのではないか。


9位は4週目の「Ouija」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
製作費は5百万ドルとなっており、10倍近くを稼ぎ出している。
マイケル・ベイがプロデュースしたホラー作品。
ウィジャボードを題材としている。
公開前に『ハロウィーン時期でもあり「Ouija」はヒットするだろう』と書いたが、それなりのヒットとなった。

以下のようなヒットにはなりそうもない。
☆11年「インシディアス」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆13年「死霊館」トータル137百万ドル
OP42→84→108→121→128
☆13年「インシディアス第2章」トータル84百万ドル
OP40→60→69→75→79
☆14年「Ouija」
OP20→35→43→48百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Ouija」の興行収入は54~59百万ドルとなる。
評価は良くないので、伸びはないとは思ったが、時期的に伸びた。
「Ouija」の興行収入はOP時に4千万ドル台と予想したが、5千万ドル台に上方修正したい。
大ヒットとはいえないが、製作費が安いのでビジネス的には大成功だろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆続編アクションアドベンチャー「The Hunger Games: Mockingjay, Part 1」
映画史上10位内に入る大ヒットとなるだろう。

全米映画興行収入(10月第4週目)

1位となったのは新作の「Ouija」。
事前には週末3日間で22百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る20.0百万ドルのオープニングを飾った。
マイケル・ベイがプロデュースしたホラー作品。
ウィジャボードを題材としている。
公開前に『ハロウィーン時期でもあり「Ouija」はヒットするだろう』と書いたが、微妙なオープニングとなっている。

以下のようなヒットにはなりそうもない。
☆11年「インシディアス」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆13年「死霊館」トータル137百万ドル
OP42→84→108→121→128
☆13年「インシディアス第2章」トータル84百万ドル
OP40→60→69→75→79
☆14年「Ouija」
OP20百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Ouija」の興行収入は42~65百万ドルとなる。
評価は良くないので、伸びはないだろう。
「Ouija」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
ヒットとはいえないが、どうせ製作費は安そうなので問題ないだろう。


2位となったのは新作の「John Wick」。
事前には週末3日間で12.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る14.2百万ドルのオープニングを飾った。
キアヌ・リーヴス主演のヒットマンモノのアクション作品。
公開前に『評価はかなり高いようだが、「John Wick」はヒットはしないだろう』と書いたが、そこそこ稼ぎそうだ。

キアヌ・リーヴス主演の主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「コンスタンティン」トータル76百万ドル
OP30→51→61→67→70
☆06年「イルマーレ」トータル52百万ドル
OP14→30→39→46→49
☆08年「フェイク シティ ある男のルール」トータル26百万ドル
OP12→20→24→25→26
☆08年「地球が静止する日」トータル79百万ドル
OP30→48→63→74→77
☆13年「47RONIN」トータル38百万ドル
先21(OP10)→33→36→38→38
☆14年「John Wick」
OP14百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「John Wick」の興行収入は30~37百万ドルとなる。
この程度となるだろうか。

ジョージ・クルーニー主演の以下の作品がライバルとなるか。
☆10年「ラスト・ターゲット」トータル36百万ドル
先16(OP13)→28→33→35
☆14年「John Wick」
OP14百万ドル→
評価がメチャクチャ高いので、これをやや超える程度と考えて、「John Wick」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
ヒットしにくいタイプの作品であり、この程度でも十分だろう。
キアヌ・リーヴスに再び大作のオファーがあるかもしれない。


3位は2週目の「フューリー」。
トータルでは46百万ドルとなっている。
製作費68百万ドルの回収が当面の目標となる。
ブラッド・ピット主演の戦争モノ。
監督は、12年「エンド・オブ・ウォッチ」(トータル41百万ドル)のデヴィッド・エアー。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

98年「プレイベート・ライアン」(トータル217百万ドル)の例外はあるが、戦争モノはビッグヒットになりにくい。
☆09年「イングロリアス・バスターズ」トータル121百万ドル
OP38→73→92→104
☆08年「ワルキューレ」トータル83百万ドル
先47→65→74→79→81→82
☆14年「ミケランジェロ・プロジェクト」トータル78百万ドル
OP22→44→58→66→71→74
☆14年「フューリー」
OP24→46百万ドル→
「ワルキューレ」以外の作品との対比で考えると、「フューリー」の興行収入は76~82百万ドルとなる。
少なくとも、この程度は稼ぐだろう。

賞レースにも絡んでくるといわれている。
ブラッド・ピット主演作品のうち、賞レースに絡んだ主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116
☆11年「マネーボール」トータル76百万ドル
OP20→38→49→58→64→67→70
☆14年「フューリー」
OP24→46百万ドル→
これらとの対比で考えると、「フューリー」の興行収入は75~92百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びるだろう。
「フューリー」の興行収入は先週に引き続き1億ドル台と予想したい。
賞レースにも絡んできて、粘るのではないか。


4位は4週目の「ゴーン・ガール」。
トータルでは124百万ドルとなっている。
製作費61百万ドルは楽に回収し、2倍以上を稼いでいる。
デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演のヒューマンドラマ。
公開前に『ヒットするだろう』と書いた通りとなりそうだ。

デヴィッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆92年「エイリアン3」トータル55百万ドル
☆95年「セブン」トータル100百万ドル
OP14→31→46→58→68→73
☆97年「ゲーム」トータル48百万ドル
OP14→28→36→40→43→45
☆99年「ファイト・クラブ」トータル37百万ドル
OP11→22→28→32→34→35
☆02年「パニック・ルーム」トータル96百万ドル
OP30→59→73→82→88→91
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32→33
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆11年「ドラゴン・タトゥーの女」トータル103百万ドル
先28→込60→77→88→95
☆14年「ゴーン・ガール」
OP38→78→107→124百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ゴーン・ガール」の興行収入は145~165百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、相当伸びるだろう。
「ゴーン・ガール」の興行収入は先週に引き続き1億7千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるのが注目となる。
ベン・アフレック監督・主演作品の12年「アルゴ」トータル136百万ドルを超えそうだ。


5位は2週目の「The Book of Life」。
トータルでは30百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収が当面の目標となる。
ギレルモ・デル・トロがプロデュースした20世紀フォックスのアニメ作品。
ハロウィンが題材となっている。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

20世紀フォックスのアニメ作品のうち、あまりヒットしていない作品の興行収入は以下のとおり。
☆14年「彼と人魚」トータル112百万ドル
OP32→64→81→94→102→105
☆13年「メアリーと秘密の王国」トータル108百万ドル
OP34→65→84→96→101→103
☆13年「ターボ」トータル83百万ドル
先31(OP21)→56→69→75→78→80
☆14年「The Book of Life」
OP17→30百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「The Book of Life」の興行収入は44~53百万ドルとなる。
ギレルモ・デル・トロがプロデュースしているので、普通のアニメとは異なる動きとなりそうだ。

以下の作品も参考となるか。
☆09年「コララインとボタンの魔女」トータル75百万ドル
OP17→35→54→61→66→69
☆12年「パラノーマン ブライス・ホローの謎」トータル56百万ドル
OP14→28→38→45→49→53
☆14年「The Book of Life」
OP17→30百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Book of Life」の興行収入は60~64百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはあり、時期的に需要もあるだろう。
「The Book of Life」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できそうなので問題はないが、普通のファミリー向けアニメではない作品はやはりビッグヒットにはならないようだ。


6位となったのは3週目の「St. Vincent」。
事前には週末3日間で6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る8.1百万ドルを稼いだ。
トータルでは9百万ドルとなっている。
OP4→68→2282スクリーンに拡大公開されている。
ナオミ・ワッツ、メリッサ・マッカシー、ビル・マーレイ主演のコメディ作品。

メリッサ・マッカーシー主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→59→85→107→124→136
☆13年「泥棒は幸せのはじまり」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆14年「Tammy」トータル85百万ドル
先33→57→71→78→82→83
☆14年「St. Vincent」
3週目09百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「St. Vincent」の興行収入は23~37百万ドルとなる。
評価はかなり高く粘りそうだ。
「St. Vincent」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
あまりヒットしそうもない作品であり、十分な結果となりそうだ。
メリッサ・マッカシー人気だろう。


7位は3週目の「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」。
トータルでは46百万ドルとなっている。
製作費28百万ドルは楽に回収している。
児童書を実写化したディズニー系のファミリー向け作品。
スティーヴ・カレル、ジェニファー・ガーナーが主演している。
監督はヒット実績のないミゲル・アルテタ。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるか。
☆10年「グレッグのダメ日記」トータル64百万ドル
OP22→36→46→54→57
☆11年「グレッグのおきて」トータル53百万ドル
OP24→38→45→48→50
☆12年「グレッグのダメ日記3」トータル49百万ドル
OP15→30→39→43→45
☆14年「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」
OP18→36→46百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は54~64百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないと思ったが、ファミリー作品らしく粘りそうだ。
「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」の興行収入はOP時に5千万ドル台と予想したが、先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
スティーヴ・カレルは、13年「俺たちスーパーマジシャン」トータル23百万ドルに次ぎ、やや物足りない興行収入となる。
製作費が安いので問題ないだろうが、彼の人気がやや落ちているのか。


8位は2週目の「The Best of Me」。
トータルでは18百万ドルとなっている。
製作費26百万ドルの回収が当面の目標となる。
ニコラス・スパークス原作、ジェームズ・マースデン主演のラブストーリー。
ミシェル・モナハンも出演している。
監督はキャリアが長いがヒット実績が少ないマイケル・ホフマン。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたが、ややコケてしまったか。

ニコラス・スパークス原作作品の興行収入は以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
☆08年「最後の初恋」トータル42百万ドル
OP13→25→32→37→39→40→41→41
☆10年「ラスト・ソング」トータル63百万ドル
先25(OP16)→42→50→55→59→60→61→62
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77→79→79→79
☆12年「一枚のめぐり逢い」トータル60百万ドル
OP23→39→48→54→57→58→59→59
☆13年「セイフ ヘイヴン」トータル71百万ドル
木30→48→57→63→67→69→70→70
☆14年「The Best of Me」
OP10→18百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「The Best of Me」の興行収入は27~32百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度であり、伸びはないだろう。
「The Best of Me」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
「最後の初恋」トータル42百万ドルを下回る結果となりそうだ。
若者向け作品ならば需要があるだろうが、やや年齢層が高いキャスティングではやや厳しい。


9位は3週目の「The Judge」。
トータルでは34百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収が当面の目標となる。
ロバート・ダウニーJr.、ロバート・デュヴァル主演のヒューマンドラマ。
監督は、05年「ウエディング・クラッシャーズ」トータル209百万ドルなどのコメディ作品をあてているデヴィッド・ドブキン。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ロバート・ダウニーJr.主演でも、さすがに法廷モノでは大ヒットにならないだろう。

弁護士モノならば以下が参考となるか。
☆11年「リンカーン弁護士」トータル58百万ドル
OP13→29→39→46
☆14年「The Judge」
OP13→27→34百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Judge」の興行収入は51百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、この対比と同程度となるだろうか。
「The Judge」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できれば、とりあえずは問題ないだろう。
題材的にはヒットは望めない。



10位は3週目の「ドラキュラZERO」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
製作費7千万ドルの回収が目標となる。
11年「インモータルズ-神々の戦い-」(トータル84百万ドル)のルーク・エヴァンス主演のアクションホラー。
監督は実績のないゲイリー・ショア。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品と対比されている。
☆13年「ジャックと天空の巨人」トータル65百万ドル
OP27→44→54→59→61
☆13年「ヘンゼル&グレーテル」トータル56百万ドル
OP20→35→44→50→53
☆14年「ドラキュラZERO」
OP24→41→48百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ドラキュラZERO」の興行収入は58~61百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「ドラキュラZERO」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費7千万ドルの回収が厳しいため、成功とはいえないだろう。
主演の知名度がやや弱かったか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ジェイク・ギレンホール主演のクライムドラマ「Nightcrawler」
☆コリン・ファース、ニコール・キッドマン主演のサスペンス作品「Before I Go To Sleep」
☆ホラー作品「Saw 10th Anniversary」
「Saw 10th Anniversary」は多少稼ぐかもしれないが、他の2本はヒットしないだろう。

全米映画興行収入(10月第3週目)

1位となったのは新作の「フューリー」。
事前には週末3日間で33百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る23.5百万ドルのオープニングを飾った。
製作費68百万ドルの回収が当面の目標となる。
ブラッド・ピット主演の戦争モノ。
監督は、12年「エンド・オブ・ウォッチ」(トータル41百万ドル)のデヴィッド・エアー。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

98年「プレイベート・ライアン」(トータル217百万ドル)の例外はあるが、戦争モノはビッグヒットになりにくい。
☆09年「イングロリアス・バスターズ」トータル121百万ドル
OP38→73→92→104
☆08年「ワルキューレ」トータル83百万ドル
先47→65→74→79→81→82
☆14年「ミケランジェロ・プロジェクト」トータル78百万ドル
OP22→44→58→66→71→74
☆14年「フューリー」
OP24百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「フューリー」の興行収入は76~85百万ドルとなる。
この程度となるだろうか。

賞レースにも絡んでくるといわれている。
ブラッド・ピット主演作品のうち、賞レースに絡んだ主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116
☆11年「マネーボール」トータル76百万ドル
OP20→38→49→58→64→67→70
☆14年「フューリー」
OP24百万ドル→
「マネーボール」との対比で考えると、「フューリー」の興行収入は91百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほど高いので、「フューリー」の興行収入は1億ドル台と予想したい。
賞レースにも絡んできて、伸びるのではないか。


2位は3週目の「ゴーン・ガール」。
トータルでは107百万ドルとなっている。
製作費61百万ドルは楽に回収した。
デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演のヒューマンドラマ。
公開前に『ヒットするだろう』と書いた通りとなりそうだ。

デヴィッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆92年「エイリアン3」トータル55百万ドル
☆95年「セブン」トータル100百万ドル
OP14→31→46→58→68→73
☆97年「ゲーム」トータル48百万ドル
OP14→28→36→40→43→45
☆99年「ファイト・クラブ」トータル37百万ドル
OP11→22→28→32→34→35
☆02年「パニック・ルーム」トータル96百万ドル
OP30→59→73→82→88→91
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32→33
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆11年「ドラゴン・タトゥーの女」トータル103百万ドル
先28→込60→77→88→95
☆14年「ゴーン・ガール」
OP38→78→107百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ゴーン・ガール」の興行収入は141~167百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、相当伸びるだろう。
「ゴーン・ガール」の興行収入は先週に引き続き1億7千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるのが注目となる。
ベン・アフレック監督・主演作品の12年「アルゴ」トータル136百万ドルを超えそうだ。


3位となったのは新作の「The Book of Life」。
事前には週末3日間で19百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る17.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費5千万ドルの回収が当面の目標となる。
ギレルモ・デル・トロがプロデュースした20世紀フォックスのアニメ作品。
ハロウィンが題材となっている。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

20世紀フォックスのアニメ作品のうち、あまりヒットしていない作品の興行収入は以下のとおり。
☆14年「彼と人魚」トータル112百万ドル
OP32→64→81→94→102→105
☆13年「メアリーと秘密の王国」トータル108百万ドル
OP34→65→84→96→101→103
☆13年「ターボ」トータル83百万ドル
先31(OP21)→56→69→75→78→80
☆14年「The Book of Life」
OP17百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「The Book of Life」の興行収入は54~60百万ドルとなる。
ギレルモ・デル・トロがプロデュースしているので、普通のアニメとは異なる動きとなりそうだ。

以下の作品も参考となるか。
☆09年「コララインとボタンの魔女」トータル75百万ドル
OP17→35→54→61→66→69
☆12年「パラノーマン ブライス・ホローの謎」トータル56百万ドル
OP14→28→38→45→49→53
☆14年「The Book of Life」
OP17百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Book of Life」の興行収入は68~75百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはあるだろう。
「The Book of Life」の興行収入は6千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できそうなので問題はないが、普通のファミリー向けではないアニメはやはりビッグヒットにはならないようだ。


4位は2週目の「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」。
トータルでは37百万ドルとなっている。
製作費28百万ドルは楽に回収した。
児童書を実写化したディズニー系のファミリー向け作品。
スティーヴ・カレル、ジェニファー・ガーナーが主演している。
監督はヒット実績のないミゲル・アルテタ。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるか。
☆10年「グレッグのダメ日記」トータル64百万ドル
OP22→36→46→54→57
☆11年「グレッグのおきて」トータル53百万ドル
OP24→38→45→48→50
☆12年「グレッグのダメ日記3」トータル49百万ドル
OP15→30→39→43→45
☆14年「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」
OP18→37百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は52~66百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないと思ったが、ファミリー作品らしく粘りそうだ。
「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」の興行収入はOP時に5千万ドル台と予想したが、6千万ドル台に上方修正したい。
スティーヴ・カレルは、13年「俺たちスーパーマジシャン」トータル23百万ドルに次ぎ、やや物足りない興行収入となる。
製作費が安いので問題ないだろうが、彼の人気がやや落ちているのか。


5位となったのは新作の「The Best of Me」。
事前には週末3日間で15.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る10.2百万ドルのオープニングを飾った。
製作費26百万ドルの回収が当面の目標となる。
ニコラス・スパークス原作、ジェームズ・マースデン主演のラブストーリー。
ミシェル・モナハンも出演している。
監督はキャリアが長いがヒット実績が少ないマイケル・ホフマン。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたが、ややコケてしまったか。

ニコラス・スパークス原作作品の興行収入は以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
☆08年「最後の初恋」トータル42百万ドル
OP13→25→32→37→39→40→41→41
☆10年「ラスト・ソング」トータル63百万ドル
先25(OP16)→42→50→55→59→60→61→62
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77→79→79→79
☆12年「一枚のめぐり逢い」トータル60百万ドル
OP23→39→48→54→57→58→59→59
☆13年「セイフ ヘイヴン」トータル71百万ドル
木30→48→57→63→67→69→70→70
☆14年「The Best of Me」
OP10百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「The Best of Me」の興行収入は26~34百万ドルとなる。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「The Best of Me」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
「最後の初恋」トータル42百万ドルを下回る結果となりそうだ。
若者向け作品ならば需要があるだろうが、やや年齢層が高いキャスティングではやや厳しい。


6位は2週目の「ドラキュラZERO」。
トータルでは41百万ドルとなっている。
製作費7千万ドルの回収が目標となる。
11年「インモータルズ-神々の戦い-」(トータル84百万ドル)のルーク・エヴァンス主演のアクションホラー。
監督は実績のないゲイリー・ショア。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品と対比されている。
☆13年「ジャックと天空の巨人」トータル65百万ドル
OP27→44→54→59→61
☆13年「ヘンゼル&グレーテル」トータル56百万ドル
OP20→35→44→50→53
☆14年「ドラキュラZERO」
OP24→41百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ドラキュラZERO」の興行収入は61~66百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「ドラキュラZERO」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費7千万ドルの回収が厳しいため、成功とはいえないだろう。
主演の知名度がやや弱かったか。


7位は2週目の「The Judge」。
トータルでは27百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収が当面の目標となる。
ロバート・ダウニーJr.、ロバート・デュヴァル主演のヒューマンドラマ。
監督は、05年「ウエディング・クラッシャーズ」トータル209百万ドルなどのコメディ作品をあてているデヴィッド・ドブキン。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ロバート・ダウニーJr.主演でも、さすがに法廷モノでは大ヒットにならないだろう。

弁護士モノならば以下が参考となるか。
☆11年「リンカーン弁護士」トータル58百万ドル
OP13→29→39→46
☆14年「The Judge」
OP13→27百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Judge」の興行収入は54百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、この対比と同程度となるだろうか。
「The Judge」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できれば、とりあえずは問題ないだろう。
題材的にはヒットは望めない。


8位は3週目の「Annabelle」。
トータルでは74百万ドルとなっている。
製作費6.5百万ドルなので、10倍以上を楽に稼ぎ出している。
公開前に『ヒットしないが、ほどほどに稼ぐか』と書いたが、予想を上回るヒットとなりそうだ。
ヒットした「死霊館」のスピンオフのホラー作品。
監督は実績のないジョン・R・レオネッティ。

参考作品は以下のとおり。
☆11年「インシディアス」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆13年「死霊館」トータル137百万ドル
OP42→84→108→121→128
☆13年「インシディアス第2章」トータル84百万ドル
OP40→60→69→75→79
☆14年「Annabelle」
OP37→62→74百万ドル→
「インシディアス」以外の作品との対比で考えると、「Annabelle」の興行収入は90~94百万ドルとなる。
評価は普通なので、高い伸びはないだろう。
「Annabelle」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
「インシディアス第2章」がライバルとなりそうだ。
ホラーはちょっと当たるとシリーズ化してヒットが止まらなくなるようだ。


9位は4週目の「イコライザー」。
トータルでは89百万ドルとなっている。
製作費55百万ドルなので、楽に回収が終了した。
製作費が安すぎるが、デンゼル・ワシントンのギャラが安くなっているのか。
アントワン・フークワ監督、デンゼル・ワシントン主演のサスペンス作品。
クロエ・グレース・モレッツも出演している。
公開前に『アントワン・フークワ監督作品なので、大ヒットはしないがそれなりに稼ぐはずだ』と書いたが、「トレーニング・デイ」以来のコンビであり、予想以上のヒットとなりそうだ。

アントワン・フークワ監督の初の1億ドル突破作品となるだろうか。
☆13年「エンド・オブ・ホワイトハウス」トータル99百万ドル
OP30→55→71→82→89→93
☆14年「イコライザー」
OP34→64→80→89百万ドル→
これとの対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は107百万ドルとなる。
「エンド・オブ・ホワイトハウス」を超えるかが注目となる。

デンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下の通り。
☆10年「ザ・ウォーカー」トータル95百万ドル
OP33→61→75→082→088→091
☆10年「アンストッパブル」トータル82百万ドル
OP23→42→60→069→074→077
☆12年「デンジャラス・ラン」トータル126百万ドル
OP40→78→98→108→116→120
☆12年「フライト」トータル94百万ドル
OP25→47→62→075→081→086
☆13年「2 ガンズ」トータル76百万ドル
OP27→49→59→065→069→072
☆14年「イコライザー」
OP34→64→80→089百万ドル→
これらとの対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は103~112百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びそうだ。
「イコライザー」の興行収入は先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
デンゼル・ワシントンの人気は落ちそうで落ちない。
アントワン・フークワ監督も再び大作を任されそうだ。


10位は5週目の「The Maze Runner」。
トータルでは91百万ドルとなっている。
製作費34百万ドルの2.5倍以上を回収している。
あまり実績のないウェス・ボール監督のSFサスペンス作品。
若者向け小説の映画化。
実績のない若手俳優が出演している。
公開前に『「ハンガーゲーム」「ダイバージェント」と同様にヒットしそうだ』と書いたが、爆発的ではなくほどほどのヒットとなりそうだ。

以下の作品がライバルとなるか。
☆14年「ダイバージェント」トータル151百万ドル
OP55→94→114→125→134→140
☆12年「ジョン・カーター」トータル73百万ドル(製作費250百万ドル)
OP30→53→62→66→68
☆13年「エンダーのゲーム」トータル62百万ドル
OP27→44→54→57→59
☆14年「The Maze Runner」
OP33→58→74→84→91百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Maze Runner」の興行収入は96~103百万ドルとなる。
評価は高く、伸びが意外と続いている。
「The Maze Runner」の興行収入は3週目まで8千万ドル台と予想したが、先週に引き続き9千万ドル台と予想したい。
製作費が高くないので、十分すぎる結果だろう。
続編の制作も決定している。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆マイケル・ベイがプロデュースしたホラー「Ouija」
☆キアヌ・リーヴス主演のアクション「John Wick」
ハロウィーン時期でもあり「Ouija」はヒットするだろう。
評価はかなり高いようだが、「John Wick」はヒットはしないだろう。

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